馬洗川水系上下川灰塚ダム

08年8月7日

ダム堰堤から始めてぐるっと一周しております
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
前々から灰塚ダムは自転車で走る候補に予定していました。よし、今日、行こう。
我が家から自転車を走らせていては時間がかかってしょうがない。車で自転車を持って行くほうがベターだろう。
灰塚ダムの堰堤に来て、駐車できる場所は左岸の駐車場、上流から下流をみて左側だよ。
自転車は堰堤を進んで右岸に進む。ここからはダムの北側の道を進むんですよ。
田戸岬と案内がある。ダムの岬とはなんだろう。尾根が突き出して水没しているのだ。岬だよなぁ。
この岬から先の水面に噴水があがっているのだ。寄ったとき噴水がちょうど休止の瞬間だったのは不運だったね。
岬の道をそのまま引き返して道を進む。
ダムの中央あたりに灰塚大橋があって、ダムの右岸・左岸を結んでいる。ここでは橋を渡らずそのまま進む。
川の中に堰堤でせきとめてある。ここが川井堰堤、田総川をせきとめて、一定の水位を保っている。
堰堤の背中が変化するのでもなく、水は流れるがまま、渇水のときも豪雨のときも同じ水位というのは何か意味があるのだろうね。
対岸の県道が近づいてきて、渡る橋が羽地大橋、この上流は庄原市の田総の里で、水没して移転した団地があるのですよ。
ここで橋を渡って左岸に移る。支流が流れ込むので橋がある、木屋猿喉橋、橋と接近してトンネルがある。
トンネルを潜ればショートカットしてしまう。なるべく湖岸に沿って進みたい。トンネルの手前に道があるのでそっちへ進む。
今は田総川の左岸を歩いているが、上下川の水面に移っていくことになる。南にぐっと入り込んで行くのですよ。
堰堤があって、知和堰堤、この堰堤の役目もここで同じ水位を保つようになっているみたい。
ふたたび県道に出て、(あのね、トンネルを抜けてもここで一緒になるのですよ)、知和大橋を渡って上流を見ると一面の湿地帯になっている。
ウェットランドと看板があって、湿地帯のことを指すもののようです。
ウェットランドとはラムサール条約の規定で、湿地帯よりもっと広範囲の概念を指定しているようですがね。
もっと小規模なものはビオト−プ、これは小学校の校庭でも民家の片隅ででも、箱庭的に組むことができる。
県道から離れて上下川を下流に向かう。
さっき知和堰堤を見たが、今度は反対側から堰堤の全貌が見える。右岸からは見下ろすかたちでよく見えなかったが、今度ははっきりと見える。
ふたたび、上下川と田総川が合流して、ダム本体の水面は広がってくる。
さっき見た灰塚大橋を反対側から眺めることになる。
灰塚大橋を渡って、もとの道へ帰ってもええのだよ。でもね、完全周回を目指したい気持ちはやっぱりあるよね。
灰塚大橋に背を向けて進んでいこう。
噴水が目の前で上がっている。田戸岬の対岸を進んでいるから、真正面にみえるのですよ。
ここから先はダム湖岸という雰囲気から離れてしまうのだよ。
道を進めば集落に達する。ここは灰塚のダムの底から移転したひとびとの団地で、のぞみが丘、すごい豪邸が並んでいて、三次で一番、ビバリーヒルズが本家なら、ここは三次ののぞみバリーヒルズ、周囲とかけ離れた雰囲気だよ。
気を取り直して先へ進む、ハイヅカ湖畔の森へと看板があって坂道を登る。
これが結構つらい坂道なのだ。坂道の下りにレストランがあって、敷地の中にはバンガローや展望台の設備があるのだよ。
坂道を下りきったところに駐車場、ここが最初の出発地、ぐるっと一筆書きに一周したというわけです。

灰塚ダム、国土交通省の直轄事業 治水対策、上水道水源がこのダムの目的
ダムのほぼ中央に灰塚大橋 川井堰堤、田惣川からの流れをここでプールする
羽地大橋、この上流は田総の里 知和堰堤、この上流は上下川、ここで流れをプールする
田戸岬の沖合いに噴水、近くで水中に酸素も放出している ハイヅカ湖畔の森へ、高台へ登り、出発したダム堰堤へ
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