中国四十九薬師霊場巡拝

第40番万寿山安国寺

島根県米子市 平成19年8月6日巡拝

 

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安国寺、山門 安国寺、本堂 安国寺、本堂の扁額 安国寺、瑠璃殿
さぁ、いよいよ鳥取県です。
高速道路で米子に行くには、米子道しかないと思い込んでいたが、前回の松江篇で、松江から米子へ高速道路が繋がっているのを発見した。
しかも、松江市街地を抜けるのに、料金が無料ということがわかった。こっちのコースで行ってみよう。
雲南市三刀屋で高速に乗る、終点が松江玉造、ここから東出雲までが無料区間、この先は有料で米子西インターで降りる。
ここから市内の道は説明に難しい。
国道9号線で、高島屋前、公会堂前、ここから狭い道に入って、探した、探した。
ぐるぐると回って、ここはさっき通った道だよ、これ以上自動車を乗り回しても行き着けるわけがない。
港に行こう。米子港で駐車しよう。港の埠頭なら、駐車を許してくれるのが普通だもの。
見回っている最中に、寺の屋根があるのは視認している。そっちの方向に歩いていこう。
路地裏というか、自動車は通れない道というか、狭い道が平行して並んでいる。
すみません、寺町はどこでしょう。あぁ、おおむねあの方向、曲がって曲がってそのへんで聞きなさい。
曲がって曲がれば、お、寺がびしっと並んでいるぞ。ここが寺町だろう。
ここじゃない、ここでもない、ほんまに寺ばっかり並んでいるね。角から7軒目、ここが安国寺だ。
門前に、伯耆国安国寺と石柱がある。足利尊氏が一国に一寺、安国寺を建立させたのだそうな。広島の安国寺とは兄弟になるのかな。
そこで、伯耆国と、由緒・ブランドを誇示しているわけです。
創建当時は別の場所にあったものらしい、移転を命じられて、寺町として城郭障壁となったものだそうな。
山門には萬壽山と扁額がかかっている。屋根裏に由緒書きの板が打ち付けてある。一昨年の八月に完成したものなのだ。
山門から正面に本堂、右手に薬師堂がある。薬師堂の内部に瑠璃殿と扁額がある、瑠璃殿は薬師如来の別名で、医王山など別名がある。
本堂の軒裏を覗き込んで妙な扁額を見つけたぞ。樹の洞に安国寺と書いてある。支えの釘隠しに龍の彫り物をあしらってある。
境内は敷石と砂でシラジラとしているが、サルスベリの樹がアクセントになっている。赤い花が生命力を謳歌している。
鐘撞き堂があるのだが、左右不対象の屋根で落ち着かないな。アンバランスに意味があるのかもしれないね。
ふたたび路地裏の道を引き返して港に戻った。
港から抜ける信号、なんぼ待っても青信号にならないのですよ。クロスする通りは青信号・赤信号、規則的なのにどういうことだい。
クロスする通りは赤信号、こっちの信号は赤の点滅、点滅する間に注意しながら信号交差点を抜けなさい、ということなんだろうね。
おそるおそる交差点に入っていったよ。赤で進んで行くのはめちゃめちゃ抵抗があるぞ。
深夜の信号で赤の点滅にあったことはあるが、昼ひなか、赤の点滅に出会ったのは初めてのことだよ。

このあと、孝霊山を目指しました。大山の前の峰、米子の孝霊山
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