中国地蔵尊巡拝

第3番 高量山こうりょうざん永寿院高徳寺えいじゅいんこうとくじ 高野山真言宗

岡山県倉敷市 平成19年10月20日巡拝

 

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高徳寺、全景 高徳寺、鐘楼門 高徳寺、本堂 高徳寺、合掌のモニュメント
第2番の大雲寺から次の寺へ、国道2号線が岡山市内の南部を迂回してかすめて行く。そこへ進んで行きます。
側道は大渋滞だが、国道本線はそんなでもない。特に倉敷市内は、交差点は全部高架で上を通過するので信号に引っかかるということがない。
気持ちよく走れるのだが、国道2号線から降りて、高徳寺に向かうにはどの道を通るかが問題だね。
まごまごしているうちに高梁川を渡ってしまった。山陽道の玉島インターに誘導されるが、手前で抜け出さなきゃならない。
今は合併して倉敷市内なんだが、旧名が船穂町、このあたりはドライブマップを開いても道が判然としないところなんですよ。
ドライブマップに無い道に自動車が何台も入って行っている。ついて行ってみようか。
高速山陽道に並行する道で、広域農道、南備街道と名前が付いている。
方向としてはこっちのほうだな。そろそろここらで曲がらなきゃなるまいて。高速山陽道のガードをくぐる。
新幹線のガードを潜って、細い道の行く先に船穂支所が現われた。そうそう、ここへ出るつもりだったんですよ。
高梁川を上流にさかのぼる道なんだが、新道は堤防の上を走っている。ここは旧道、堤防の下の道を走るのだよ。
古びた看板だが、宝満寺高徳寺、と指差している。こっちの路地へ入って行くのだ。
さらに看板があって、宝満寺、高徳寺、ここで右に曲がります。
あった、ここが高徳寺、石垣白塀の上に新しく普請した寺がそびえております。
門の上に鐘楼があるが、古い建物はこの鐘楼ぐらい。ぱっと見の印象では禅寺のように見えるが、デザインなんだろうね。
あるいは、古い建物を生かすにはこんな格好がベターだったのかもしれない。
他の建物はどれもこれも新しいね。本堂がコンクリート基礎の上に建って、石段を登るようになっている。
石の屏風に七福神が刻まれている。七福神は珍しくはないが石の屏風仕立てはあまりないことだね。
境内の隅に合掌の手がある。あわせた掌の中に地蔵さんが篭っている。こういうのはあんまり見たことはないね。
ところで、この寺の名前は高徳寺だが、その前史があって、その名前の永寿院をダブルネームで冠に置いてあるのだそうな。
廃れたり、また再起して勃興したり、こんな歴史を踏んでいるんだろうね。

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