2019年_3月14日
しぇるぱ単独
山域:広島県三次市と世羅町

近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山ずしやま全部踏破

 

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前回、頭士山に登りました。折角GPSにウェイポイントを転送していたのに、うっかり麓で消去してしまうという間抜けなことをしてしまった。
ウェイポイント=GPS上の目印がないと心もとないので、頂上まで登って、そのまま引き返しました。そんなはずじゃなかったのだ。
今度はそんな凡ミスはしないぞ。GPS上にウェイポイントを転送して、歩き始めのGPSのクリアなどせずに歩き始める。
今朝は空気が澄んでいる。見えているのは、岡田山に津田明神山、こっちから岡田山は確認できる。岡田山から見ると、頭士山は確認できるかなぁ。その他大勢の中に埋没しているだろうなぁ。
左にぽつんと飛び出しているのが津田明神山、平らな山が多い中で明神山三山は他を圧しているよ。
世羅町と三次市の境界に差し掛かる。このあたりから植林に入って行く。植林の中に自然と道があります。
二つの大きな岩の前を通過する。二つの岩を同時に写真に撮るには、行き過ぎて振り返って撮るしかない。
今までは植林の中を歩いてきた。成長した植林なので下生えがない。実に歩き易い。
ここからは植林を抜け出して自然林の中を行く。幸い、疎林なんですよ。枝葉が繁って邪魔をする、そんなことはない。今は季節が最適なのかな。夏には枝葉が邪魔するかもしれないね。
再び植林に入って行くと頂上は近いのだよ
ここが頂上、三角点の周囲には植林するのを避けているので、三角点の周囲だけ灌木に囲まれてている。
三角点の標石にICチップを埋め込む作業が進んでいるが、ここの標石にはチップが見当たらない。
さて、降りるかね。西から登って来たから東に下りて行こう。植林の中を歩くから歩き易い。谷に下りずに尾根沿いに歩いて行けばなんとかなるだろう。
整然と並んだ植林の木立を進んで行く。下りの傾斜が激しいのだが、写真に撮っても伝わらないのが残念だね。
ケモノのヌタバがある。雨水を溜めてとうとうヌタバに仕立ててしまった。水のある谷筋に作るのではなく、水のない尾根に作ってしまうから驚くのだよ。
先ほどからちょいちょい現れるのだが、赤テープ、登山者の合図なのかねぇ、山主の境界主張か、測量業者の遺物なのかしらねぇ。
テレビのアンテナが捨てられている。地デジに変わったからアナログのアンテナは放棄したのかしらね。
その後、民家のあるところでケーブルテレビを発見した。おぅ、ここには世羅テレビがあるんだ。ネットで調べてみると、運営は三原テレビに委託となっていました。
公設民営の典型ですね、ケーブルは世羅町が設置、運営は三原テレビ、何もかも自前でやるよりも賢いやりかたかもしれないね。
最後のガサガサっとしたヤブを抜けて、山仕事の道へ出た。そのままたどると舗装路に出た。赤根の最後の民家の前に出たわけだ。
民家の横の道を山越えすると、三次市甲奴町に出るものらしい。そこまで実証することもない、グーグルアース、グーグルマップの空中写真を見ればじゅうぶん納得できる。
石垣の角を曲がると、赤根集落の中心に出る
案内板がある。地名はよくは知らないが、あとで地図と引き比べて、はぁん、それぞれの道を確認した。
県道に出た。県道428号線。甲奴の宇賀と世羅の安田を結んでいる県道なんですよ。
切り通しを抜ける。抜ければ品山という名前の集落に出る。
品とは、このあたり一帯の地域名なんですよ。甲奴町、吉舎町、世羅町、ぐるり一帯の総称なんです。一番名高いのは品の滝、交通標識でも案内が出ている。
で、その品山の集落、眠ったような集落で、健在な集落なのやら、抜け殻の集落なのやら、どっちなんだろうなぁ。
ここから谷を隔てて果樹園の造成をしている。これだけ大規模な資本投下をしているのだから、品山の衆は眠っているのじゃないのかもしれない。
道の下には大規模な伐採がある。その後に植林してある。苗木が植え付けられている。見通しが効いてこれはええなぁ。
道の膨れたところに駐車しておいた車が見えている。頭士山を縦断して全部巡ったのだ。山が小さいので距離も時間もたいしてことないが、念入りに巡ったということで、満足しております。
帰りに品生活改善センターの前を通る。ここは品中央という名の集落、峠に民家が集まっているのですよ。山の上に集落がある、民家が数多くある、というのが不思議だなぁ。
似たような例として、吉舎町の蜂郷集落(撫臼山、岡田山への駐車場所)、三次川西の上田集落(岡田山、上田明神山の麓)、この界隈は類例が多いのですよ。
参考、関連のコース
2009年_2月24日 近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山ずしやま
道の膨らみに駐車 三次市・世羅町の境界 ふたつの大岩がある 頭士山頂上
東へ降りる方向 ヌタバ 東の麓、赤根集落 案内標識
県道に出合う 切り通し 品山集落 県道の下は伐採地

 

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