中国四十九薬師霊場巡拝

第41番金屋山長昌寺

島根県伯耆町 平成19年8月9日巡拝

 

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溝口IC出口から大山を 長昌寺、境内入口 長昌寺、本堂 長昌寺、薬師堂
鳥取県でも大山の麓、我が家からまだ近い範囲に入るなぁ。行けるところはどんどん行こう。
高速道路料金も節約しなきゃね、下の道を行ってみよう。
庄原市西城から、道後山の近くをかすめて県境を越える。あとは、道が誘導する通りに進めばよろしい。
時間の節約で、江府インターから溝口インターまでは高速道路を使いましょう。1区間だけだから料金は最低料金でええ。
溝口インターを出ると、大山がばぁんと大きく視野いっぱいに広がるんですよ。
今朝、でがけにドタバタしたので、ガイドブックを持って来るのを忘れてしまった。まぁ、ええさ。町中と違って、田舎ならそんなに見当はずれのところへ行きはせんだろう。
インターを降りて最初の集落が金屋谷、長昌寺の山号が金屋山なので、ははぁ、この集落だ。
集落の手前で道が3本に分れている。一番左の道に、長昌寺と石に刻んで指差している。こっちだ。
墓所がいっぱいあって、大きな寺がある。まずは駐車場に止めさせてもらおう。
駐車場の小さな池には蓮の花が咲いている。花咲く時期に来てよかったな。
参道の正面から訪問しよう。ぼぉっと本堂を眺めていたら、ゴォン、うわ、びっくりしたな。正午の鐘なのかい。鐘を突くひとの気配など無かったのに。
鐘突きロボットだよ。撞木をギリギリと押し出して鐘と離して距離を出す、パッと離せば、ゴォン、と鳴るわけです。
タイマーをセットして、無人で正確に予定の数だけ打つのだろうね。
鐘の鋳銘を覗いて見ると、片面が天下泰平、もう片面は萬民豊楽。
よく似たお話しがあったよねぇ。方広寺の鐘に、君臣豊楽と銘打って、徳川家康がこれに難癖をつけて、大阪冬の陣に追い込んだ。
本堂は大きいが、特徴的なのが入口階段の突き出し、唐破風のことなんだがね、照り起くりが素晴らしい、照り起くりと書いて、てりむくりと読むんですよ。
照りは反り、起くりはゆるやかな起き上がりのこと、閉じたり開いたりのふたつの曲線が切れ目なく連続しているところがええのですよ。
本堂の扁額に、常寂光とある、なるほど、ここの宗旨は天台宗、京都の寺に常寂光寺がありましたね、天台宗の雰囲気とマッチするのかしらね。
境内の横手にお堂がある、中国薬師の幟が立ててあるから、これは薬師堂なんだろうな。
境内を見渡して、痛んだところがない、美麗なお寺なので驚きました。

このあと、鬼住山を目指しました。大山の麓、鬼住山
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