中国観音霊場巡拝

第17番 滝塔山龍蔵寺

平成16年12月14日巡拝

 

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龍蔵寺、山門洞春寺に続いて、山口市内を走って行こう。
山麓の山口バイパスを走って行こう。維新百年記念公園の周辺まで行けばなんとか見当が付くだろう。
維新交番の看板があったので曲がったが、あまりにええ加減な見当付けだった。
公園の北側は住宅地開発の真っ最中で、道は付け替えられ、新しく区画された道があり、今どこを走っているのか見当も付かなくなった。
正しくは、秋吉台を目指す国道を走るべきだったみたい、途中で必ず龍蔵寺への分岐看板が出るから、そこを曲がればええのだった。
龍蔵寺、観音堂大雑把な方向付けでも基本は狂っていなかったみたい、開発地から大きな道路に抜け出した。この先に龍蔵寺はあるはずだよ。
谷間が狭くなって、おいおい、この先果たして大丈夫かな、と不安が湧いてくるころ、ちゃんと龍蔵寺駐車場と看板を見つけました。
狭い谷間に龍蔵寺は創建されたんだねぇ。谷の奥の奥と知っていれば、あんなに不安がることもなかったのにね。
なんだか石像がたくさん置いてある寺だね、あくしゅ地蔵なんてのがあるよ。手を差し出している、はい、握手、握手。
石段の上には「当山は入山料をいただいております、大人200円」、へぇぇ、地方の寺で入山料を求めるところは珍しいね。はい、ふたり分、お願いします。
龍蔵寺、不動明王山門をくぐって、石段を真っ直ぐに行くとお堂がある。駐車場の看板には観音堂と書いてあったんだがね、中の仏像を覗くと、不動像にしか見えないがなぁ。
赤不動に馴染んでいるからそう思ったので、ほんとは、馬頭観音なのだそうな。赤く塗り込めてあるから、観音のイメージとは遠いよなぁ。
滝のほうに行ってみようよ。なるほどねぇ、鼓の滝という名前なのかい。
なるほど、龍を蔵にしまっている寺、寺の名前の由来は滝から来たものなのか。
滝は名滝かって? ノーコメントとさせてちょうだい。
龍蔵寺、ぐち聞き地蔵巨大な不動明王があったり、ぐち聞き地蔵があったり、この寺はビジュアルに徹しているね。ぐち聞き地蔵は、よめさんにうけた、うけた。
(前略)グチは正直者のシンボルよ 人にこぼして誤解され 家族にこぼして不和になり 社員にこぼしてうらまれる
せめて、ぐちなど思いきりこぼして すっきり晴れ晴れとさわやか笑顔となるのなら 私に向かって、思いきり、しゃべってこぼしてみればいい(後略)

トイレを借りて気がついたんだが、このひっそりとした建物が本堂じゃないのかい。
山門から真っ直ぐが本堂とは限らない、ということは第15番の漢陽寺でもあったことだよね。

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