2018年_4月10日
しぇるぱ単独
山域:広島県安芸高田市

小津古こつこ山に続いて頭ヶ津古かしらがつこ山へ

 

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前回、小津古山を、間違いで二回に分けて登りました。2018年_3月18日 「小津古山、取り付き地点を間違える」 2018年_3月29日 「小津古山2、今度はちゃんと
地図で小津古山の近所を見ると、頭ヶ津古山があるじゃありませんか。津古山シリーズだな、これは放っとくわけにはいかないね。登ってみよう。
実は、昨日、山裾まで出かけたのですよ。天気予報では雨は降らないはずなのに、かなり雨が降ってきた。これでは登れないね。登山口の様子だけでも見てみよう。
頭ヶ津古山の西から登るのを選択したんですよ。北広島町の上漆原集落から入るか、安芸高田市美土里町の橋上集落から入るか、どっちも様子を見てみよう。
北広島町から入ると、国道433号線から入るのだが、この国道、県道よりも、市道よりも細いのですよ。道をたどるのに常識が狂って頼りなさすぎる。
安芸高田市美土里町の橋上集落から入る道はしっかりしている。分岐に案内看板がある。町道北広島とあるが、合併したのだから、町道は市道と読み替えてね。間違えようもない立派な道が続いている。
昨日調査済みだから、安芸高田市美土里町の橋上集落から入って行く。いったん峠を越えて、坂道を降りたところに鉄井集落がある。
三軒ほどの小さな集落です。集落の下手に道の膨らみがある。そこへ駐車しよう。
坂道をポクポク登って行く。一枚だけ現役のたんぼがあって、他のたんぼは放棄されて荒れ地になっている。
林道の分岐があって、ここから入るのだよ。道が膨らんでいて、材木の土場に使われていたのかな。ここに駐車することも可能だよ。鉄井山国有林と看板があるので、探す案内になると思うよ。
古い林道でよくあるのが、林道に木が生え、草に覆われて、歩くのにも難儀する、こんな林道がありがちでしょ。ここの林道はよくメンテしてあるよ。路面がしっかりしている。
杉の樹に赤いリボンが巻いてあって、山主のリボンかな、登山者のリボンだろうか、たぶん山主のリボンだろうと思うよ。
トラックの方向転換できるスペースがあって、その先でどうしようかな。ここで林道から離れて尾根に乗るのがコースじゃなかろうか。谷を横切って林道はさらに続いているよね。
迷いは振り切って、林道の終点まで行ってみることにする。
林道は終点となった。ここからは谷の真ん中を登ることになる。
鉄の杭に赤いリボンが巻いてある。これは登山者の合図だろう。
鉄の杭が点々とあって、イガセンが下に垂れてある。昔々は牛を囲っていたのだな。植林よりも牛飼いのほうが流行った時代があったのだろう。
谷は下草もなく、快適に登って行ける。快適ったって、草が足に絡まないという快適。なかなかの傾斜だよ。
稜線が見えてくる。稜線に登ると特徴的な杉の樹がある。大きな松の樹がある。ここからは稜線歩きとなる。
頂上手前には赤い木の肌の樹がある。ヒメシャラ、リョウブ、バクチノキ、どれかなんだろうな。夏に葉が出ると、これは何の樹と判定できるが、今は葉っぱもないからアバウトなことしか言えない。
ここが頂上、頂上は伐採されて、広い範囲が広場になっている
頭ヶ津古山のレポートは二つある。「里山をたずねて」の「頭ヶ津古山(717m)」2015/4/10(金)と、「広島山口近辺の花を見て歩く登山記録」の「展望がないけど開けていた頭ケ津古山」2018.3.3。
「里山をたずねて」の2015年では、まだ伐採してないが、「広島山口近辺の花を見て歩く登山記録」の今年3月では、山頂は伐採してある。
伐採して玉切りしたままになっていて搬出されていない。かなり古びているから、だいぶ前のことだ。「里山をたずねて」での登頂直後、あるいはその翌年に伐採されたのかもしれないね。
伐採されてはいるが、そんな遠くが見える訳でもない。どこか県道らしいのがみえているが、そこがどこと同定するのはなかなか難しいね。
登頂する道は三方向から来ている。自分の登って来た方向はわかる。「広島山口近辺の花を見て歩く登山記録」が登って来た道は、残り二つのどちらかから登って来たんだね。
三角点がある。三角点を示す白い杭はここにはない。よく標石にチップが埋め込まれているもんだが、ここにはまだ埋め込まれていない。
さて、下りるとするか。
稜線から谷に降りるポイントはここ、ここからはただただ逆落としに降りて行く。登るのが大変だったが、下りにブレーキをかけるのがなかなか大変だよ。
林道まで出てきた。林道まで出ればしめたもの、歩き易い林道で何の苦労もない。
舗装路まで出てきた。橋上集落から鉄井に抜ける市道に出たのだよ。
鉄井集落まで戻ったが、道から墓を見上げると、鉄井家、道端の家が鉄井家、集落名が鉄井で、人家も鉄井、ひょっとして、ここの家々、本家分家で全部鉄井家なんじゃなかろうか。
駐車した場所まで戻って、家に電話しようとしたが、圏外。ここは谷底で電波が届いていないのだ。峠越えして、橋上集落まで抜けて電波を発信することができた。
今から帰るよぉ。
小津古山、頭ヶ津古山、近所に〇津古山が隣接しているのはどういうことなんだろ。
二つの津古山を登ってみて、尖がり山、傾斜の強い山、そんな意味が含まれているのかなぁ、もう少したくさんの津古山がないとなんとも言えないなぁ。
鉄井集落の道の膨らみ ここから林道を行く 林道は歩き易い 自動車の方向転換場所
林道終点 登山者の目印か 谷の斜面を登る 稜線まで出る
頭ヶ津古山頂上 林道と出会う 舗装道路に出た 鉄井集落

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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