天神嶽山麓を一周(林道篇)2

10年5月21日

天神嶽山麓を反時計回りに林道を一周
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
先日の天神嶽山麓一周、もひとつ自分では納得してないのですよ。
あんなに大きく周回の円を描くつもりではなかった。大きな円を描くつもりか、小さな円で周回するか、狙い・意図というものがあるんですよ。
前回は意図に反していて、「わしはこんなところに来とうはなかった」
やはり、最初の意図は貫こうよね。
前回と同じ、安宿あすかの農協倉庫、その前の空き地に駐車させてもらう。
今度は、反時計回りに回ろうね。
下流へ向かうと山が迫って、そこはどんどん淵、河童の淵だと幟を立てているが、清流ならともかく、川の水は田植えの泥水が流れているので、興ざめなんですよ。
山が迫った谷を下りていくと、国道486号線から分岐する道がある。
三原市の境界看板があるし、橋の名前が境橋、昔々から村の境界だったのだね。
道は真っ直ぐ伸びているが、真っ直ぐの道は黒谷集落へ向かう道、大回りのコースになるのでそっちには行かない。
90度曲がって左折しよう、谷に沿う道を進む。
自動車が通ることなどないだろうと思っていたが、農協の車は通る、荷物を積んだトラックは通る、ちゃんとした現役の道なのだ。
谷沿いの真っ直ぐな道がカーブしたところで、畜舎の臭いがしてくる。牛か豚の臭いだな。
口蹄疫が取りざたされているこの時期、関係者以外が接近するのは自粛しなきゃならんだろうね。
鳥インフルエンザが蔓延していた当時、養鶏場の鶏舎に近寄るのは自己規制したものね。そんなことを思い出す。
ここで再び電線電柱に出会う。山の反対側の吉原から引いてきているのだ。
この先、道が分岐しているが、吉原と矢印がある。ここは素直に矢印に従おう。
道のそばに池がある。
この界隈の池は不思議なところに開発されているんですよ。峠の鞍部に池があるのを良く見かける。
池のあるあたりが、安宿あすか吉原間での最高地点なんですよ。
吉原に向かうと、たんぼが現れる。峠からすぐの位置でたんぼとなる。吉原側は平面で、安宿あすか側は斜面なんですよ。
道は電線に沿っていると断定すれば判り易いでしょう。真っ直ぐと左折との分岐で迷うが、電線のあるほうを選べばよろしい。
集落にさしかかって、ここらへんは天神沖、天神嶽への案内がある。道は反転して、ここからは登りの道になるのですよ。
道も左右に蛇行しながら登っていくが、自転車でも蛇行して、蛇行に蛇行を重ねて登ることになる。
正面に天神嶽が見えている。あれは中天神、頂上に見えるのは大岩で、岩が積み上がっているのですよ。
天神嶽登山道を示す案内が出てくる。頂上まで1時間と書いてある。
舗装の林道から地道のほうへ向かう。砕石舗装なんだが、自動車に踏まれて砕石の角は丸くなって、パンクは心配しなくても大丈夫だろう。
ここが登山道入口の駐車場、これほど広い駐車場ということは、祭礼のときにはさぞかし賑わうのだろうね。
神式なのか仏式なのか、祭祀祭礼の場所があるのですよ。どこが中心なのか、それもゆるゆるなんですよ。
そこは曖昧なまま追求はしないで、引き返して、林道を進んで行く。
池があって、この池のあたりが林道の最高地点なんです。自然に出来た池なのか、人工池なのか、判断がつかない。
池の先からは下り坂、気持ちよく風を切って走って行ける。
林道の出口、県道と合流する。県道から見えてる山は西天神で、西天神の頂上からは展望がよぅ効くよ。
豊栄町の市街地に入って、国道375号線に合流、すぐに国道486号線に乗り換えて、あとは安宿あすかへ戻るだけ。
農業倉庫が見えて来て、さぁ、戻ったぞ。
安宿の天神嶽案内図 国道486号線、ここは豊栄町大和町の境界で、山側の道へ
安宿吉原の間、池があって、ここがその間の最高点 吉原側のたんぼに出会う
天神沖、ここから林道へ、天神嶽へ 道から見える中天神、頂上の岩場が見えている
左へ向かうと、天神嶽登山口駐車場 天神嶽登山口の駐車場
林道天神線での最高地点 林道の出口
西天神が見えている 豊栄町の市街地へ入る
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