2013年7月17日
しぇるぱ単独
山域:広島県三原市

尾道三原、鳴滝山鉢ヶ峰往復

 

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鳴滝山三角点前々から鉢ヶ峰には興味を持っていたんですよ。
三原の糸崎から登って、鳴滝山へ抜けるつもりだったが、駐車場をどうするか悩んで、なかなかうまいこと進展しない。
鳴滝山から鉢ヶ峰は眺めたことがあるのだ。そうだ、鳴滝山から往復しよう。
鳴滝山に登るには、尾道バイパスを使うのだよ。新幹線の新尾道駅の南に尾道バイパスがある。そこから入って、次の平原交差点を抜ける。
尾道市立大学への標識が出ている。その標識に従って進めばええのだよ。
前に来た時、尾道大学という名前だった。私学の福山大学、徳山大学と同列に見られるよ。何で市立大学を前面に出さないのだろうと、不思議に思ったものだよ。
鉢ヶ峰への分岐案の定、去年、尾道市立大学と名前を変えたのだそうな。世間に名前が浸透しないし、学生からも変えてくれとの要望があって、踏み切ったのだそうな。
尾道市立大学を過ぎてからは、道は説明しづらい。カーナビに頼って坂道を登ってちょうだい。ほんまにこの道でええんかい、と疑いたくなる道です。
海が見えるあたりまで登ると数軒の民家がある。廃屋じゃないよ、レッキとした健在な家です。
さらにその奥に入って行く。池があって、そこが林道の終点になる。
池の名前が
八注池やつぎいけ、イラストマップにそう書いてあった。
ここから歩き始めて、道はいかにも公園仕様の道で、柵が朽ちていたりで、完成後、何十年も経過しているのだろうね。大丈夫、メンテは行き届いております。
△408.7道から逸れる踏み跡がある。案内はないけど、ここから先に鳴滝山の三角点があるのだよ。
山裾をぐるっと迂回しながら登っている感じで、ここが三角点、松林の下生えを伐採したあたりにあるのですよ。
もとの道に戻って、整備された道を進む。
登り尽くしたあたりに分岐がある。尾根が交差していて、尾根の向こうに峰が見えている。さらにその先に鉢ヶ峰があるのだよ。
すぐ手前にある峰に到着、△408.7の峰で、振り返れば鳴滝山の展望台がランドマークになって判定しやすい。
前方には鉢ヶ峰があって、うんと深い鞍部を経由して進むんだよ。うんざりするほどの切れ込みで、これを往復するとは嫌になるなぁ。
谷を隔てて鉢ヶ峰を見る△408.7の尾根が直角に曲がるポイントに到着、ここからは正面に鉢ヶ峰が見えている。鉢ヶ峰の全貌と始めて対面する。途中の谷が深いよなぁ。
トラロープが設置してあるほどの急な下り坂なのだよ。セメント板とセメント杭で階段を作ってある。
これは主に雨水対策なのだよ。人間が歩き易いのは副次効果、階段で流路の勢いを殺さないと雨水で道が
えぐれてしまう、それを防ぐためなんだよ。
何度かここが大底かと思う鞍部に差し掛かるが、ほんとの大底はここ、十字路になっていて、鳴滝山、鉢ヶ峰のメインコース、後山、木原小へのエスケープ路も示してある。
鞍部の尾根渡りも終わりになって、鉢ヶ峰の斜面に取付く。ここは直登するのではないのだ。山裾を山腹に沿って迂回していくのだ。
道のまんなかに獣のヌタバがある。巨大キノコが生えていて、キノコを突き崩しながらヌタバで大暴れしている。キノコが鳥の片翼に見えてぎょっとしたもんだよ。
最低鞍部進む方向が変わるから、振り返りの展望が効く。谷越しに先ほどの△408.7、鳴滝山が見えてきている。
ここで再び大曲り。山腹を行く道から離れて尾根を直登する道に移る。鉢ヶ峰を指す標識があるからそれに従えばよろしい。
みはらし連山というのがあるのだそうな。象山、米田山、大平山、鉢ヶ峰、その大平山への案内標識があちこちにある。誘惑に誘われることなく鉢ヶ峰へ直進するけどね。
送電線鉄塔が出てくる。地図と現実とがなんとなく曖昧だったが、これで現在位置がドンピシャで理解できた。
鉄塔を毛嫌いする人々がいます。人工物だ、自然じゃない。教条主義、原理主義というべきで、そんな人たちは電気を使わなければええのだ。
地図で見ると、鉢ヶ峰の等高線はたいしたことはないように見えるでしょ。なんの、なんの、たいしたことがあるのだよ。
送電線鉄塔左右に曲がることなく直線で登り坂が続く。トラロープが補助にあるが、これが結構頼りになるのだ。
坂道を登り詰めて、観音寺本堂への案内標識がある。ははぁ、遠くから見えた建物は観音寺本堂と言うのかい。
頂上まではここから間近なのだ。頂上は広場になっている。
三原の中心部が見えている。筆影山、竜王山も見えている。尾道の方向の展望は得られない。三原への方向だけが切り開かれているのだ。
記念写真を撮るのだが、数ヶ月前の自分とは大きく違うのがお判りか。ぽっこりお腹がだいぶ平らになってきた。
スイミングプールに通い始めて五ヶ月になる。効果が出たらしく、体重が三キロ落ちてきた。
鉢ヶ峰三角点首回り、胸に肉が盛り上がってきたのが目に見える。筋肉が増えて三キロ減ったのは脂肪が落ちてきたのだ。
内臓脂肪が燃焼して、数ヶ月前のぽっこりお腹がだいぶへっこんできた。もう数ヶ月すると、平らからへこむところまで行くと嬉しいな。
鏡を見ていてはそんなに差があるようには見えないのですよ。写真に撮ると、違いが目に見えるようになる。
さて、戻ろうか。糸崎からの道、観音寺からの道、みはらし連山からの道はまたいつか、ということにして、来た道を引き返そう。
鉢ヶ峰近辺の登山標識は三原山の会によるものなんですよ。鳴滝山から鉢ヶ峰の手前までは福山山岳会の手によるものなんです。
鉢ヶ峰の下り斜面は急で、どしんどしんと階段を踏み締めながら降りて行く。
展望台から尾道を送電線の切り開きのところからは尾道水道が見え△408.7峰と並んで鳴滝山の展望台も見えている。
反転大曲りところまで降りて、ここからは山腹に沿って歩く道になる。
ここが最低鞍部、しばらくは谷底尾根を登ったり下ったりしながら谷向こうの峰に向かっていく。
△4087.7の尾根の大曲りまで登ってきた。振り返ると、鉢ヶ峰が見え、前方の尾道市街地も見えている。
△408.7の峰まで戻った。ここまで戻ればあとはたいしたことはない。
鳴滝山の分岐まで戻り、展望台まで進む
八注池尾道の市街地が見え、背後の高速山陽道に沿った新開地も見えている。
八注池やつぎいけに沿って池の堰堤を歩いて駐車場所まで戻る。
うぅむ、今日は暑かったなぁ。午前中は湿気が多くて海もぼんやり霞んで見えなかった。午後は陽射しが湿気を追い払ってなんとか見えるようになったぞ。
それにしても谷底へ降りての往復、ぎゃふんと言うほど手ごたえがあった。あぁ、くたびれた。

参考 2008年10月28日 しまなみの海、尾道の鳴滝山

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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