比婆山山麓、県民の森、熊野神社

2011年9月12日

南から出発、県民の森を経て、熊野神社
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
今日のコースは昨夜急に思い付いたんですよ。
比婆山は山麓を周回するとしたらえらく大回りしなきゃならんが、東の麓・南の麓に限定すれば、絶好の周回コースがあるじゃないか。
地図をながめているうち、ああ行って、こう戻って、と明日のコースが完成しました。
庄原を過ぎ、西城の市街を過ぎ、熊野神社の石の鳥居を過ぎて、もうちょっと進むと、万原駐車場がある。
ばんばらばんばんばん、なんのこっちゃ、意味不明でしょ。庄原市、西城から東城へ時計回り、ここを見てちょうだい、答えはここに書いてあります。
落合発電所を過ぎて、間もなく、国道183号線と国道314号線の分岐が近づく。
直進する183号線は道後山の山麓を経て鳥取県に向かい、左折する314号線は島根県に向かう。ここは左折するんですよ。
二回ほどトンネルを潜って(梶谷トンネル、皿谷トンネル)、どっちも短いトンネルだよ。
間もなく、国道と県道の分岐に差し掛かる。県道の案内に県民の森、県民の森を目指すのだよ。
ここはけっこうな坂道なのだよ。六の原ダムがあるので堰堤の高さのぶんだけ登らなきゃならない。
それから先は、ほぼゆるゆる道だよ。
国土地理院の地形図には、一ノ原、四ノ原、六ノ原の地名があるが、えらく番号が飛んでいるじゃないか、他は欠番なのか、記入を省略したのか、そこのところはどうなんだろうね。
六ノ原に到着、公園センターがあるのだが、売店とトイレは利用したことはある、レストランとロッジは利用したことがない、一度は利用してみたいもんだね。
橋を渡って広場から先は、芝生が広がっているのだが、進入禁止の看板がある。自動車進入禁止の意味なんだろうが、自転車は規制に引っ掛かるのかしらね。
ここで引き返そう。
ずぅっと戻って行くと、三叉路がある。谷沿いに左から来たのだ、直進して、山を越える道のほうへ進んでいこう。
えいえいと漕いで行って、ここが最高地点、ここからは下り坂なのだよ。
短いトンネルが連続する、衣木トンネル、熊野トンネル、尾根の山襞を突き抜ける短いトンネルだよ。
道はいったん降りて、三叉路となる。このまま直進の道を進む。また登らなきゃならんのだよ。
切り通しを突き抜けて、下りになったら、そこは熊野神社の領域なんだよ。
竜王山から尾根が突き出していて、その尾根へ登る石段がある。石段の先には熊野神社の境内が広がっているのだよ。
自転車でふくらはぎを酷使したので、石段を登るのは堪忍してちょうだい。竜王山に登ったことがあるので、神社の雰囲気は味わったことがあるからね。
案内の看板によると、奈良時代までは比婆大神社と称していたものらしい、平安時代初期には熊野神社と名前を変えている。
主祭神が伊邪那美神とある、イザナビが女神、イザナギが男神、出雲の熊野大社はイザナギの子供が主祭神。
経過としてはこうだろうとわたしは考える。
初め、イザナビを主祭神とする比婆大神宮があった、主祭神を変えることなく、出雲の熊野大社の末社に連なった。
比婆山の御陵にはイザナビが葬られている、ということなので、主祭神はイザナビ、これは譲れない、名前は熊野神社の系統に転籍しても、それは構わない、こういうことではなかろうか。
さぁて、降りて行こうじゃないか。
熊野神社からは下り坂で、県道と合流する。
この県道は冬季には雪が積もって通行途絶する県道なんだよ。ここ熊野神社までは除雪するだろうが、比和へ抜ける山越えの道は雪が融けるまで通行不能になるのだそうな。
ここから先の谷の道はけっこう長いんですよ。
県民の森への谷は人家はそんなに無い、まばらですね。こっちの谷は途切れ途切れでも連なっているよ。こっちのほうが歴史の蓄積が分厚いのだよ。
さぁ、国道と合流する分岐に出てきたよ。はるか熊野神社への石の鳥居が立っている。扁額は、摩耗しているが、熊野神社とある。
ここから駐車した万原駐車場まではそんなに遠くない。上流へ向かう道だが、感覚的には水平な道と言っても通用するね。
さぁ、帰ってきました。坂道、峠道があったが、短時間だから疲労感などは残っていない、この程度の時間のコースが最適だよねぇ。
万原駐車場、本来の目的は冬季チェーン付け替えのためか この先で国道183号線と314号線が分岐、ここは左へ
国道と県道の分岐、左折して県民の森へ 県民の森、公園センター
 
真正面に比婆山、御陵が見えている 三叉路の左から来たのだ、ここは直進する
峠越えの最高地点 二番目に高い地点、見えている森は熊野神社の神域
石段を登ると熊野神社の境内 熊野神社の鳥居、扁額には比婆大社とある
国道と合流 国道にある鳥居、扁額には熊野神社とある
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