2018年_5月11日
しぇるぱ単独
山域:広島県尾道市

尾道市、びんご運動公園、平木山

 

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尾道の周辺でどこか登っていない山はどこだろう。平木山がある。尾道工業団地から、流通団地から、びんご運動公園を経由すれば全部自動車で登れる。
それではつまらんね。麓から登れるコースはないものだろうか。あった。
新幹線の新尾道駅から国道2号線バイパスを経て、平原へと誘導されてバイパスを降りる。向かうのは尾道市立大学なんですよ。
10年前に鳴滝山に登っている。その時に尾道大学の前を通ったことがあります。
尾道大学では、福山大学とか、徳山大学とか、私学の駅弁大学と同列に見られるじゃないか。売り出し方が下手だねぇと感じたもんです。
さすがに10年経つと、失敗に気が付いたようだね、尾道市立大学と名前を変えている。
その尾道市立大学、久山田水源池周辺には駐車できそうな余地はない。このへんはダメだ、他を探そう。
門田水源池と変電所の間に駐車できそうな道の膨らみがある。ほんとは、交差点の中だから駐車禁止なのだが、うんと広く道が膨らんでいるから邪魔にはならないだろう。
ほんとは、ここと向かいの街道の間には橋が架かっているはずなんですよ。橋ではなく暗渠にして川を埋めてしまっている。ここでの川の名前は知らないが、海に流れ込む段階では栗原川という名前になっている。
変電所の前を通って、大迫の集落に差し掛かる。旧道があるみたい。そこは帰りに通ることにして、大きな交差点に向かう。
直進する道と左折する道に分かれている。左折するほうには尾道市立大学への矢印が指差している
直進道はすぐに行き止まりになる。道幅の広い道は極端に狭い道に変わってしまう。なぜこれほど広幅の道を敷設したのか意図が不明だね。
軽トラが通れる程度の道幅なのだよ。谷はたんぼがあったのだが、完全に耕作放棄している。たまには畑として使っている場合もあることはあるがね。
ここで舗装は終わり、ここからは地道なのだよ。それでも軽トラが通っているらしい。草がタイヤに踏み込まれて轍がのこっている。
道が二分している。道標があって、右ハ木頃本郷、左ハ作道、木頃本郷とは、かって尾道鉄道という私鉄があって、そこに木頃本郷という名の駅があったのだそうな。
左は作道とあるが,念のため踏み込んでみよう。なるほど、これは行き止まりだ。これは畑へ行く道に違いない。
直進の道は草に埋もれて、この先歩けるだろうか、いいえ、心配いりません、やたら草が繁っているのはこのあたりだけ、この先には悩むような箇所はありません。
荷車が通っていたんだろうな、ほぼその程度の道幅で、草に埋もれていたり、はっきりと道幅を露出していたり、昔道の面影は崩れてはいません。
ひょっこり、上の道へ出る。分岐には道標があって、大峰山、大迫と示してある。大迫は下の集落だが、大峰山はどこのことなんだろうな。
ここからは舗装路歩き、下に畑と本来の道の分岐があったが、その畑が谷底に見えている。
送電線が伸びているが、送電線の行方に平木山があるのだ。
駐車場にたくさんの観光バスが乗り付けている。幼稚園の遠足なのだ。親子遠足だから、バスの台数も2倍必要なのだ。
オートキャンプの入口から入って行く。舗装路を登って、ここがオートキャンプ場、ここから平木山へは行けるのかしら。管理人に聞いてみたが、知らないとのこと。
知らないわけがないだろうが、話しながら稜線を見ると人が歩いている。あっちに道があるのだ。
オートキャンプ場から引き返すと、反転して稜線に向かう道がある。そこから細い道を進んで行く。
頂上にはベンチがある。舗装された遊歩道があるが、笹の中に地道が続いている。そっちへ進むと三角点があった
ベンチに戻って、造成された団地の先に建物がある。あれは何ですか。JAの尾道総合病院よぉの。尾道水道を隔てて向島と因島が見えているだな。
ちょっと目を西に向けると、吉和の港から向島の隣の岩子島、その背後に、因島、生口島、大三島が重なって見えている。
さて、帰ろうかね。
展望台があるから寄ってみよう。びんご運動公園だねぇ。陸上競技場、野球のしまなみ球場、体育館も見えている。
擬木階段を踏んで下へ下りよう。芝生の広場では幼稚園の親子連れが弁当を広げている。観光バス7台か8台で来たんだもの、すごい大人数でびっくりしたよ。
下へ降りる分岐まで戻って来た。来てみるまでは、全部舗装路歩きかもしれない、と覚悟していたんですよ。草を踏み分けて歩く部分があって、思いがけない喜びです。
畑との分岐を示す道標まで降りて、ここからは軽トラも通う道で、地道から舗装路に変わってくる。
大迫の集落まで降りて、朝に来た広幅の道を行かず、昔からの旧道を行こう。なんぼ旧道でも舗装路には変わりない。あんまり大きく違うわけではない。
広幅の街道に出て、下りの坂道を降りて行く。川向うの変電所を見過ごして、道の膨らみに駐車した車が見えている。帰って来たぞ。
平木山に登ったぞ、こんな記録がネットに乗ることはない。びんご運動公園を歩いたら舗装路テクテクを強いられる。
平木山の南麓から歩き始めると、そこそこ野性的な歩きも出来るのですよ。いや、野性的かどうかは人それぞれだが、草むらで蛇を踏むかもしれない、というドキドキ感は味わえます。
昼食はそもそも持って行かなかった。降りてからどこかで食べるつもりで、予定通りになりました。
出発地点 尾道市立大学下の分岐を 大迫集落 舗装が途切れる
この分岐は直進 上の道と出会う オートキャンプ場 稜線へ向かう
平木山頂上 びんご運動公園 大迫集落に戻る ここに駐車した

 

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