中国観音霊場巡拝
第１８番 松江山宗隣寺
平成17年1月22日巡拝
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中国観音を山口県の順番に行こう。
高速の山陽道を山口南インターで降りる、そこからは自動車専用道になっているみたい、今は無料の道なんだが、この先で山口宇部有料道路となるんだそうな。
ええと、いくらですか、４００円、はい、ではでは。
山陽自動車道がまた現れるから面食らうが、どうやらこれは、分岐線のようだね。山口宇部有料道路を糊しろにして本線と結んでいるんだろうな。
ここは真っ直ぐ、宇部市内に向かうんだよ。
このあたりは全くの始めてだから見当が付けにくいこと、付けにくいこと。
常盤公園がこのあたりのランドマークのようだが、どの程度の規模の公園なんだろうね。今日は道草を食ってる暇はないよ、通り過ぎよう。
道の中央分離帯の街路樹は蘇鉄なんだろうか、フェニックスなんだろうか。
宇部は工業都市という印象があるが、なんのなんの、優雅な雰囲気の街じゃございませんか。
ＪＲ宇部線の宇部新川駅と琴芝駅の間を抜けるはずだったんだが、おっとっと、宇部新川駅まで行き過ぎてしまったわい。
引き返して、山口大学医学部沿いの道に進もう。この県道バス道を進めば宗隣寺にたどり着けるはずだよ。
カーナビの示すところではこの近辺が宗隣寺のはずなんだがな。バス道に沿って竹やぶと墓地が広がっている。
さては、こういうことか。宗隣寺の裏側に今いるんだろうな。よし、引き返そう。
あたり一帯は分譲地、新興住宅地でどんどん新しい家が建っている、今、印象を伝えても嘘になる、直ぐに風景は変わってしまうだろうね。
たんぼ、溝川沿いの道を進んでみよう、当たり、山側斜面に宗隣寺があると案内が出ている。
植え込みが並ぶ参道を進むと、駐車場はあっちと案内がある、無料駐車場が用意されているんだな。
石段を登って山門を潜る、正面が本堂なんだね。横手にあるのは観音堂なんだそうな。
ここの庭園が有名なんだそうだが、どうもわたしは庭園に興味がない、ええ悪いの判定基準が判らんのですよ。
庭園を見るには庫裡へどうぞ、と張り紙があるが、その庫裡が恐ろしく荒れている、屋根にはブルーシートを覆ってあるし、建物もかなり傷んでいる。
痛ましいので声をかけることなく立ち去ろう、これから先つつがなくありますように。
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