2013年6月22日
しぇるぱ単独
山域:広島県東広島市

吉原西登山口から天神嶽5

 

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吉原西の登山口朝、とりあえず出発したけど、まだ登る山が決定していない。
南へ向かっています。大土山、天神嶽、鷹の巣山、候補はこれだけ。それぞれ、何度も登っているから新鮮味に欠けるんですよ。同じコースを何度行っても面白い、あれはうそだよ。やはり飽きるさ。
掻き立てるものがない。行ってみたいという気が湧いてこない。ぼちぼち山登りに飽きてきたのかなぁ。
大土山、前にマムシを見たから行く気にならない。鷹の巣山、様々なコースを登り尽くしたのでもうええだろう。なんとなく天神嶽ということになりました。
北から入ろう、吉原側から入って行こう。
左の稜線へ向かって行くありゃ、天神林道の西側分岐に大きな案内看板が立ててある。「霊峰よしわら天神嶽西登山口」こんな看板は今まで見たことがなかったぞ。
この林道を行くと、天神冲という集落に突き抜けて、吉原川に達するのですよ。天神嶽の南側は吉原という大括りの地区名なんですよ。
で、天神冲から林道を登ってくると、登山口がある。ここは昔からの由緒が深いので、東側登山口とは名乗らない。唯一無二と言わんばかりに、登山口と言い放っております。
さて、西側の分岐から入って行くと、登山口と標識があって、駐車場が用意してある。ここが西登山口なんだね。
これまで何度もこの林道を通ったことがあるが、このような案内は見たことがないし、そもそも、このような駐車場はあっただろうか。
最近のことなんだろうね。今年と去年は同じじゃない。「男子三日会わざれば刮目して見よ」人間だけじゃないよ、山だって同じことが言えるんだね。
西天神の岩車を止めて歩き始めよう。
道は昨日の大雨で洗われて、側溝にゴミが溜まって水は道の真ん中を流れている。
ゴミとは言ったが、落ち葉、枯草、草の根、枝の折れ、松ぼっくり、その他もろもろ、ゴミなんだけど、天然由来、人間世界のゴミではないよ。
困るのはそのゴミではない。イバラがめちゃくちゃ繁っているのだ。2メートル近いイバラが道に倒れるとこれは難儀するよ。ここ数年、草刈の手が入っていないのだ。
ちょこちょこ伐採してあるのだよ。伐採しても部分伐採、あっちの平らを伐採、こっちの平らを伐採、つまみ食い伐採していて、目的・理由がわけ解らない。
中天神尾根歩きに変わって梢のトンネルを歩くことになる。
どんがめ岩と案内がある。なるほど、亀と見立てたのはピッタリだ。盗人岩、府中市の岳山に盗人岩があるが、ここには隠れる洞穴がない。ちょっと過剰な見立てだと思うよ。
天神嶽、やぶに突っ込むバリハイルート」、どこかでこの道に合流したのだが、それが判らない。ヤブを突き抜けて、ここがポイントという箇所がどこだったか覚えがない。
西天神、駐車場の標柱がある。案内図の地図があって、この先の道は西天神の南側を鉢巻きに巻いて登るようになっている。
この案内、前回のやぶコースのとき見かけた覚えがある。ここから先は歩いたことがあるのだ。
この標柱、案内図は自然環境保全林整備事業のよるものなんだね。広島県庁の環境保全課の仕事なんだそうな。
安宿への分岐実はね、地図を持ってこなかった。どこの山に登るのか未定のまま出発したんだもの。どの山も土地鑑があるから、地図がなくても大丈夫という判断なんだがね。
某氏からはニガニガのお叱りがあると思うよ。忘れたならともかく、持たない前提で出かけるとはなにごとですか。はい、おっしゃる通りです。
標柱、案内図の朽ち具合から判断すると、10年、20年前に設置されたものだと思うよ。
管理道に砕石が入れてあるので、草が繁ることなく、手入れせずとも維持保全できていたのだと思うよ。砕石・バラスの効果は大きいね。
案内図にあるように、西天神の付け根を鉢巻きに巻く道を行っている。
稜線に飛び出して、ここから西天神嶽はほんの直ぐなんだよ。
東天神の岩はい、ここが西天神嶽、三角点がある。天神嶽で三角点があるのはここだけなんだよ。
岩の上から、展望が広がる。大土山、鷹の巣山・カンノキ山板鍋山東天神嶽、東天神の頂上の岩が見えている。
稜線を渡って中天神嶽へ、中天神嶽という山はないのだそうです。それでは不便だから、だれもがこの真ん中の山を中天神嶽と呼んでいる。
岩の上に乗って、あれれ、弁当食べているひとがいる、ごめんね、すぐに立ち去るからね。
地蔵の広場まで降りて行く。頂上まで100m、東天神嶽・西天神嶽の案内標識が立ててある。
木の板からアクリ板に代わっているのですよ。前回、2011年_2月21日に来たときはこんな案内標識はなかった。その後に設置したんだねぇ。
東天神のほうへ向かって、鞍部が分岐になっている。右に降りると
安宿あすかに出るのだよ。そっちも西からの登山口なんですよ。
地蔵ぐんぐん登って、石の門がある。門の間を抜けて頂上部分に到着する。
岩が桟橋のように迫り出している。第一の桟橋、第二の桟橋、第三の桟橋。岩の上からの展望できる方向はちょっとづつ違うのだよ。
真ん中の岩の上が一番展望が豊か、ここからは西天神と中天神が見えているので高得点を獲得するよね。
さて、鞍部を踏んで中天神の付け根まで戻る。地蔵の石像を仰いで、あとは山を降りるだけなんだね。
道は横へ誘う道がなんぼでもあります。そっちには行かず、ただただ、下へ降りる道を選べばええ。
駐車場まで降りて来た。頂上まで920mとアクリ板の看板が示している。
登山口駐車場駐車場への道は地道だが、林道の分岐まで来ると舗装路になる。
ここからは舗装路を歩くのだ。自動車が行き交うこともないし、木陰の下を歩くこともあって、舗装路歩きも全然苦にはならない。
池がある。この池は稜線の鞍部ぎりぎりまで水を溜めている。よくまぁこんなに谷の登り詰め部分に池を構築したもんだ。
鞍部を越えて今度は下り坂、すぐに西駐車場まで行き着ける。ここが吉原西の登山口なのだね。
実はねぇ、この林道は敬遠していたのですよ。倒木が林道を塞いでいることが多く、ずっと近寄るのを避けていました。
もっと早い時期に駐車場を整備していたのかもしれない。わたしが知らなかっただけかもしれない。
稜線ぎりぎりのため池林道入り口に大きな看板を設置したことは大きいね。これを見たら、そこから登ってみようかとその気が湧いてくる。看板は大成功です。

参考 2003年_9月25日 広島県中央の天神嶽
    2005年_1月25日 中天神嶽、西天神嶽、東天神嶽
    2006年_4月_8日 中天神嶽、西天神嶽、東天神嶽2
    2011年_2月21日 天神嶽、やぶに突っ込むバリハイルート

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

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