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最初だから目新しくて、朝が来るのが待ち遠しいね。
今日は昨日に続いて、庄原の街を行こう。
昨日は日曜日で交通は閑散としていたのだ。今日はウィークデイ、トラックは通るは、ダンプは続くは、とても車道は走れない。歩道を進んだほうが安全というもんだよ。
昨日は南へ展開したが、今日は北へ進路を展開するよ。
庄原の市街地に入る手前に三日市という土地がある。今は普通の住宅地だが、昔は商店だった名残りがあります。
三日、十三日、二十三日には市が立ったんだろうね。
庄原と三日市の関係は知らないが、三次と十日市のように、競争関係、協同関係にあったのじゃなかろうか。
今は、市街地の外周をバイパスが迂回しているが、その昔は、この道が大街道だったはずだよ。
その庄原の中心には入らず、坂道を西城川のほうへ走って行く。
普通、川っぷちに町が出来るもんでしょう。ここは不思議なことに、川に港・津を築こうとせずに、台地の高台から町が始まった。
今でも、市街地は川の近くまでは届いていない。
この先は、西城川に沿った道なんだが、ここも国道なんですよ。車道は危ないので歩道に逃げる。
えらく狭い歩道で、ガードレールにぶつかりそう。家の生垣で擦りそう。
幸い、時間帯は小学校の子供は登校したあと、あとは誰も歩くひとなんかいないから、安心して自転車を漕げるんだがね。
国道はこの先、比和から県境を越えて島根県へ向かうのだが、そっちへは行かない。県道で、口和のほうへ向かう。
道は、西城川から離れて行くのだよ。峠を越えて比和川を渡り、さらに峠を越えて行く。
口和町のウェルカム看板があって、ここが旧の境界、合併以前はここが境だったのだよ。
峠を越えて、口和町の目抜き通りに進むのだが、新しいバイパスが出来ているので、目抜き通りはパスしてしまうのだね。
進むに従い、にょっきりと橋脚が出現する。
これが中国道の枝線の尾道松江線、ただいま建設中です。
再び西城川に再会する。
この橋はものすごいぞ。橋脚の上、橋げたを載せる枕に流木が引っかかっている。
ここまで洪水の水位が増したのかい。当然、橋は水没したことだろうね。後の世への戒めに、流木を撤去せずに用心するよう言い聞かせているかしらね。
今日の走行距離、32.1キロ、2時間34分


庄原の町並みから西城川へ庄原は川を避けて立地したのか	西城川沿いの国道、歩道を作る余地がなくて、狭い歩道

比和には行かない、口和の方向へ	比和川が合流する、この上流は川の本身しか無い狭い谷

口和町のウェルカム看板、和牛が日本一と自慢している	高速道路尾道松江線を建設中

再び西城川と再会する、あれ、橋脚の上にあるのは？流木だよ	自転車でゆっくり走っているから、こんな姿を発見できたのだ