備後西国三十三観音霊場巡拝

第32番 妙雲山福盛寺

平成16年3月23日巡拝

 

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堂々と大坊と案内する看板福山の駅家界隈というと、まったく土地勘が働かないな。右往左往して、やっとJRの駅家の駅を見つけたぞ。
駅から普通にたどって服部大池、池の奥に地図看板がある、このあたり一帯を服部と言うらしい。
地図にも、指差し案内にも、大坊と書いてある、これが福盛寺のことだろうな。
地図の案内通りに進んでいくと、特別養護老人ホーム新山荘とある、そこの分岐に大坊福盛寺の案内がある、坂道を登って行くのだね。
福盛寺の仁王門道の端に仁王門がある、ここが境内の入口なんだよね、ところが境内は集落に侵食されて普通の農村風景じゃないか。
往時はそれほど巨大だった、大坊だった、ということなんだね。福盛寺と書いてふくじょうじと読むのかい。
看板によると、広島県下で一番古い仁王像で、鎌倉時代の作品だそうな。
どれどれ、なんにも無いじゃないか、鍵がかかっているのに空っぽだよ。宝蔵庫かなにかに別に保管されているんだろうな、そうならそうと看板に書いて置きなよ。
福盛寺の山門、長い名乗りがある山道が誘導しているのが寺への道なんだろうが、仁王門の方向はまるで真反対なんだよ。自動車道が着いたので仁王門が置き去りにされて、みそっかすな案内になってしまったんだね。
大坊の案内看板が随所にあるから安心して進める、突き当たりは左右どっちへ行ってもOKだそうな。
境内の路傍には石灯籠がずらっと並んでいるね。これに全部火が入ったら壮観だろうな。
ほぅ、本堂と庫裏が見えてきた。クスノキの大木がある、なるほど、古い寺なんだ。
福盛寺の本堂高野山準別格本山妙雲山大護院大坊福盛寺、これが正式な名前なんだそうな。
奨学院淳和院の別当源氏長者征夷大将軍源の○○、どうだ、長いだろう。やぁやぁ我こそは、ってのが寺の名前にもあったんだねぇ。
寺を去って、服部大池から山を越す道がある、ドライブマップにも県道として出ている、そっちへ行こうか。
突然、狭くなったよ。この先が通れるかどうか怪しいもんだよ。
来る時、この道が使えるだろうと進入してみたが、こりゃだめだと退却した道だもの、服部大池から駅家の駅へ戻るほうが確実だと思うよ。

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