西国巡礼

第30番 竹生島 宝厳寺 (ちくぶしま ほうごんじ)
平成14年4月20日巡拝

 

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船から見た竹生島先月、竹生島目指してこの長浜桟橋まで来たことがあるんですよ。その時は、春の嵐で船が欠航、あきらめて帰ったもんだよ。
今日は天気も安定している、船はちゃんと就航していることだろう。
なんと、10時30分の船にもうちょっとのところで間に合わなかった。次の船まで時間つぶしをしなきゃね。
前も長浜黒壁スクウェアのあたりで遊んだよな、やっぱりその界隈が面白そう。
長浜曳山博物館、ここへ入ってみるか。
弁天堂山車が収納してある、京都の山鉾、高山の山車と同種のものなんだね。山車の舞台が4畳半、大きなもんだな。ここで子供たちが歌舞伎の所作をするんだってね。
今も使っているものの展示なんだ、過去の遺物の展示じゃないもの、面白かったね。
さぁて、時間だ、船に乗ろう。
湖の上から見るものがけっこうあるよ、エリがある、魚を取る定置網に代わる竹ざおの列なんだね。
島に近づいてきた、寺の反対側の森がやせて見える、ウの所為なんだってね。
船着場と観音堂鳥のウが繁殖しすぎて、糞害で植物が枯れてしまう、ということだそうな。寺の側にはひとがいるから寄ってこないんだってね。
竹生島に着きました。
なかなか急な階段だね、ここに寺を建立しようとは思い切ったアイデアだね。ここに来るには船に頼らなければどうにもならない、西国巡礼で一番の難所かもしれない。
本堂前に納経所、本尊は弁財天なんだよね、弁天さまの前で観音朱印をもらうのは変なもんだよね。
観音堂直登の階段をさけて迂回路を行こうか。ほほぅ、下には船着場が見える。みずうみは、なるほど、うみなんだなぁ。
下の建物が観音堂なのか。ちゃんと観音堂があるので安心、ふぅん、これは国宝なのかい。
観音堂の奥に回廊がある、これも国宝、地味な建物で、どこが国宝の由縁なのかよく解らないな。
この奥に神社があって、都久夫布須麻神社、普通、神社の幕は白いもんだが、ここのは赤い幕、はてね。
国宝が水際の崖上にだけ集まっているのは変じゃないかと、後でガイドブックで調べてみると、こういうことなんだとさ。
明治の神仏分離で、弁天堂を神社本殿にしてしまったんだと。
そこで、上に新しく弁天堂を建て直したんだと、これは新しいから国宝指定は無理だよね。
船の時間だ、帰ろうよ。

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