備後西国三十三観音霊場巡拝
第21番 三峰山浄久寺
平成16年3月4日巡拝
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ほんとは無闇矢鱈に探し回ったのだが、その通りに述べたんじゃ整理がつかない、解りやすく整理して筆を進めるね。
庄原市の境界を越えて、西城町に入るあたり、JR芸備線の平子駅のあたりで、川向こうに渡る橋を探すんだね。
駅から最初の橋が夢之橋、橋のたもとに夢と彫った石碑があるからすぐに解るさ。
川向こうのどのあたりを目指すんだろ、それはね、川の向こう側の杉林の中に浄久寺はあるんだよ。
橋を渡って真っ直ぐにたんぼの中の道を進む、突き当たりは線路、線路に沿って川上に進む。
最初の踏切を渡るんだよ。踏切を渡れば、浄久寺のカヤ、と案内標識が教えてくれる。
大きな大富林道開設記念碑と石碑がある、浄久寺参道と石碑も見える。
ここでは、寺よりも天然記念物のカヤの木のほうが名高いようだね。
林道は先へ続くようだが、カヤの木の案内が反転して指差している、ここで駐車しようかい。
山の麓に寺が見える、あれがそうなんだね。
山門のようなものがあるが、これは山門だろうか。正面からずいぶんとずれて位置しているよ。山門というより通用門というのが正しく見えるよ。
不許葷酒入山門、門の脇にちゃんと石碑があるからには、やはりこれは山門なんだろうね。
山門を潜らずに正面に向かおうかい。
案内看板があって、三峰山青原林浄久寺、へぇぇ、珍しくも青原林と中の名乗りを上げているよ、由緒深く見えるなぁ。
境内の大木がカヤの木なんだろうね、これは太い、倒せば、碁盤がいくつも取れるぞ。
境内の庭には苔が生い茂っている、苔庭と看板に自慢してあったが、なるほどねぇ。
ところでさ、世界遺産は英語でどう書くか知ってるかい、World Heritage 世界遺産と世界自慢とは等しいのだよ。
下品になるから自慢という言葉は引き下げようかね、言い換えよう、苔庭と看板に誇ってあったよね。
踏めばふかふかで、踏むのが心苦しいね。
ねぇねぇ、意識して苔庭に仕立てたんだろうか、心ならずもいつの間にか苔の庭になったのだろうか。
これ、大きなお世話だ、詮索するもんじゃない。
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