2015年10月22日
しぇるぱ単独
山域:広島県安芸高田市

湿原、三瓶の展望、犬伏いぬぶし山2

 

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安芸高田インターから広島県島根県の県境へと、栗屋トンネルを目指して自転車を漕いでいました。
広島島根県境、栗屋峠から久喜大林銀山の里」先月の9月21日のことです。その栗屋トンネルに差し掛かる坂道の麓に
犬伏いぬぶし山への案内看板があります。
そうだ、
犬伏いぬぶし山に登ろう。前に登ったことがあるが、2003年12月、もう12年も前のことじゃないか。あれから変わったのか、変わっていないのか、もういっぺん行ってみようじゃないか。
安芸高田インターを下りて、自転車で走った道を同じように走って、出店の集落に到着する。流れている川の名前も出店川と言うんですよ。県道との交差点に案内看板がある
ただの絵看板です。観光案内です。地図看板を期待してはいけない。犬伏山にはここから入るのだね、それが判ればそれでじゅうぶん、ランドマークになろうと言うもんです。
これからは、道の分岐にそれぞれ犬伏山と矢印案内があるから間違うことはありません。
水道施設があって、ここまでは舗装路になっている。この先は地道、道は荒れてるようだね。
ここが駐車場で、西のコース、東のコース、分岐点になっている。イラストマップがある、おおよそのところが判ります。西のコースから入って行くことにしようか。
自動車が入れるみたいじゃないか。入ってみたが、轍が雨に洗われて溝になっている、草が伸びて車のボディをこする、轍に落ち込んでデフをぶつける、えらいところに入ったな、入るんじゃなかったな。
倒木が道を塞いでいる。車で進めるのはここまでだな。道の脇に駐車して、ここからは歩くことにしよう。
またまた倒木が道を塞いでいる。これは重いよ。数人でないと片付けられない。下の駐車場に車を置くのが正解だったな。
上の駐車場に到着、駐車場はあるが、ここまで到着できる車は本格的な四駆車でないと無理だね。
この先で上の道下の道に道が分岐している。上の道に西道登山口と案内がある、山頂まで約80分とある。結果、わたしの足で70分だった、無理のないコースタイムを案内してくれている。
よく手入れされている作業道を歩いて行く。作業道は反転して右折するが、このまま直進して行く。笹原の中に道がある。今日のコースは笹と親しくお付き合いしながら進んで行くんだよ。
杣道は直進して行くが、右折して別の谷へと進んで行く。
分岐がある。右が犬伏山山頂、左が三瓶山展望、三瓶の展望を求めて左折する。たいした道草ではない、案内に5分と書いてあるように、そんな程度で到着する。
ところがね、今日は水蒸気が多くて、見通しが悪いのだよ。近い峰さえぼんやりとしか見えない。
2003年の写真で代用しましょう。本来なら、こんなにはっきりと三瓶山が見えるのだ。12年前には、三瓶山はわたしには遠い存在だった。見えただけで嬉しかった、こんなに近いのかと始めて認識しました。
今日はだめだよ、がっかりして引き返す。分岐まで戻って、犬伏山の頂上の方向へ歩き始める。
尾根へ出たところで、尾根道に乗り換える。ここで大きく方向を変えているのだよ。
疎林の頂上に出る。いかにも山頂風なのだが、ここはまだ犬伏山ではない。鞍部に降りて行く。笹の原が分厚くて、雨上がりには通りたくないところだね。
ゆるゆると坂道を登って、アセビが多く見える一帯にさしかかる。強風に吹き曝されているとみえて、片方に傾いている。風衝の影響なんだなぁ。
最後の緩やかな坂道を登って、ここが
犬伏いぬぶし山の頂上、三角点と三角点を結ぶ見通しのための切り開きはあるのだが、今日は水蒸気が多くて、見通しが悪い。
東口への道はこっち、車を途中に置いているため、そっちに行かずに引き返さなきゃならない。下の駐車場に置いていたならぐるっと一周できたのだがね。
引き返そう。
尾根道から谷道への屈曲点がここ。手作り看板だが、意図はよく伝わってくる。
上の駐車場からすぐの分岐に大澤田湿原がある。説明看板を拡大しておきます
大澤田おおぞうた湿原と読むのだそうです。
大澤おおぞうさんとこの田、という意味だろうかね。ここの谷の名前が大澤田おおぞうたなのでしょうかね。
湿原を水位を一定にするためのコンクリートの構造物がある。そうだろうね、水があってこその湿原で、流れるままにしていたら湿原が乾いた草原になってしまうものね。
コンクリートの堰の上に立って見渡すと、背丈の高い草木が生えていて、広い湿原が狭い湿原に変移しているように見えるのだがね。
上の駐車場を過ぎて、倒木に遮られたところまで帰って来た。
ここから車を動かすのだが、轍・流路を避けて、デフを打たないように気を付けて、それでもぶつけました、ゴン、無理はしないほうがええよ。
下の駐車場からは地道から舗装路に変わり、ここまで下りればもう安心だ。

 

倒木で道を塞がれている 上の駐車場 上の道を行く 作業道から笹の中の道へ
杣道を離れる まずは三瓶山展望へ 今日は展望なし 尾根道へ
偽のピーク アセビ 犬伏山頂上 大澤田湿原

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

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