2013年2月17日
しぇるぱ単独
山域:広島県広島市安佐北区

パラグライダーの山、荒谷山2

 

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県道からの分岐荒谷山に向かうけど、今日のほんとの狙いは赤柴山なんですよ。
2年前だったか、3年前だったか、赤柴山に北側から登ろうと試みました。耕作放棄地が広がっていて、ヤブが長く続きそうなのであきらめた、そんな経過があります。
もう一度トライしてみよう。今度は南側から登ってみよう。
JR芸備線の井原市駅の西側の踏切を渡って、ここは県道68号線、バス停甲田からの谷を入るのだがね、車で登ってしまえば簡単すぎる。
歩いて登ろうよ。
もう一つ先のバス停、上甲田、上甲田橋の先の道が膨らんでいて駐車しても誰にも迷惑はかからないのだよ。
武田武将之墓引き返して、慰霊碑が目印の狭い道を入って行く。
この道の先には、ハンググライダー・パラグライダーの飛び出しポイントがあるんですよ。林道のガードレールが見えている。そこに彼らの自動車が頻繁に通っている。
入口は狭いが、集落を過ぎれば道幅は広がるのだよ。
前にここへ来たのと違うこと、シカの被害で高い鉄格子の柵で防いでいるのだが、果樹なのか桜なのか、鉄棒と金網で完全防備してある。桜のようにも見えるし、柚子のようにも見える。
このへんは、シカの跳梁地域で、たんぼや畑は囲っておかないとひどい食害に遭うんですよ。
武田武将之墓、と石碑がある。武田家は安芸の守護だったのだが、大内、尼子の抗争で蹂躙され、最後は毛利家に滅ぼされた。
大曲りなんでこんな山の中に武田武将の墓があるかしらね。建立は天文とあるから、江戸時代からある石碑なんだね。
'07年1月26日にここから登っています。ここで舗装路を離れて尾根道を登ったのだよ。
道なき道を登ったのだ。最後は這って登るほどの急傾斜で、石ころガラガラのところを登ったもんだよ。
今日はそんな愚かなことは繰り返さない。このまま舗装路を登って行くほうが賢い。
どうも車の通行がないね。単車が一台、タイヤの跡を印しているだけだよ。
2月4日にちょこっと雪が降った。その日から今日までハンググライダー・パラグライダーの連中は動かなかったということなんだね。
飛び出しポイント2月4日以前は活動しているんですよ。倒木をチェンソーで切って片づけている。道のメンテナンスはやっているのだよ。
変な作業をしているのだよ、松の木の切り口が赤いのはどういうことなんだろうね。まるで赤チンを傷口に塗ったように見える
赤い樹脂が染み出たのじゃないよ。普通なら松は白木なのは誰もが知ってる。なんで赤い塗料を切り口に塗ったのか、教えてほしいもんだね。
ここが大曲りのカーブ、地形図では点線の道があると読み取れる。
ここからはとても入れそうではないよ。入口に赤いテープが巻いてあって、いかにもここがポイントと告げてはいるが、こんなヤブに入りたいもんかね。
ハンググライダー・パラグライダーの飛び出しポイントが見えてきた。下を見ると、芸備線沿線の民家が見えている。
尾根のぶち抜きさっき追い越して行った車があって、その車が飛び出しポイントに止まっている。
次々と自動車が集まってきて、今日は日曜日だ、誘い合わせて飛び出そう、ということなんだろうね。
紐のもつれを直したり、パラシュートを広げたり畳んだり、なんだかんだでなかなか飛び出さない。そうそういつまでもぼけーっと見ているわけにもいかない。
先へ進もう。
ええと、このへんで荒谷山へ取り付いたのだがな。
荷札の絵符があって、ここがポイントと合図があったのだが、消えてしまっている。
四差路たぶんここだろうと見当は付くが、登ってもこの先はあんまり魅力的とは言えない。造林地があった、あれから6年、植林はだいぶ成長したことだろうね。
ちくちくとスギかヒノキの枝が刺さると思えば、再び登る気になれない。先を急ごう。
さっきのハンググライダー・パラグライダーの飛び出しポイントから先は単車のタイヤの跡があるだけ。道は荒れているよ。
稜線のすぐ下を通るスカイライン林道なんだが、梢が邪魔して展望はいまいちだよねぇ。
稜線をぶち抜いている、こりゃすごい、むちゃくちゃ豪快にぶち抜いている。切り通しなんてもんじゃないね、切り割り・ぶち抜きの表現が当たっているぞ。
ここからは下り坂、とっととっとと下って四差路に出る。
ハンググライダーこの四差路、どっちへ進むべきか判断が付かないんですよ。図上演習では左に曲がると決めたんだが、この先、道は雪が深そうになっている。
今日のところは引き返そうよ。
赤柴山はぶち抜きのところから見えている。この界隈では珍しく、すっくと立ち上がった山なんですよ。
赤柴山の麓まで進んだとしても、そこでの取り付き地点を探すのに難儀しそうだね。
またいずれ、進入コースをこの道以外で探してみようか。
どんどん引き返して、ハングライダー・パラグライダーの飛び出しポイントまで帰って来た。
聞いてみよう。ハンググライダーとパラグライダーはどこが違うんですか。
パラグライダーのテイクオフハンググライダーには骨があります。三角の翼になっています。パラグライダーはパラシュートです。骨がありません。
ほう、そういう区別なのか。
パラとは[のようなもの]、パラチフス、パラメディカル、パラリーガル、なんとなくわかるでしょ。あのね、パラマウント、パラダイス、は別の流れだと思うよ。
さっきはなかなか飛び出さなかったが、どんどん飛び出し始めた。風の具合がよくなったのかしら。
谷向こうの神ノ倉山にも飛び出しポイントがあるのだよ。
風向きによって使い分けるのか、別々の団体なのか、そのあたりはどうなんだろうね。
さぁ、どんどん降りて行こう。
駐車した場所朝には自動車のタイヤの跡などなかったのに、サポートの車が何台も往復しているから雪は踏みつぶされてしまった。
集落近辺のたんぼ、畑は鉄格子の柵で囲まれている
降りてきたぞ。県道への分岐まで戻って、ここからはほんのちょっとの距離で駐車した場所まで戻って行ける。
参考
2007年1月26日 ここもハンググライダーの山、荒谷山

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