2003年9月11日
しぇるぱ単独
山域:島根雲南

中国、雲南、女亀山(めんがめさん)

 

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赤名トンネル出口から女亀山をもともとは猿政山に向かうつもりで出かけたんですよ。
比婆郡高野町、県道110号線を行けばなんとかなるだろ。最奥の俵原集落の手前で林道が始まっている。看板に猿政山とへたな字が落書きしてある、これでええんだろな。
林道からの見晴らしは吾妻山福田頭とさえぎるものなく広がっている、そうかそうか、こっちからは、こんな風景なのかい。
一向に取り付き点の表示が見当たらないな、道は下がって、工事現場まで来てしまったよ。
国道から女亀山への屈曲地点すみませぇん、猿政山への取り付きはどこでしょうか。
わいわいわい、ガタガタガタ、キャタピラの音で聞き取りにくい、あきらめよう。
下りて、俵原の集落に行っても、ひとが居る気配がないな。あきらめて、街道に戻ろうか。
街道から次の集落を、笹谷沿いに登ろうか。道の真ん中に柵がある、林業無関係者は立ち入り禁止。
山主が登山者を締め出した、という記録を読んだことがあるが、ここのことだったのかい。
林道終点やめじゃ、やめじゃ、何が何でも猿政山、ということでもない、他にも山はあるんじゃい。転進するぞぉ。
という右往左往したドタバタもありますが、どうやら、到着しました、中国雲南
これはギャグなんだよ、ラオス、ミャンマーと国境を接する中華人民共和国のかの地じゃないんですよ。
島根県は出雲の南部で雲南なのさ (^_-)
広島県の布野村から赤名トンネルを越えれば島根県赤来町、トンネルからすぐにドライブインがあります。
神戸川源流の石碑そのドライブインからちょっと進むと、下のたんぼへ向かう道がある、国道と平行して逆に戻るんだね。
たんぼは尽きて、最後の民家がある、ここからは、林道は草むす道じゃないか。ユーターンするスペースがないから、行けるとこまで突っ込んで行くしかないよ。
軽トラでも四駆だから、踊りながら揺れながらでも登って行くさ。
どなたかが跡追いでこの山に行く気になっても、乗用車でここへ突っ込むのは止したほうがええよ。最後の民家の手前の舗装路に置いておくことを勧めるね。
頂上のブナ林なんとかユーターン出来る場所まで来たぞ。ここへ車を置いて歩こうかい。
ひとつ、ふたつ、みっつ、板橋を3回渡ったよ。その先に石碑が見える。
神戸川源流、島根県知事、おっほっほ、県知事さん、川の源流をここだと宣言してしまったよ。
まだ上流にちょろちょろ流れる音はするんだが、石碑の裏が崖地で水が染み出しているんだね。いいともさ、宣言に従うよ。
神戸川とは、かんどがわ、と読むんだとさ。出雲市から日本海へ抜けている。
女亀山三角点神戸川の隣に斐伊川がある、この川は宍道湖へ抜けている。途中の放水路で、神戸川へ放流して、宍道湖が溢水するのを緩和するんだそうな。
石碑を過ぎると、丸太階段の道になるね。とんとんとんとたちまち稜線に出たよ。
山頂部分はブナの林だね、ブナの純林ではないようだぞ、ブナ、シイ、クヌギ、樹肌の違った樹が混在しているな。
山頂には祠が鎮座している、女亀山神社、この山を、めんがめさん、と読むんだそうな。
本来は女神山で、水神の山、山頂に池があって、雨乞いしたようだが、今は涸れてどこか判らないそうな。
女亀山神社山頂から三方に道刈りがしてある、来た道に続いて先へ行くのは県境だな、南へ刈り別けているのは広島側の布野村作木村の境界だな。
作木第三小学校の登山記念の標識が残っている、2000年記念の特別イベントのようだね。
頂上からはさえぎられて何にも見えない、下りるとき、島根側広島側、それぞれ透けて見えるのだが、どこなんだろうねぇ。
ま、ええさ、いずれは馴染みになって、あれはなになに、これがどこどこ、と仲良しになってやるさ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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