2009年4月4日
お山歩くらぶ(鴨さん、みーとさん、ほーちゃん、ととろさん、ぴっちさん、ぴっち2さん、しぇるぱ)
山域:広島県三原市

三原市、久井の岩海

 

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久井の岩海入口久井の岩海を発見したのは、自転車で甲山から宇根山を一周して、そこでみつけたものでした。
予定では、ずっと街道筋を自転車で行くはずでしたが、気が変わって宇根山を目指し、その続きで岩海を発見したわけです。
へぇ、これはすごい、みなさん、ここは知っているかしら、とオフに誘った、こんな経過があります。
もともとこのオフの企画は3月で行うはずでした。雨で流れて4月に繰り越したものです。
一週間前の天気予報は雨の予報で、極めて悲観的なものでした。また今度も雨で流れるのじゃないかしら。
ところが、昨日の予報は順調に晴を示しているので、実行・GOの宣言を発しました。
朝になると、天気予報は逆転して、雨の予報で、外を見ると現実に雨が降っています。
しゃぁないなぁ、ま、ええか、駐車場から岩海のコースを全部歩いても1キロそこそこだろう。傘を差して歩こうよ。
これが岩海久井のコンビニに集合、続々と集まって、それじゃぁ出発しましょうか。
ここが岩海の駐車場、アズマヤまでザックを運ぼうね。アズマヤにザックを置いて、身軽になって、傘を差して歩きましょう。
歩く前にお茶しましょ。野点で、お茶をいただいて、お茶を立てているうちに雨が弱まるかと期待したが、なかなか思い通りにはいかないもんだ。
目の前に岩の流れがみえるでしょ。これがゼニガメゴウロ、ひとつひとつの岩をゼニガメに見立てているのでしょうね。
実はね、黒部五郎岳、野口五郎岳、ゴロウはゴウロ、ゴウロは中部山岳での地域の呼び名と思い込んでいたんですよ。
違った、岩がゴロゴロしている状態をゴウロと呼ぶのは、中部山岳に限らず、どこでも一般的だったんだね。
わたしの育った環境には、こんなに岩がゴロゴロ転がっている景色はない。だから、ゴウロという言葉も知らなかったのだ。
ナカゴウロ奈良県の三重県京都府と接するあたり、山添村に神野山があります。そこに鍋倉渓というのがあります。
ここの岩の渓谷と似ているのだが、鍋倉渓のは岩の色が黒い、そこが違うのだよ。
ここ、久井の岩海は国指定の天然記念物で、採掘などはとんでもないが、大土山からは山肌から大きな岩がなんぼでも出る。
庭石業者、造園業者が重機で掘り出しているのだが、天然記念物指定の有り無しで、大きな違いになっているのだね。
ここに看板があってね、一番西側の岩の列がゼニガメゴウロ、次の列がナカゴウロ、三列目がオオゴウロ、オオゴウロに連続してコゴウロがあるのだそうな。
ナカゴウロから行きましょうか。
ナカゴウロに水音峡というのがあるのだそうな。ここがそう。
オオゴウロ岩の下から水の流れる音が聞こえるそうなのだが、聞こえない、うぅん、岩に耳を押し付けても音は聞こえてこないぞ。
傘にぶつかる雨音がバラバラとやかましくて、地下の水の流れの微妙な音など押しやってしまうんだものね。
道は自然にナカゴウロの末端を突っ切って、オオゴウロの方向へ向かって行く。
オオゴウロのさらに右側にコゴウロがあるのだが、なんとなく、オオゴウロの岩を越えて対岸に移りたくなる。
いま、対岸と表現したでしょ。対岸と言ったよね。
大事なところだから2回言いましたよ。(みのもんたの決め台詞を思い出してね)
気持ちはすっかり川なんですよ。岩の上を歩いて渡渉する気分とおんなじ、左岸から右岸に移ったんだよね。
これからどっちへ行こう?ぴっちさんがオオゴウロの上流を探ってくれる。
尾根の背どうでした、あぁ、行き止まりになってるの。じゃ、下への道を行くしかないね。
林の中を抜けて、ナカゴウロの続きに入る。ここはゴウロが途切れて、草地のなかを進んで行くんだね。
道は右岸を進む。
ゴウロの中で樹が成長しているが、下から順に伐採して、岩を露出して、観光資源に磨きをかけているんだね。
尾根を横切って、ゴウロの上部末端に出てくる。ここがゴウロ台地なんだそうな。この岩の流れはゼニガメゴウロなのだよ。
ゴウロの傾斜が急になって、この場所を滝ゴウロと呼ぶのだそうな。なるほど、滝だねぇ。滝は傾斜がゆるくなってくる
アズマヤに戻って、食事にしましょ。
食事のあと、ほーちゃんがもう一回まわる、というので、ととろさん、保護者としてくっついていく。
滝ゴウロはっくしょん、体が冷えて、待っているのは寒いもんだよ。
野外でくしゃみしたのに、くしゃみがアズマヤの天井で反響して、思いの外、大きな音になったみたい。
ふたりが戻ってきたね。駐車場まで帰って、家に帰ることにしよう。
駐車場を出て戻るまでに、2時間55分も時間をかけているが、実際に歩いたのは33分、ま、こんなにゆったりとした日があってもええさ。
予定では、宇根山にも登るつもりだったが、雨で霞んでいるので、山頂の視界はだめでしょう。
宇根山は登らずに、このままコンビニまで戻り、そこで流れ解散にしましょうね。

参照、09年1月28日 宇根山、自転車で登山

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます


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