1999年8月29日
しぇるぱと囲炉裏の仲間
山域:生駒

好感度で静かな山、生駒高尾山

ゴメン、遅刻してしもた、予定の始めの電車には乗れなかった。次ぎの電車で追いかけてきたよ。
先に来たのは、堀江百太郎さん、たけ・あまこさん、森の音さん。
一緒の電車できたのが、だらすけさん、みるくさん、すぐりさん、これだけかな。幹事が遅れて申し訳ない。
え、森の音さん、車で来たの、そう、便利な駐車場があってよかったね。では、出発しましょうか。
街道に出るとね、ほら、あそこに鳥居、神社から行きましょ。面倒だから、地名の大県(おおあがた)神社といっているけど、本当はね。
あれぇ、なんて読むの、鐸比古鐸比売(ぬでひこぬでひめ)神社、案内板にはこう書いてあるなぁ。
ちょっと覚えきれん名前やなぁ。これからはどう行くの。
ここのぶどう畑の脇から入っていくの。
おお、ぶどうはもう熟れているよ、観光農園でもぎとりはあるのかな。
ちょっと聞いてください、なし狩り、ぶどう狩りはありますわな、もみじ狩りは何を狩るんでっしゃろ。
テンプラにするんちゃいまっか、あはははは。
皆さん、大勢おそろいで、一人では心細いので引き返してきました、ついていってよろしか。
どうぞ、どうぞ、あれ、やっぱり戻りますのか。
あのおばちゃん、どこまで行って引き返したんやろな。頂上までは行っとらんな。
ほら、あれがベンツのマーク、柏原市の市章、草が茂ってちょっと見にくいけどね。
マークの下は桟敷があるじゃないの。へぇぇ、ブナの樹を桟敷に取り込んである、見渡すと、あれが大和川か。
ミニゴルフ場があるね、ここに古墳があるよ。
模型なんですよ、開発で破壊したから罪滅ぼしだね、ほら、床はセメントだ。
さぁ、この鳥居をくぐると高尾山、鐸比古鐸比売神社の奥社なんだね、岩がご神体。
この岩を登るの、どうコースを取って行こうか、自由にコースを取ってええのかい。
クライミングの連中が来るので、自然に道になってしまった、右が楽だよ、左が岩の付け根だよ。
登ったよ、あれぇ、よく似た人がいるじゃないか、よしみさんかい。
うん、岩の下に自転車を置いてきた。駅で待とうか上で待とうか、ここで待つことにした。
よく見えるねぇ、堺のツインのビルは何だろう、堺にあんなビルがあったかな。
あれは新金岡のツインビル、新しい建物がどんどん出来てくるね。
ドカン
あぁ、びっくりした、すぐそばで大きな音がするが、あれは何。
ぶどう畑にたかる鳥を追っ払っているんやな。
これからどう行くの。
藪の中、道は藪の中に続いているの。
えぇ、ひどい藪じゃないか、いばらがあるよ、すぐりさん、気をつけてね。
こっちの道かい、違うのか、稜線をたどればええんやな。
こんな藪があるなどなんにも言ってなかったじゃないか。藪は嫌いやぁ。
半ズボンで藪の中は傷だらけにならないかい。
なるよ、傷は承知の上だからね。
やっと藪を抜けたよ。これからは街道歩きになるのか。車やでぇ、気ぃつけや。
変電所の前にアズマヤがある、そこで昼食にしようか。この先、ええポイントは無いと思うよ。
ここは風が抜けるとこだなぁ、日陰でほっとするね。
ちょっとモデルになってね、今度発売の保冷材、なかなか良く冷たいまま保てるよ。
商品を見つめて、もちょっと正面にして、ハイ、パチリ、もう一枚、ハイ、パチリ。
ゆっくりとしたなぁ、出発しようか、ここが火葬場、ここから山道になります。
藪の道じゃないんだね、ほほう、霊園が見えてきた。
はい、ここが霊園と恩智を結ぶ林道、ここから恩智神社までこんな道だよ。
お、四駆が放り出してある、ははぁ、崖の下に落としたんだ、ウィンチでやっと引き上げたんだよ。
馬鹿だね、なんでここまで持ち込んだんだろ。
ずっと桜並木で日陰で良かった。10年前は小さな木だったよ、10年たつとこんなに大きくなるんだね。
ええコースだったよ。駅からすぐに岩の山、街の近くで藪を漕ぐなどなかなか出来んことだよ。ここも涼しくてええなぁ。
恩智神社到着、ここの拝殿は神社風というより、お寺風なんだね。あぁ、やれやれ。
恩智駅に行くかい、大きなお屋敷やな、恩智村の大庄屋だったんだろね。
もともとの農村がずいぶん変わったもんだな。芦屋宝塚の風景よりのどかやなぁ。
さて、打ち上げ、どうする、ここのお好み焼の店にしようか、こんちわぁ。
ご苦労さんでした、かんぱぁい!

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あれ、なんか変なマークが


カシミール展望図をつけました。
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