中国観音霊場巡拝
第13番 龍泉山三瀧寺
平成16年11月28日巡拝
画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます |
さぁていよいよ広島市内への道だよ。北から54号線を進んでいるんだが、高速山陽道と交差するあたりで、新道と旧道と道が別れる、旧道のほうを横川のほうへ進んでいこうか。
新道を行っても構わない、牛田からまた堤防沿いに進んで行くという方法もあることはあるがね。
太田川放水路を渡る祇園大橋を越え、横川へ進んでいるうち、三滝と指示する交通標識がある。
これに従って、堤防にぶつかる、ここを上流へか下流へか悩んで下流への道を選ぶ、これが正解だった。
橋を渡って、そのままに道を進む、踏み切りがある、JR可部線なんだね。
道は細くなる傾向があるが、構わず進んで行きましょう。かなりの坂道なんだが、バス路線なんだもの、安心して進んで行こうぜ。
道の脇に墓地が見える、三瀧寺はもう近いと見えるよ。
三瀧寺の駐車場の案内があるが、とてもとても、満車ではみ出ているよ。下の道のどこかでなんとかしなくちゃね。
なんとか駐車したけど、どのようにしたかは深くは聞かないでね。
駐車場から参道が始まる、幅の広い石段ではなく、狭い幅の参道なんだね。谷が狭いので大きな参道を敷くわけにはいかないのだよ。
迷路のような参道だね、どっちへ進むかいろんな分岐があるので見当を付けながら進まなきゃならんよ。
道の真ん中に鐘楼がある、たいがい、鐘は避けてあるもんだが、逆にひとが避けて歩かなきゃならないんだな。
なんとまぁ、石像や彫像が多いね、歌碑もあるよ。寄進は拒まず受け入れるんだろうね。羅漢や達磨像まである、ここの宗旨は何だったかな。まぁまぁ、固いこと言いなさんな。
梢越しに岩から落ちる滝が見える、これが三瀧寺のいわれのもとなのかな。
本坊という建物があるが、朽ちかけているよ、由緒だけで機能していないように見えるがね。
その奥に、舞台つくりの建築が見える、これが本堂なんだろうな。
舞台正面の廊下には、仁王像が二体守護している、こんなに近くに仁王像が置いてあるのは始めて見るよ。
道はまだ上へと続くね。十三仏道と書いてある、なるほど、順に菩薩像が安置してあるよ。
道はここまでかな、観音像でおしまいだね。振り向くと、広島市内が見える、島の頭が山のように見えて盆地の中にいるような気がしてくるね。
もどって、入り口付近の道を本堂の反対方向へ進もうか。
石段の上には多宝塔、案内を読むと、和歌山県から移設したものだそうな、真言宗だもの、多宝塔があって当然だが、ずいぶん遠くから引っ越してきたもんだね、しかも、戦後のことというから、最近のことじゃないか。
こんなに駐車場が混んでいるのもモミジのせいなんですよ、カメラマンが多いこと、三脚構えたら動きゃしないんだから、ひとがはけないからこんなに混むんだね。
第14番に進む | |
第12番に戻る | |
中国観音リストに帰る | |
山の寺に帰る | |
トップページに帰る |