第４７番東源寺巡拝記

次は鳥取市の東、もうちょっとで兵庫県です。鳥取県の東の果てまで行くことになるとは思わなかったな。
津山で高速道路を離れて下の道を行きます。県境を越えると鳥取市も近いから不思議な気がするね。
脊梁山脈を越えると、たちまち鳥取市街地に入って行きます。
前の４５番、座光寺を眺めながら通過するのだが、しみじみと思うよ。
由緒は古いのだろうが、今はずいぶん衰微しているよ。ここをピックアップしたプロモーターの度胸センスには感じ入っております。
国道９号線を通って、鳥取市街をバイパスして、あとは東へ東へと向かいます。
岩美町の区域に入り、９号線をそのまま走らせればよろしい。
９号線から分岐して、岩井温泉の歓迎アーチが見えてくる。ここで国道を離れてアーチを潜るのです。
岩井温泉を見てみると、旅館も数があるし、旅館街として整備されているようだね。
街の中央にゆかむり温泉という公衆浴場がある。ここで路地をのぞくと、東源寺の案内看板が見える。
鍵の手に曲がって、山裾にあるのが東源寺ではないかな。
ぅむ、当り。門に天台宗医王山東源寺とあるのだが、民家の表札と同じ格好じゃないか。
境内には、岩井保育園、たぶん寺の経営なんだろうな。
本堂の前には、不思議なパネルが置いてある。宗教行事に使うのか、保育園の遊具なのか、どっちなんだろうね。
境内にはブランコもある、ほとんど保育園の遊具で占拠されているよ。
３４番の長福寺を思い出してちょうだい。
ここでも保育園を経営しているが、寺の荘厳は維持しているよ。
両者の違いは明らかだね。
境内の突き当りには、愛宕山山頂と案内がある。ま、ええだろ、登る気にはなれない。
というのも、このあと、同じ岩美町内の金峰山に登る予定だからです。

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