中国地蔵尊巡拝

第10番 米瑠山天神坊大山寺べいるさんてんじんぼうたいさんじ 真言宗醍醐派

広島県尾道市 平成19年11月15日巡拝

 

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大山寺、正面の路地 大山寺、地蔵堂への路地 大山寺、地蔵堂 大山寺、本堂
尾道は古寺を巡るコースが山裾にあるんですよ。
最初は、山裾の国道を歩くつもりだったが、石畳の上に立つと、やはりそのコースを歩くほうがええなぁ。
路地裏はちゃんと石畳になっている。西国寺前の大通りに出ると、あれれ、と道を見失ってしまう、大通りには石畳がないからです。
思い出して、前に歩いたのはこっちのほうだ。路地をのぞきこんで、ここだ、ここだ。
ふたりがすれ違える程度の路地なんですよ。こんな道が多くては、郵便配達のひとやクロネコのおにいちゃんは大変だね。
路地が傾斜を増して、一番高いところに到着しました。これからは坂道を下るだけ。
墓場が前にひろがって、寺めぐりの地図が眼の前にある。ええと、大山寺は御袖天満宮の近くか。
御袖天満宮を越えて、大山寺が見つからないよ。さっき見下ろした墓地の寺は福善寺というんだな。道を失ったら見失ったところに帰るとしようか。
さっきの坂道の墓地のところ、あった、後ろを振り向くと大山寺なのだ。
どうしても墓地から先は視野が開けるから後ろを見ることがなくなってしまう。
大山寺に向かう路地は二本あった。一本は正面へ、大山寺と石柱の案内がある。二本目は地蔵堂へ。
正面の路地の奥も二分している。左が山門へ、右は地蔵堂へ。
地蔵堂の本尊は日限地蔵尊、日にちを限って願うと満願日には願いがかなう、のだそうな。今もお篭りの夫婦がお経をあげている。
地蔵堂の隣りが庚申堂で、一段境内を下がって本堂の前に進む。
山門を引き返して見るに、山門とは言い難いね、ささやかな門だね。
鐘撞き堂からは尾道の市街地がひろがる、尾道ではどこの寺でもそうだから驚くには当らないがね。
天神坊と名乗りがあるように、隣りの御袖天満宮とは地続きで、門や塀などなく、行け行けになっている。
何度も御袖天満宮の前を通ったが、神社の石段を登るのが面倒で、一度も参拝したことがないのです。
今日、初めて御袖天満宮に参拝しました。
ところで、大林宣彦監督の映画「転校生」の劇的なシーンがここということで、二人が石段を転げ落ちるのだそうな。さぞかし痛かっただろうね。
生憎と、その映画を見ておりません。ま、そんな無駄話しもあり、ということで(^-^)/

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