2007年4月20日
しぇるぱ単独
山域:広島県庄原市

東城、帝釈、槲風呂山かしわぶろやま

 

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帝釈始終の集落地図を見ていて発見したんですよ。
庄原市域で割りと近くに、風呂山という名前の山がある。旧東城町内に
槲風呂山かしわぶろやま、旧総領町内に鷹志風呂山たかしぶろやま、こいつは行って確かめなくちゃね。
まず
槲風呂山かしわぶろやまへと出かけたんですよ。その日は4月の4日でした。あろうことか、雪の降る日でした。
こんなに雪が降ったんじゃ、下草は雪で濡れてびっしょりになってしまう。山に入らず、どこから入れるかロケーションの確認だけにしとこう。
あれから2週間以上経過するぜ。もう雪が降ることもないだろう。
槲風呂山かしわぶろやまへ行ってみようじゃないか。
広島県自然歩道の道標国広山の近くなんですよ。北に帝釈始終という地域がある。そこの始終郷という集落を目指すんですよ。
どこか駐車できそうな余地はないかな。おばあさんがいた、聞いてみよう。すみませんが、
槲風呂山かしわぶろやまへはここから入っていけますか。
この谷の途中に仕事道の桟道がありますね。そこから
槲風呂山かしわぶろやまへは行けますか。
あんたぁ、山へ何しに行くんね、山登りかい。うちの娘も広島で山の会に入ってのぉ、世話を焼きよるんよの。娘も登ったことがあるがのぉ。
槲風呂山かしわぶろやま、あれはうちの山よの。ええよ、登りんさい。丸太橋が朽ちとるけぇの、真ん中を通っちゃいけんよ、端を通りんさい。
駐車場所はのぉ、集会所の前へ置いてもええよ。昼間は使うこともないけ、
つかえるWブッキングすることもないじゃろ。
丸太橋すみませぇん、お願いします。
4月の雪の日、道路を往復して取り付きを探ったんだが、入れそうなのは一箇所しか見つからなかった。そこを試してみよう。
集落からすぐに道の分岐がある。山裾の道と谷間の道、広島県自然歩道の標識があるところなんですよ。
谷へ進むと、森道後山、そりゃ方向としては間違いはないけれど、途中省略が甚だしいじゃないか。森小奴可と近い目標を案内してほしいもんだね。
分岐から200メートルも歩いたころ、谷川に橋が架かっているのが見える。横板は朽ちているかもしれない。丸太は大丈夫のようだ。
橋を渡って支谷へ入る。ゴム管を引っ張ってあるが、谷の水を飲み水に引いているんだね。
谷が広く開けてくるよく見ると、取水口は空中に浮いている。別の水源を利用しているので、ここの水は使わなくなったのだ。
岩場が狭まって桟道を敷いてある、この咽喉の部分を越えると傾斜は緩やかになってくる。
何度か谷を渡らなきゃならない。橋の残骸があるので、ここが渡る箇所だなと判断がつく。
道は笹とイバラで歩きにくいのなんの。昔々は道だったのだが、もう使わなくなって何十年も経っているのだろうな。
小屋が見えてきた。おばあさんが言っていたな、小屋がまだ残っとるけぇの、昔はたんぼを作っていたもんよ。話しに聞いたとおりだよ。
小屋の後ろにたんぼがある。いや、昔はたんぼだった跡がある。湿地帯のままだったら始末が悪いが、乾いているから歩き易い。
朽ちた小屋谷は、たんぼの方向と別の谷とに別れているが、歩き易いのはたんぼの方向だね。自然と、こっちへ歩くことになる。
小屋の残骸と橋がある。この橋は朽ちていて足を乗せるのは止めたほうがええな。水辺に下りて橋を使わないようにしよう。
この先は、谷が二つに分かれている。どっちの谷を行けばええのだろうか。
えい、判らんときには中央突破、尾根に取り付こう。どうせどこかで尾根に乗らなきゃならないのだ。
ここからはぐんぐんと傾斜を稼いで登っていくよ。道はあるような、ないような、下生えが薄いから自由にコースを選んで歩ける。
乗り越えてコブ、また乗り越えてコブ、尾根の傾斜をまっすぐに突き進んでいく。
中央尾根を登る木につかまって体を引き上げながら進むのだが、横を見ると傾斜が45度だね。
やっと稜線まで出てきたぞ。降りる時もこの道を帰るのだからポイントを確認しとこう。でも、印象に残るポイントがなんにもないんだよね。
稜線の先に峰の頭が見える、そこが
槲風呂山かしわぶろやまの頂上だと思うよ。
吊り尾根になっていて尾根がたわんでいる。石が累々とあって雰囲気を醸し出しているなぁ。
さぁ、着いた。ここが
槲風呂山かしわぶろやまの頂上、三角点だ。
山頂を見回すと、古い山標が2枚、今ではもう、字が消えてしまっている。古い時代に登った痕跡が残っているね。
45度の急斜面これからは草木が繁る時期、今でも若葉が萌えてきているのだが、春から夏の時期に登るのはオススメしない。
晩秋から冬、早春までが時期でしょうね。谷筋、たんぼ跡の周囲にイバラが邪魔をする、これが無ければ楽なんだけどね。
元の道を帰ろう。
稜線を忠実に戻ること、ええ加減に方向付けて下りて行くと、どこへ抜けるか判らないからね。
麓に民家が見える。帝釈山中の集落なんだろうな。その後ろの山は飯山だろうと思う。多飯が辻山ではないと思う。シルエットが違うもの。
木の枝に邪魔されてはいるが、国広山が見える。国広山はずっと車道が頂上まで続いている、登ってはみたが、そんなに魅力のある山ではなかったね。
稜線の向こうに槲風呂山でもね、国広山に登ったから、
槲風呂山かしわぶろやまに登る気になったんですよ。
ちょっと待った、GPSを確認しよう。ここが斜面を登りきったポイントらしい。このまま稜線を進んではいけない。ここで山腹へと曲がるのだ。
登るときの尾根の付け根は確かに尾根だった。稜線からは、尾根には見えない、べったりとした山腹に見える。
どこで曲がるか、分岐のポイントが平凡だから困るよね。
あとは一気一気の下りだね。コブがあってさらにコブ。これだ、これだ、この道だ、と下りて行く。
尾根の付け根まで降りてきた。炭焼き窯の跡があって、横目で見ながら下りて行く。
槲風呂山三角点あとは谷に沿って進んで行けばええ。
谷の出口で丸太橋を渡る、びくびくしながらも、大丈夫、じゅうぶん荷重に耐える丸太だ。安心して渡ればええ。
集落が見えてきた、もとの集会所の前まで戻ったぞ。
槲風呂山かしわぶろやま、かたっぽだけでは評価できないなぁ。鷹志風呂山たかしぶろやま、ここにも登って、両方の風呂山を味わってから、判定したいねぇ。
そうだった、そうだった、そもそも、槲とは一体何なのだ、という疑問が残っているでしょう。槲とはね、柏と同じ意味なんだそうです。
柏の木は見当たらなかったが、全部自然林でしたね。昔々は柏の森だった、そういうことなのかなぁ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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