2002年9月16日
しぇるぱ単独
山域:兵庫丹波

虚空蔵山から北の連山

 

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舞鶴自動車道の下の分岐昨日で稲刈りも終わったな。収穫の感謝を込めて虚空蔵山へ行こうか。
だけどね、穀蔵が虚空というのは具合が悪いな、今年は大豊作だったんだよ、満ち満ちた蔵山と読み替えることにしよう。
インターネットで検索していると、虚空蔵山の頂上からさらに北へ道があるそうな、今まで何度も行っているが、それは知らなかったな。
知ったからには行かねばなるまい。
JR福知山線の藍本駅、ここから始めるんだが、まず、北隣りの草野駅から山際に自転車をデポしとこう。山から下りたら自転車で戻ることにしよう。
正面参道との出会い準備完了、藍本駅周辺に駐車しなきゃ、駅周辺は狭いねぇ、どこにも駐車できるところがないじゃないか。
街道で歩道に乗り上げてやっとスペース確保、ごめん、かんにん、見逃してm(_ _)m
駅から南の道は何度も通っているから知っている、駅から北に道を行こうじゃないか。ここも数回歩いてはいるけど、舞鶴自動車道がつく以前のことだからね。
集落の真ん中あたりに、小さな道標がある、ここから入るんだね。奥に墓場が見えるから目印になるよ。
舞鶴自動車道の下で道は三つに別れている。道は真ん中か左だね。真ん中は? 祠で行き止まりだった。ならば左だ。
虚空蔵堂うぅむ、行き止まりみたい、いや、違った、フェンス沿いに道があるぞ、小さな標識もある、これでいいのだ。
よく刈り込んだ広い道だね。南からの正面道は風情があってええもんだが、こっちは近いのが取り得だね。
さっさと登れば南からの参道に合流する、ここからは虚空蔵堂の屋根がスパッと見える。
昔の荒れたお堂も見てきたし、再建新築の途中の様子も見てきた、今は虚空蔵堂も古色が付いて由緒深くなってきたね。
わたしのお決まりは、お堂の左側から入って立杭からの道を行くんだが、たまにはつらい右からの道を行くとするかい。
三角形の二辺の和は他の一辺より大なり、公理はその通りだよ、短距離なんだが、直登するとやっぱりつらいね。
丹波岩役の行者像がある、山の中にある石像はやはりこれじゃなくちゃね。さらにもうちょっとがんばれ、ひぃひぃはぁはぁ。
稜線に出た、陶の郷の道と合流するのだ、この下の峠で虚空蔵堂からの巻き道と合流するんだよ。
稜線には岩が露出しているが、瓦を重ねたような節理を示している、ずっと同じ傾きなのが面白いね。
岩場に出て、その名前が丹波岩、丹波を代表する意気込みなんだね。異議あり、丹波のどこかから苦情が出ないものかしら。
丹波岩からの展望はなかなかのもんだよ、立杭の郷も見えるし、遠くの山々も見えるが今日は霞んではっきりしないね。
ここから山頂はすぐ、山頂には596メートルの標識があります。
虚空蔵山頂上北への道は? あるある、これが求める道なのだ。
そういえば、この道をちょっと踏み込んだことがあったな。頂上があんまりひとがいっぱいなので、避けて奥のガレ地まで行って昼食にしたことがある。
こどもが付いてきて、ラーメン食べてる、食べたいなぁ、うらやましがらせてしまった (^_-)
奥への道は稜線通しに気持ちのいい道が続く、先を見通せる岩場がある、おぅ、あれが押し渡って行くはずの山なのか。
オロ峠と末端の目標を示してある、ローマ字でOROと書いてある、漢字でサイグチの才口ではないだろう。
下り斜面に陶の郷の遊歩道標識がある、そうなのか、立杭からぐるっと周る遊歩道があるんだね。
虚空蔵山北の連山どんどん下るよ、向かいの山がぐんぐん高くなる、下りきってまたあの山を登らなきゃならんのか。
降りたところが関電鉄塔、大勢で来た場合、鉄塔下しか食事場所はないね。
「この先未整備歩行注意」の標識がある、未整備と言ってもちゃんとした道だから安心できる。
さて、登るのか、の予想は外れて、山腹を巻いて降りて行くよ。どんどん降りていくがな。ずこずこと麓へひたすら向かう勢いの気配だぜ。
ここの山腹の道はなかなか険しいよ、里から数キロのところなのに、踏み外したら恐ろしい深山の雰囲気だよ。
さらに鉄塔を2本潜る、そうか、この道は関電道なんだ。道理で保守管理がしっかりしている、廃プラ階段がびっしり取り付けてあるよ。
稜線の道てっきり稜線を行くと思い込んだが、山腹を渡るとはイメージ違い、4本目の鉄塔のところで考え込んだ。
片方の道は、草野駅を示す案内、これは下の鉄塔を目指す。
もう片方は関電道で、さらに山腹を巻いて山続きをたどることになる。
どうしよう、とりあえず巻き道を行ってみようか、だんだんと道は切り上がって行くぞ。現在位置の把握が怪しくなってきた。このまま行っても、最後にどこに出るのか見当が付かなくなってきた。
止めた、自信がなくなったら引き返せ、草野駅を目指すとしよう。鉄塔へ下りて行くことにしよう。
草野駅が見える鉄塔からは遠慮なく斜面を転がるように下りて行く。振り向けば鉄塔3本が点々と見える。写真を撮ろう。
あれ、電池切れ、手持ちの電池もパワーを失っているよ。残念。
池に出た、八王子池というらしい、池の周囲の道を右に取って、ぐるっと回って堤防に出る。
たいがい、低山ではどこから来てどうたどったか解らないもんだが、鉄塔があるから来た道の見当はすぐに付く、堤防から山を振り返って、ああ来てこう来たのだよ。
土手の下に大きな林道、そこをたどれば里に出る、ありゃ、草野の駅前じゃないか。
自転車ははるか先にデポしてある、歩いて取りに行くのも面倒だ、電車で藍本まで帰ろう。幸い、10分程度待つだけですむ。
藍本駅に到着、車を拾って自転車のデポ地まで帰るとするか。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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