2007年9月10日
しぇるぱ単独
山域:鳥取県岩美町

鳥取県岩美町、全部舗装路の金峰山きんぷさん

 

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金峰山登山口寺の札所を順番に巡ると、思いも寄らない場所に誘導されます。
いま、中国薬師を巡拝していますが、鳥取県岩美町へ行くことになりました。兵庫県との県境近くで、ここには縁がないだろうと思っていましたが、行くことになりました。
第47番の東源寺に立ち寄って、岩井温泉からもとの道を引き返すのだが、この先は、JRの岩美駅、岩美町役場の方向へ向かえばええのだな。
道々、頂上にアンテナのある山が見える。あれが
金峰山きんぷさんなんだろうが、前の山で邪魔をされて全貌が見えない山だね。
役場からの道を北に向かうのだが、
金峰山きんぷさんへ入る道の見当が付かない。
谷あいの道を行くだいぶ先へ進みすぎて引き返す。横へ入る道を眺めながら、あれかこれか、お、これがそうじゃないか。
金峰山入口 神社五キロ と石柱がある。
この先は狭い道だが、頂上にアンテナが見えている。この道で間違いはないだろう。
マメを植えてある畑を通って、JRの高架を潜る。トリムコースになっていて、ジョギングのメートル数を示す看板が連なっている。
どうやら、この谷の奥に進めばええようだ。駅の方向から見て邪魔する前山との間を進んでいるようだ。
金峰山神社の鳥居谷の奥、最後の民家のところで石の鳥居があった。
邪魔になるので、鳥居の前に駐車したが、この奥、100メートルも進むと、道がべらぼうに膨らんでいる箇所がある。そこなら堂々と駐車できます。
民家の後ろで道は二分しているが、太い道はこっちだよなぁ。もう片方はたんぼへの見回り道なのじゃなかろうか。
うん、正解。電線が道と平行してあらわれた。頂上の通信塔への電力線なんだよね。
その電線は道から逸れて山の中へ延びていくぞ。最短距離を行くのだろうな。
電線は山の中へ車のエンジンはそんな急勾配は無理だもの。ゆるゆると大きく迂回しながら大回りして登って行くしかないものね。
電線の下に踏み跡が見える。管理点検で歩いたものらしい。激しく誘惑されたが、夏の時期だぜ、草が繁って大変だろう、車道を歩くのが無難だろうさ。
谷の奥から反転して、目指す頂上に背を向けて離れて行く。
振り返ると、電線が尾根道を一直線に直登している。あそこを登れば、男らしいっちゃ男らしいが、邪魔物もさぞかし多いことだろうね。
道は反転するよ。ほんまに折れ曲がって方向を変えるのだよ。ヘヤピンカーブそのものだよ。
谷向こうに頂上が谷向こうに頂上が見える。くっきりはっきりした頂上というわけではないのだよ。アンテナが刺さっているからあそこが頂上だろうという程度なのだよ。
山腹を歩いているとしか見えないが、ほら、光が透けて見えている、稜線の直ぐ下を歩いている証拠だよ。
曲がり角に巨大な樹が見える。おぅ、これはタブノキだ。このあたりからタブノキが優勢になってきたね。海岸近くだもの、ごく普通の植生だよ。
木々の切れ目から時々麓が見えるのだが、遠景は海岸、近景は登山口近辺、海の風景はどこも似たようなもんだ。
方角を変えて遠景を見ると、遠くの山がギザギザに見える。山陰の山は里近くでも存在感があるように思うよ。
タブノキの巨木尾根を乗り越えて、下がり勾配になってきた。竹やぶの中を歩いているよ。竹やぶは人里の産物なんだが、こんな山の中で繁っているとは?
ははぁ、
金峰山きんぷさん神社だ。神社の維持管理に竹やぶが必要で移植していたのだ。
へぇぇ、これが吉野から勧請してきたという謂われの神社なのかい。
注連縄を潜って、神門の向こうに拝殿がある。本式の様式だね。
正面からは全貌が見えないが、道から横の姿を眺めると、拝殿があってその奥に本殿が鎮座ましましている、なかなか大したものだ。
金峰山神社神社から参道が下の谷筋へ伸びているが、この道はもう無理だろう。すっかり埋もれているだろうね。
再び、大反転の折れ曲がりだよ。もう驚かない。最初の反転ではびっくりしたが、普通の事だと受け入れている、これが慣れというものなのだろうね。
道の傍にアンテナがある。頭上にはアンテナの群落が見える。コロニーを思い浮かべるのですよ。
菌糸や原生動物でコロニーを形成する。それと同じように集中して通信塔が集まっているのはコロニーの状態とよく似ているねぇ。
道は山腹を突き抜けて反対斜面で終わりになっている。
舗装路の終点この先には、電線がやってきているが、歩けるとも歩けないとも判断が出来ないね。
階段があってアンテナのコロニーに登ってみようか。
こんなに接近して、お互いに干渉することは無いのだろうか。
海岸が見える、波打ち際で波が噛んで白く波立っている。
どうしても海に目が行くね。遠景の山の稜線には目が行かない。
三角点があるけど、周囲の土が掘られている。三角点は掘っちゃいけないんじゃないの。掘って埋め戻されたように見えるが、どうなんだろう。
金峰山三角点たいがい、三角点の周囲は安定しているもんだが、工事現場のように掘り返された三角点を見るのは始めてだよ。
掘った跡埋めた跡の地形だが、なんとなくこう歩けばええよと示す道はある。工事のひとが歩いて道になったのだろう。
別の階段を降りて、車道に戻ってくる。このまま元の道を帰るとするかね。
自動車が登って行った。これで3台の自動車に出会ったよ。
ここの林道というか、通信塔の管理道というか、この道はチェーンで封鎖してないのですよ。自由に入れるというのがええね。
ただね、展望はもひとつ、見えないわけじゃないよ、道ばたの枝葉が伸びて切れ切れの展望が多い。
額縁で切り取られた風景なので、その点を承知で行ってちょうだいね。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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