第１８番本性院巡拝記

鴨方から金光を抜けて倉敷の玉島地区へと進むのですよ。
国道２号線は高架になるんだよね。ありゃ、間違えた、と気が付いても、だいぶ進まないと高架から降りることができない。
やっと引き返して、玉島を海岸近くまで南下して、沙美の地区まで進んで行く。
曲がりカーブに、本性院、敬愛幼稚園と看板がある。この先50メートルで曲がるのだ。
ここが曲がり角、街道から離れて路地に入って行くのだね。
敬愛幼稚園があって、この幼稚園は本性院の経営なんだね。
駐車場があるから、ここで止めよう。
岬の上で、海が見える。見えているのは水島の工業地帯なんだろうね。
墓場から入る道もあるが、こっちが正面、と案内がある。塀の間から入ってほしいのだろうね。
石柱の上に仁王が載っている。ずいぶん可愛い仁王像だね。
門から正面は庫裏で、右に曲がって本堂に直面する。
境内には、松があって、傘を広げたように枝を四方八方に伸ばしている。
名前が雨笠松、傘ではないのだよ、笠なんだよ。
たぶん、傘は直線だが、笠は曲線だもの、市女笠のカーブと松のカーブが重なって、イメージを補強しているのでしょうね。

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