半国山 99年2月13日
しぇるぱ単独
山域:京阪府境
再び、半国山へ
千ケ畑入口、中央のたわみに道がある |
半国山頂上、全部で約20人 |
先週、ぽんぽん山から半国山をながめたんだが、おっぱい状の山で乳首がぽつっと出ていたなぁ。
もういっぺん行こう。
能勢を越えると雪じゃないか。めざす半国山は雪雲のなか、麓の道はシャーベット状になっているよ。
千ケ畑着、ここから入ることにしようか。
ありゃ、地図を忘れた、玄関に置いたままだった。ま、いいか、初めての道ではありますが、本能と見当で登ってみよう。
道は雪道、迷ったとしても、踏み跡をもどればなんてことないさ。
林道の尽きる頃、←半国山、↑近道、の標識を発見、近道ったって関電巡視路だよな、今日は地図もないし、ごく普通の道を行こうじゃないか。
今日はわたしが初めて、だれの足跡もないよ。道は雪におおわれて判然としないね、白一色でもやはり道は道とわかるもんだね。
何度も流れを横切った、流れというより、水のにじみだしといった程度だが、道の雪は融けているもんだね。
潅木が雪の重みで垂れている、犬が通れるくらいの穴が開いている、くぐろう、自衛隊はレインジャー隊員、膝をついて匍匐前進だ。
汗かいて鼻の通りが悪くなった。
しゅん、しゅん
手鼻成功、息苦しさは消えました。
ティッシュを出せばいいのだが、リュックを下ろすのが面倒くさい。手を汚すことなく、きれいに鼻水が切れました。
杉の林の中の道、はっきりしないね、先週の踏み跡に新雪が積もって、でこぼこが見えるじゃないか、これが頼りだね。
後から大勢のパーティの声が聞こえる、わたしの踏み跡で誘導されたとしてもしらないよ、地図なしで先行者が歩いているとは思いもよらないだろうね。
能勢亀岡境のひいらぎ峠から半国山を |
稜線に到着、追いつかれた、ここで順番をゆずろうか。
前夜の学習では、稜線まで出ればあとはじき、ということだった。新雪へのスタンプは譲ったよ。
さて、ここから脇道で頂上なんだよ。
反対の宮川から登ったことがある、その時覚えたポイントは今日は雪の中、宮川からの道はだれも登ってないよ、きれいなもんだ。
急な坂道、アイゼンは持ってきたが、使うほどでもないね。靴がもぐる程度の積雪、踏ん張るとじゅうぶん抵抗があって急な坂でも滑ることはないよ。
さぁて、到着したぞ。
今日は半国山は雪雲のなか、見通しはない。
亀岡方面もはっきりしないし、前回に見えた大阪湾の海など見えません、すぐに手前から視界は膜が張っている。
麓から仰いだんじゃ山頂が見えないので気がつかなかったが、遠くから見た半国山のシェイプが自分で踏んで確認できた。
そうだよ、こういう形なんだ。
カシミール展望図をつけました。 |
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