備後西国三十三観音霊場巡拝

第27番 珀明山十輪院

平成16年3月22日巡拝

 

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十輪院の駐車場今日は雨だから備後西国を進めよう。
府中市に入るんだが、山に挟まれた狭い地域の市街地なんだね。もっとひろびろとした所と想像していたが、はるかに思いと違う街だね。これでは、拡大発展しようとしても、山に遮られて、もう広がる余地がないじゃないか。
事前に、図上演習しといたんですよ。JRの駅で鵜飼の近くということだった。府中の名門大企業、北川鉄工が近くにあるということだから、探すのにそんなに苦労はしないだろう。
石段を登れば境内結構、路地の道は狭いよ。見当付けて北川鉄工を探し当てた。
ええと、山のほうへ向かうはず、ゆっくり走っていたら後ろのタクシーに叱られちゃったよ。
悪かったね、空き地へ避けるからさ。避けた空き地に十輪院駐車場と書いてある、これはラッキー。
こに駐車して、十輪院を探そう。家並に包まれて寺は見えないが、高みに向かえば間違いないだろ。
十輪院、本堂当たり、十輪院はくめいどうへの矢印がある。石垣にぶつかって、道はふたつあるがどっちに行っても行けるみたい。
ま、南から行くのが普通だよね、ほら、石段の先に石灯籠が出迎えてくれた。
本堂の隣りになにやら立て札があるぞ、珀明洞という洞窟があるんだ。さっきの案内のはくめいどうとはこのことかい。
寺の横の岩盤をこつこつと掘って、16年もかけて掘ったんだとさ。昭和45年完成というから、そんなに古いことではないね。
珀明洞、横手に岩の洞窟中には33体の観音像が安置されているということだが、地下の暗闇で仏像と向かい合うのは不気味だよね。
入口には鍵がかかっている、この鍵を開けてもらうには、当然、拝観料が必要だよ。
100メートルもの長い洞窟を掘ったんだもの、その労力に酬いるためにも喜捨は必要だよ。
で、拝観をお願いしたの? いや、あのね、遠慮するほうを選んだんだよ。

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