中国四十九薬師霊場巡拝

第4番 東光山福王寺

岡山県真庭市 平成18年4月14日巡拝

 

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国道に福王寺への石柱 路地が開けて福王寺の全貌 真正面は祈祷所か? 福王寺本堂
次は蒜山の麓に向かう。蒜山に近づくにつれて雨が降ってきた。岡山県中央部は降る気配はなかったのに、脊梁山脈に近づくと、天気は違うものなんだねぇ。
米子道の蒜山インターで降りて、東へ向かう。
ここは、真庭市なんだが、合併前は川上村、旧川上村の役場を見送って、すぐに村境、橋を渡るあたりから旧八束村に入るんですよ。
合併して、真庭市になったとしても、平地の続きだからどこが村境が全然わからないとしても、福王寺を探し当てるのに、この位置関係は重要だから覚えておいてね。
橋からすぐで、道が微妙に曲がるあたりで、案内の石柱が出てくる、東光山福王寺とある、ここだ、ここだ、ここを曲がるのだ。
広い空き地がそばにある。学校跡地のような、今はヘリポートに使っているのだそうな、ここの片隅に駐車させてもらおうか。
石標があって、小坊主の看板が指差している、すぐにここを曲がって路地に入るのだね。
路地が開ければ、寺は目の前だ。これがそうなの。
山門もないし、なにやら荒れた感じだね。正面は庫裡ではないな、祭壇が見える、祈祷所なのだろうか。
脇の四角なお堂が本堂なのだろう。格天井の絵がどうとか、と看板に説明があるが、古い絵が書いてあるのだそうな。
豊臣秀吉の側室で、お豪の方というのがいる、そのお豪の方の墓がここにあるのだそうな。
当然、徳川幕府は豊臣の残滓を拭うよね、お豪の方がこの寺にいたせいで、寺は破却されて、神社に変えられてしまったのだそうな。
その後、回復して、福王寺を再建したものの、確執の結果はこの通り明らか、寺は、今なお、威勢を回復したとは言えず、神社は、福田神社として、清々しいたたずまいを残しております。

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