2001年8月12日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:福井

荒島岳、百名山の発足点

 

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中出コースの駐車場、ここから出発昨夜から白山三ノ峰山麓の大野市営上小池キャンプ場で泊まっていました。ここに3年連続で滞在して、福井の山々に出撃を繰り返しています。
さて、行こうかね。荒島岳に行くんだが、どうしても小荒島岳を経由して行きたいんだよ。
小荒島岳頂上、荒島岳ははるかに上西麓の蕨生集落から入って行くわけだ。麓の周回道路を探してみると、あった、登山口、ここから入って行くのだな。中出登山口なのだ。
酷い道だね。雨の流路のなすがまま、凸凹の悪路を揺れながら登って行く、停まったらずるずると下がってしまう、ええい、アクセル踏みしめて行くっきゃない。
ここが駐車場だな、どうにか着いた。ここに登山口の標識がある。
小荒島岳の横道から荒島岳を固まりまがらハンドルにしがみついていたよ。ここからは林道をたどるようやな。
永いこと使われていない林道ね。両脇からススキがかぶさってくるのね。
ちょい待ち、ここからは林道を離れて山道を行くようだよ。
ショートカットの道なのね、林道とクロスすること最初から数えてこれで5回目ね。
下草に露がいっぱい、ズボンがビショビショになってしまった、靴にも染みて靴下が濡れてしまったよ。
シャクナゲ平、勝原からの合流点やっと峠に出た、ここからは山腹を渡って行くわけね。稜線に出ても、また山腹道、平らな道は広いのに山腹道だけは細い道なのね。
標識、ははぁ、小荒島岳へは道を離れて登って行くのか。小荒島岳からの展望とはどんなもんなんだろ。
山頂は広場になっているよ、後ろが荒島岳、うわぁ、高い、覆い被さるようにそびえているじゃないか。
ほんと、あごをあげなきゃ山頂が見えないのねぇ。ガスがかかってきた、みるみるうちに姿を消してしまう、早く写真を撮ろうよ。
山頂の肩、さらに直登、さらに上へさて、もとの道、そこから下ったところがシャクナゲ平、勝原スキー場からの道が合流するんだよ。ここからは一挙に人数が増えてくるね。
もう下りてくるひとが何人もいるのねぇ。朝早くから登ったのね。百名山ということで人気があるのね。
なんでこの荒島岳が百名山に入っているの、このへんには標高のもっと高い山があるのに。
深田久弥は大野市の生まれなんだよ。幼い時から馴染んだ荒島岳は百名山から外すわけにはいかないのさ。
荒島岳頂上そう、かなり自己中心的な選定方法なのね。
そりゃそうさ、誰でも自己愛がものの始まりだもの。後世、これほどバイブル化されるとは本人も思わなかったことだろうね。
鎖場とロープの難所にきたよ。エイエイ、ちから一杯稼がなきゃならないところね。
手前の肩のところまで来た、あれ見て、向こうの斜面を道が真っ直ぐに登っているよ。その先が頂上なのかな。
ポンと出て、やぁ、頂上よぉ。大勢ひとが休んでいる、祠と電波の反射板が頂上にあるよ。
大野市街地から荒島岳今日はガスで残念だな。麓はぼんやりとしか見えない、ほんとなら大野市一帯が広く見渡せるのだがなぁ。
短評
中出コース、距離が長い、深い森で展望が乏しい。勝原コースのほうがましかなぁ。大多数のひとがこっちから辿るにはやはり理由があるんだろうなぁ。
どうしても小荒島岳に行きたいなら、勝原コースからてんびんで往復するほうが短時間で賢いでしょう。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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