2016年5月28日
しぇるぱ単独
山域:広島県三次市

近郷近在、三次市君田の判官山はんがんやま2、今度はOK

 

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判官山の紹介レポートはほとんど無くて、「里山をたずねて」そこでの「判官山(707m) 」がただひとつです。
前回、東の中電道からトライしてみたが、ヤブが分厚くて手も足も出ませんでした。これは「里山をたずねて」の案内に従うしかないな。
君田と布野を結ぶ県道で、集落外れに道が膨らんだところがある。ここならダンプが7、8台駐車しても充分余地があるほどの道の膨らみです。ここに駐車しよう。
茂田もだ集落への分岐をやり過ごして進む。茂田とは茂田神楽団として有名で、山奥のどんづまりの小さな集落が神楽団を擁しているのがびっくりです。
次の、自動販売機のある交差点が高幡山への分岐で、高幡観音の案内がある
橋を渡って、次の四差路を左折する。林道東山線とある。東山とここの間には川が隔てていて、ここまでを東山と呼ぶには抵抗があるのだが、しゃぁないね、地元でそう命名しているからには従わなきゃね。
獣除けのゲートがある。
2007年にこの道を車で通ったことがある。高幡山へ登るためです。ガタガタ道で、いや、参ったな、の道だった。当然獣除けのゲートなどなかった。
ずっと舗装してある。高幡観音への分岐までずっと舗装してある。こんなことなら歩くんじゃなかったな。車を乗り入れてもよかったな。
ここが高幡観音へ、高幡観音への分岐なのだよ。山伏行者の遺跡だから、観音の岩屋より不動の岩屋と呼ぶ方がふさわしいのだが、そこは不動より観音のほうが馴染みが篤いものねぇ。
舗装は高幡観音分岐までで、ここから先は地道になる
地道は一部セメント道に変わる。傾斜が急なので地道のままではタイヤが滑る、摩擦を与えるためセメント舗装にしてあるのだよ。
なんかこのまま進むのは間違っているよな。進む方向が間違っている。ぐるっと大きく時計回りに円を描いているよな。間違えた。引き返そう。
引き返すと、向こうに送電線鉄塔の先端が見えている。そうか、鉄塔の向こうに判官山があるのだ。進む方向はあっちなのだ。
鉄塔の方向に向かうのじゃないかと作業道に踏み込んでみる。植林の管理作業道で、行き止まりになってしまった。トライアンドエラーだ、こういう間違いもある。
引き返して、セメント舗装の坂道の分岐のところでテープ・リボンが賑やかじゃないか。これほどアピールしているということは、こっち来い、こっち来い、と誘っているのだと思うよ。
踏み込んでみると、昔ながらの杣道が続いている。火の用心の黄色い札が下がっている。これは中電道の標識なんですよ。この道を行けば送電線巡視路に行き当たるのだ。
流れを渡って、丸太の渡しが落ちているので、適当な渡り易いところを渡ってね。川岸がけっこう顎が高いのですよ。
送電線の標識が出てきた。送電線鉄塔、28番、29番を指差している。28番の方へ向かえばええのだ。
谷もどん詰まりになって、斜面を登る。かなり大変な斜面だからプラ階段が設置されている。廃プラの最終のリサイクル品なんだよね。
登り切って、稜線に向かわず山腹を横へ、山腹をめぐると送電線鉄塔があった。稜線まで登り切ると体力の無駄遣いになる。山腹を横切るのは仕事道の常識なんだろうね。
鉄塔からさらに斜面を登り詰める。
こぶを登り詰めて、鞍部へ降りて行く。この鞍部で右折すれば中電道、判官山へは真っ直ぐに斜面を登って行く。
地籍調査のリボンがひらひらと案内してくれて、これがあるから安心して先に進めるのだよ。環境保護がどうのこうの、リボンが山を汚してどうのこうの、わたしはそういう偉そぶった説は大嫌いです。
斜面の傾斜が緩んで、山頂も近い。判官山の山頂はこれといったポイントがあるわけではないらしいのだ。それぞれが自分で、おおむねこのあたり、山頂はここ、と決めればそれでええみたい。
前後を透かして、まぁこのあたりだな、ここに決めよう。三角点がこの先にあるそうなのだが、面倒だ、と行く気になれなかった。三角点ハンターじゃないからこういうことでもええのだよ。
さて、下りようか。
送電線鉄塔分岐で、29番へ進んで茂田への道に出ることも考えたが、29番鉄塔へは植林の中をまた登らなきゃならない。また登るのかい、意欲が消えてしまったな。
そうだった、思い出した、獣除けのゲートをちゃんと閉めてない。ゲートに戻ってちゃんと閉めなきゃならないな。
アスファルト舗装の林道は長かった。ぽくぽく歩いてゲートまで戻る。カンヌキがうまく合わないよ。右と左の扉が歪んでいるから噛み合わないのだ。ロープで結ぶだけで勘弁してもらおう。
さて、もとの駐車場所まで帰って来た。
二回目でやっと判官山に登れた。取り付きさえ間違わなきゃ簡単な山なんだがな。そうそう、言っときますが、簡単とは言うものの、傾斜は楽ではないからね。一般的にね、どこでも送電線巡視路は極端なコースになっています。
参考
2007年_2月22日 高幡山と高幡観音
2016年5月17日 近郷近在、三次市君田の判官山はんがんやま、登れなかった

 

道の膨らみに駐車 自動販売機の角を曲がる 四差路を左折 獣除けのゲートがある
高幡観音との分岐 林道を進み過ぎた 判官山はあそこ ここが判官山への分岐
中電巡視路の標識 送電線鉄塔 中電道と判官山との分岐 判官山

 

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