庄原から帝釈峡往復

09年5月29日

庄原から帝釈峡を往復
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
庄原から出発するということは、庄原・東城・西城を三角形で一周したい、それは無理だろうから、せめては東城まで行って、戻って来たい、そのつもりなんです。
イオン系列のTHE BIG の駐車場に車を置いて、ごめんね、ちょいちょい買い物してるので勘弁してね。
庄原インターの前を通って、この先で坂道を登って下る。峠とまでは言えないね、背を越える、と言えばええかなぁ。
国道は南へ走っているが、ここで県道を東城の方向へ左折する。本村の谷を登って行きます。
1954年(昭和29年)本田村を含む町村が合併して旧庄原市が出来ました。今はさらに近隣を合併して新庄原市になっています。
もとはと言えば、本田村は1942年本村と峰田村が合併してできた村でした。
いまは、住所は本村町、小学校は本小学校(休校中、生徒は峰田小学校へ通学)
過去を類推するに、本田村当時は、住所を本田村大字本、庄原市になってからは、庄原市本町とは言えないから、庄原市本村町、こんな経過があったのではないかしら。
さて、その本村の谷を自転車で登っているのだよ。
背後にそびえている山は大黒目山、前峰の権現山が見えているわけで、ほんとは大黒目山は麓からは隠れて見えないのだよ。
その大黒目山の山裾を延々と漕いで行く、葦嶽山、日本ピラミッドへの分岐はそのまま進む、今日は脇目もふらずに進んで行く。
このあたりが中山峠で、中国縦貫道の中山トンネルも近くにある。
看板があって、ここが分水嶺、日本海に注ぐ江の川水系と瀬戸内海に注ぐ高梁川水系の分かれ目なのだよ。
道路の雨水を観察すればええのだよ。本村町側に流れるか、東城町側に流れるか、その境目がここなのだよ。
分水嶺から200メートルも進めば本村町と東城町の境界になる。
ここは中山峠と屋根付きの看板が現れるが、これは主に縦貫道の通行車両に見せてアピールしているのだよ。
屋根付き看板からもうちょっと東城町寄りのところが最高地点かな。
ここに中山峠と名前があるということは、中山はどこにある、いいえ、中山という山はありません。
庄原と東城の中間だから中山峠、山と山との間を抜けたので峠に名前はあっても、山は無視されたんでしょうね。
たらたらと下り坂をたどって、まばらに民家が点在して、わずかな集落、県道沿いに人家が少なくて、ここから奥に入ったところに人家がもっと多いのです。ひとはどこを好んで住むのか、選ぶ根拠がよぅわからん。
県道の両側は深い森で、森を抜け出したところが、帝釈の集落、ここから先が帝釈峡なんだよ。
もともと、最初の企画は東城の町に行く予定だった。
4時までには戻ってなきゃならない。これ以上時間をかけられないな。東城の予定を変更して帝釈峡で引き返すことにしよう。
帝釈峡の渓流に沿って、鍾乳洞の白雲洞がある。何度も入っているから今日はパス。
唐門がある。石灰岩が水で溶け出して岩に大きな穴を開けたのだ。
巨大な鉛筆のような細い岩がある。鬼の供養塔と名付けてある。こんなのあったかな、覚えていないよ。
説明看板が新しいよ。最近の見立てなんじゃなかろうか。
雄橋まで行って、ここで引き返そう。雄橋は巨大すぎて、写真一枚に全景は入らないのだよ。
あとは、来た道を戻るだけ。さぁて、戻ったぞ。
スーパーの駐車場は朝はガラガラだったが、午後の今は混んでいるねぇ。
イオン系ザ・ビッグの駐車場 峰田交差点、国道から離れて県道へ左折
日本ピラミッドへの分岐 分水嶺、道路の路面で水の流れを観察すべし
屋根付きの案内看板、この周辺が中山峠 鍾乳洞、白雲洞
唐門 鬼の供養塔
雄橋の左岸 雄橋の右岸
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