作木カヌー公園、高丸林道、常清滝

08年8月18日

川沿いの南端から始めて反時計周りに一周しています
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
作木のカヌー公園には自転車のコースの絵地図の看板があります。
Cコースが極端な登り下りのコースのようで、いずれはいっちょトライしてやろうと心待ちにしていました。
今日がその日、お盆の前後は活動差し止めの禁令が明けて、もう自由になった。
カヌー公園に行くには、三次から江の川沿いに進んだほうが距離は短い。ただし、道が狭くて離合に難儀するのを忘れていたよ。
しまったなぁ、この道をチョイスするんじゃなかった、と反省してるうちに作木カヌー公園に到着したよ。
Cコースの始まりはカヌー公園から新熊見発電所の前を通って、熊見川の谷を登って行くのだ。
カヌー公園からすぐに国道から離れて、立体交差の下の道を進むのだ。目の前に発電所が見える。
道の入り口にはバリケードで進入を塞いである。全面通行止めと掲げてある。
道が崩れているならその地点まで行ってみようか。そこから引き返せばええだろう。
橋を渡り、もう一度橋を渡って、反転して谷からどんどん離れて行く。もう一度反転して、あれれ、谷を見下ろす山腹を進んでいる。
登り過ぎたとみえて、下り道になってきた。谷沿いの道になったよ。これからはずっと谷川に沿っての道だった。
ゆるゆるとペダルを踏んでいるので、ブユが寄ってきてかなわんな。
自転車を止めて、10匹もいただろうか、パチンパチンと退治してやった。
自動車が通る道なら自転車も漕げるだろう、降りて押すなど不細工なことはしないぞ。
ただね、時々、自転車を止めてブユ退治、そして汗拭き、水飲み、これをしないと参ってしまうよ。
ゆるゆるとした谷沿いの道なんですよ。この先で道が二分している。
真っ直ぐは地道、そっちではないね。橋があって、左折して橋を渡れば舗装路のええ道が続いているよ。
この橋の名前が高丸口橋、ふむ、この道を進めば高丸に到着するということを名前が示しているね。
ここからは一挙に登る道で、情け容赦のない道なんだね。
ふと顔をあげると、中空に道が見える、ガードレールが見える。ぎゃふん、あんな高みまで漕いで登らなきゃならんのか。
下から見たところでは左から登って行くように見えたが、実際は右から登って左へ横切る道だった。
すぐその先に峠の切り通しがあるように見える。ガードレール越しに下を眺めるより、急ぐ気持ちが勝ってしまう。
偽の切り通しだった。いかにもそう見えるが、本当は山あいを抜けてさらにまだまだ登らなきゃならない。
がっかりしながらもさらに漕いで漕いで登って登って、分岐に出てきた。通行止めのバリケードが道を阻んでいる。
どこが崩落したと言うんだろ。下のバリケードから上のバリケードまで、どこにも崖が崩れた現場はなかったけどね。
分岐は変形の四差路、左に民家が見えて、右に電線が延びていっている。この奥にも民家があるのだろうね。
このあたりが高丸の集落なのだ。
集落の真ん中で、道は二分しているが、なんとなく直進の道をチョイスした。勘で選んだのだが、正解だった。
下りの道が続いて、谷を見下ろす場所に出る。
この谷に作木の中心があるのだ。市役所の支所、中学校、保育園。
旧村役場など昔からの中心が、江の川沿いではなく、支谷にあるのは何故だろう。水害を避けてのことなのだろうか。
港とか大津とか、水運に係わる地名が江の川沿いにはあって、産業の中心は江の川にあったのにね。
道は常清滝への分岐に差し掛かってきた。自転車をここに置いて、歩いて滝に向かおう。
ここが常清滝、縦に長い滝で、とても一枚の写真には撮れない。
あとは江の川の岸辺まで出て、カヌー公園まで帰ることにしよう。
カヌー公園の手前で、国道は熊見トンネルを抜けるが、川沿いに旧道が残っている。そっちの道を進もう。
はい、カヌー公園まで帰りました。
14.8キロ、110分と看板にあるが、実際は、15.8キロ、136分で走った。常清滝まで往復したので、そのぶんをプラスアルファすればそんなもんだろうね。
帰りの道は、江の川沿いの道を戻るのは嫌だね。
遠回りにはなるけれど、旧村役場まで戻って布野からの広い道を帰ることにしようぜ。

江の川カヌー公園さくぎ 自転車マップ、Cコース緑色のコースを行く
熊見川の谷へは下へ下りて、立体交差を潜って進む 直進は地道、別の道、橋を渡って舗装路を進む
中空高く道がそびえている、あそこまで漕いで登るのか 市役所支所、保育所、中学校、作木の中心地
常清滝、滝つぼから中間まで 中間から滝頭まで、ふたつを繋ぎ合わせてイメージしてね
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