中国観音霊場巡拝

第23番 天応山神門寺

平成17年3月29日巡拝

 

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神門寺の参道浜田から日本海沿いに海岸を進んで行く。砂浜がけっこうあるんだねぇ。砂丘のように、はるかにうず高く盛り上がっているところもあったなぁ。
飛砂でのスリップ注意、こんな警告も出るんだねぇ。ちょっと珍しい風景だったな。
この海岸には、密航者注意、という看板も出ているんだよ。特殊事情とはいえ、要注意だよね。
途中、江津で、じばさんセンターという建物を横目で見たよ。
つい、じいさんばあさんセンターと読んでしまった。ひらがなで書かないでよ、地場産業センターと書いておけば、間違って読むことはないと思うよ。
神門寺、山門さぁ、出雲市までやってきたよ。まず出雲大社なんだが、今日はパス、神門寺を目指すことにするよ。
国道9号線から184号線へとコースを移す、山陰線の跨線橋を越えて、出雲市駅はあっちとながめながら南へ南へと進んで行く。
神戸川に突き当たって、川沿いに道を曲がっていく。あれ、神戸川かんどがわ神門寺かんどじとは同じ起源なんじゃないかい、 とはたと気がついた。
待てよ、走れば走るほど神門寺から遠ざかっている、ぐるっと円を描いて探しているのだが、迷子になってしまったよ。
円を描く中心に島根医大?島根大医学部?どっちなんだろうね、その門の正面から北の方向に森が見える。あれがそうなんじゃないかい。
神門寺本堂、唐破風が正面に森の繁みを目指して行くと、当たり、どんぴしゃり、神門寺かんどじだった。
昔々は田園の真ん中だったんだろうが、今は民家が密集して、包まれてしまっているもの、なかなか見つけにくい。
参道は美しく整備されているね。植え込みの余裕があるから伸びやかな感じが残っているのだよ。
山門を潜って本堂の前、へぇぇ、唐破風が突き出している。てりむくりの曲線に包まれている。密かに、と言うべきか、公然と、と言うべきか、そんじょそこらの寺とは風格が違うよ、一目見ただけで、違いが明らかだものね。
唐破風の裏側、てりむくりの真髄てりむくりとは、照り起くり、照りは反りのことを、起くりはゆるやかな起き上がりのことをいうのだよ。
今は浄土宗の寺だが、創建当時は真言宗の寺だったのだそうな。
門前に浄土宗のポスターがあるのに、境内には弘法大師堂がある、古い歴史をそのままに置いてあるのだろうね。
観音堂もある、ええのかな、宗旨からすると、阿弥陀しか礼拝の対象にならないのかと思ったが、そうでもないんだね。
観音信仰についていうと、日蓮宗、浄土真宗とは相容れないようだが、浄土宗ではまだ許容しているのだろうね。
医学部の納骨堂があるのが目を引いたね。腕を上げるには、犠牲もあると覚悟しなくてはね。

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