2017年9月9日
しぇるぱ単独
山域:広島県竹原市

竹原の忠海、歓喜かんぎ山に登る2

 

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竹原の山に行こう。歓喜かんぎ山と平家山はそれぞれ別々に登ったが、ふたつの山に道があるのだそうな。行ってみよう。
平家山の麓に自転車をデポしておく。山から下りたら、自転車で登山口まで戻ろうという構想です。
車を駐車するのに、忠海港の埠頭に置いておくのが今まででした。エデンの海のパーキングに置いておくのも手だよなぁ。そっちにしよう。港の埠頭に置くと荷揚げ荷下ろしに邪魔になるかもしれないものね。
エデンの海とは青春小説なんですよ。新任教師が教え子と恋に落ちて、というお話しです。終戦後すぐの発表で、アプレゲールと評判を呼んだそうです。
どうだろうね、今では淫行条例に引っ掛かる事案じゃないかしら。そりゃまぁ、民法で定める女子の結婚できる年齢は16歳だよ。法的にはOKだとしても、倫理的にはいかがなものか。
歩き始めて、瀬戸内海の島々が見えている。送電線鉄塔が立っている島が大久野島で、その背後の島が大三島、大久野島は広島県竹原市で大三島は愛媛県今治市なんですよ。
国道を忠海高校のグランドに沿って歩いて行く。エデンの海パーキングから見る歓喜山は尖っていなくてイマイチだものね。ここから見る歓喜山の姿が一番よろしい
国道は呉線の鉄道を土を盛り上げて跨いで行く。鉄道を越えたあたりで分岐になる。国道を離れて里道に入って行く。
里道をそのまま辿ればよろしい。最後の民家、どうやら廃墟のようだが、その家の前に畑の中に入る道がある。中電道の標柱があるから、この道で間違いない。
畑と山の境界では草が繁っているが、掻き分けて進まなきゃならないのは入口部分だけ、そこを抜けると、あとは問題なしで歩ける。
中電道の標柱があって、道をそのまま進むのと、山腹を登るのと、道は二分化される。ここは山腹に取り付く道を進む。
島への送電線と、竹原沿岸を走る送電線と、維持しなきゃならない送電線が2ラインあるから、その維持管理道もふたつ必要なのだ。
尾根道へ抜け出す。ここからは尾根を歩いて行く。
道の両側には単一の樹木が繁茂している。タブノキだと思うよ。一般に、タブノキは海岸近くでよく見る樹で、他の木を排除して単一のタブノキ林を形成する傾向にある。
送電線の鉄塔に到着した。
黒滝山が見えている。目を移すと、忠海の市街地が見えている
道のまんなかに雨水の水たまりがあって、イノシシなどの湯治場になっている。ダニを振り落とすので、近づくとダニが寄って来るんじゃないか、そんなことはないけどね。
登って行くと、分岐に差し掛かる。直登の道は歓喜山へ、山腹を渡る道は平家山へ、木肌に案内が小さく貼り付けてある
このあたり一帯の烏帽子形山から白滝山にかけての山域で新しい道を開発している、吉川和博という方です。広島空港大橋の北側の西山近辺でも吉川和博さんの道しるべは見かけました。
この先、直進して登る道と山腹を行く道に分かれている。ゆっくり道を行ってもええが、ヤブがなく開けた斜面なので直登の道を登ろうか。
ここが歓喜山の頂上、頂上には三角点があって、標石にはチップが埋め込まれている。
山標名が括り付けてあるが、ひとつは字がはっきりしてなくて、標高が263ではなく203に読めてしまう。小さい案内だが、標高262.7mのほうを写真に撮る。
ここで弁当、エデンの海を歩き始めたのが10時過ぎなんですよ。ちょっとスタートが遅かった。
平家山に向かうかどうするか、考えてみるが、家に帰り着くのに日が暮れてしまうな。日が長くなる四月五月に再トライすることにしよう。今日はここまで、来た道を引き返そう。
山をそのまま降りて、国道に向かう手前で忠海高校の方に曲がる。JR呉線のガードを潜って、忠海高校の前を通る。
グラウンドと校舎との間の道を通って、国道に合流する。
ここからエデンの海パーキングまではそんなに遠くない。
今日が土曜日だからよく見るのか、竹原から忠海にかけては自転車乗りが多いなぁ。
パーキングまで帰って、平家山山麓にデポしておいた自転車を回収しに行かなきゃ。せっかくデポしておいたのが無駄になったが、ま、こんなこともあるさ。
 
参考 
2009年_1月14日 またも竹原の中電道、歓喜山
エデンの海パーキング 国道からここで分岐 この道から入る 中電道の分岐
山腹から尾根へ 送電線鉄塔 歓喜山と平家山の分岐 緩い道と直登道の分岐
歓喜山三角点 忠海高校への分岐 忠海高校 エデンの海パーキングに戻る

 

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