旧三次西小学校校区の裏山の山道

2020年_8月27日

尾関山公園から、旧三次西小学校の裏山を一周

 

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メジャーなコースはそろそろ行き尽したので、マイナーなコースにも足を向けてみようかね。
今日のコース、地元の自転車乗りもほとんど知らないと思いますよ。
尾関山公園の駐車場に車を止める。ここから自転車を走らせるのだが、時間帯がちょうど中学生の自転車での登校時間なのだ。向き合う格好になるので、こっちが避けてやらなきゃね。
日山橋を渡る。真向かいに旧三次西小学校が見えていて、裏山がそびえている。その裏山をぐるりと巡って帰ってくるのだ。
三次西小学校は2007年に廃校になっているのだ。その跡地には三次西健康づくりセンターが建っている。このセンターは有料施設なんですよ。駐車は可能かどうか怪しいので、尾関山に駐車したのですよ。
三次西健康づくりセンター、デイサービスセンターみよし、ホームヘルプセンターみよしが同居している。これでは利用者限定の駐車場かもしれないね。
建物にはありがとう三次西小と掲示があって、これを見れば廃校したのだなと納得できる。
小学校の塀には、三次市立三次西小学校の看板レリーフを残してある
そこからしばらく下流に進むと、山道への分岐がある。こりゃぁ急な坂道だな。
なんぼ頑張ってもこの坂道を漕ぎ続けることはできない。息が切れて、自転車を降りることになる。この先ずっと自転車を押して歩くことになる。
坂道から振り返ると、江の川が見えている。遠くに見えているのは尾関大橋、国道54号線の橋なんだよ。橋の背後の山は比熊山、三次町の背中の山なんだよ。
自転車を押しながら歩いて、一軒家を見る。地図には大久保集落とあるが、これ以外に家がありそうな様子がない。
一軒家の背後から眺めると、江の川の向こうに粟屋の集落が見えている。粟屋は不思議なムラで、川沿いより山の上に集落が形成されいるんですよ。
日本では、縄文の頃から、弥生の昔から、氾濫の多い川沿いより、山の中腹、山頂からひとが住み着き始めた。それが今なお引き続いているのですよ。
さすがに経済を重視する現在では、山の上の集落は住みにくい。ここの大久保集落が廃墟になって、一軒家になったのは時の流れなんですよね。
大久保集落から反転して南に向かう。北に向かってるだの、南に向かってるだの、あんまりその意識はない。ただただ自転車を押して歩いている。
送電線がある。送電線と鉄塔を写真に撮ってマークしよう。写真のファイル情報とGPS情報を突き合わせて、帰ってから、地図上でココと確定させるためのものなんですよ。
送電線の片方は三次工業団地へ、三良坂のリョービへ繋がっており、もう片方は作木の香淀で変電所に繋がっている。変電所には広島県海岸部からだけじゃなく、島根原発にも繋がっている。
成瀬山国有林の看板を見てからは、道の前後を注意しよう。その先では、今日のコースの最高地点、作木との境界を越えるのだ。
下り坂は一挙に下っていく。雨水が押し出して、道は土砂小石に埋もれている個所もある。ブレーキを締めながら突破していく他はない。
集落が出てくる。作木の東地集落なのだ。
三叉路に出る。県道の終点の看板がある。県道436号線の終点、作木の香淀からここまで、プランではこの先国道54号線まで。案内標識あり。コース中案内標識はここしかない。
県道予定線なのか、林道なのか不明の道を登っていく。ここが峠。無名の峠だが、東地峠とでも仮称を与えておこう。
ここからは下り坂、極端な下り坂ではない、ブレーキを効かせながらゆるゆると下っていく。当然のことだが、ここを逆に登るなら、自転車を押して歩いて登らなきゃならんよ。
宇遠木山国有林の看板がある。このあたりからは、道の山側は布野町の区域、道の谷側は日下ひげ町、三原町の区域なんですよ。旧三次西小学校の校区なんですよ。
道をだいぶ下ったところで道からの展望が開ける。
見えているのは中三原の集落
、国道54号線が見えている。展望が効くのはここだけ。
道を下り切ると、神之瀬川を渡る。橋の名前が宇遠木橋、日本高速削孔の工場と毛利醸造の工場の間に出る。毛利醸造とは、カープソースの製造元なんですよ。
ここからは国道54号線を下っていく。高速道路松江道が出来たので、国道54号線の交通量はうんと少なくなった。道を横断するのが随分楽になった。
これがみはら洞門、川と山の間が狭いのですよ。山が崩落する惧れがある。崩落する岩石を受け止める洞門が必要なのですよ。
もう日山橋も近い。日山橋を過ぎれば尾関山公園の駐車場まではもうじきだ。帰ったぞう。
予定通り、昼前に帰ってきた。家に帰って昼食にしよう。朝飯前のなんとやら、そうではなくて、昼飯前のなんとやらなんだよね。
もしも追っかけで自転車を走らせてみたいひとがいるとしたら、このコース、そんなに面白くありませんよ。
登りはひたすら自転車を押して歩かなきゃならない。下りはあっという間で、ここぞという面白ポイントは少ない。
十数年前に車で走り抜けた記憶があります。それがあるので、道はこれで間違いないという確信はありました。道を知らないひとがいきなりこのコースに自転車で入ると戸惑うこともあるかもしれません。
迷ったとしても、18キロとちょっと、予定通りのコースを踏まなくても、リカバリーのコースは別にあります。
薦めはしないけど、こんなのもあるよ、という報告です。
尾関山公園駐車場 日山橋 旧三次西小学校 ここから山の中へ

大久保集落 送電線鉄塔 作木との境界 東地の三叉路
東地の峠 布野との境界 宇遠木橋 みはら洞門
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