2014年2月25日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:広島市安佐北区

可部の西の山に、水越山

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

可部運動公園どこか、山に行こうよって?よぅし、行こうか。先日は、広島市安佐北区可部の西の山に行った。茶臼山、螺山にしやま、このふたつ。
その時から、続いて水越山にも登る予定にしていたんだよ。一緒に登るかい。
螺山にしやまから水越山は見えていないので、まったく始めての山なんだよ。ダイジョウブ、そんなに時間のかかる山ではないみたい。
亀山の新開発の住宅地を抜けると、山の字の形にぽこぽこぽこと三つの山が付き出した山塊が見える。あそこに登るのだよ。水越山はあの中のどの山かは判っていないのだよ。
可部運動公園に入っていく。駐車するためなんだよ。水越山はここから登っていくのが通常のようだよ。
最後の民家目の前には野球場があり、芝生の広場があって、芝生ではゲートボールを準備している人々がいて、巻尺で測って、ポールを立てている。道具は借りるのではなく自前で用意しているみたい。
芝生広場の外周を抜けて行く。運動公園の外に出てしまった。農家があって、ここが最後の民家なんだね。
農家の背後に水越山への案内標がある。頂上まで1410mとある。運動公園の中には案内標識がなくて、まごまごしながらここまで来たんだが、これで安心、この道でええのだ。
トイレがあったり、アズマヤがあったり、ここは運動公園の場外の敷地なんだろうか。再び水越山登山道との案内、頂上まで1290mとある
取り付き点サクラ、ツバキ、その他、何か判らない巨木の植樹があって、樹の太さからすると、50年、60年は経過しているようにみえるよ。もっと古いかもしれない。
段々になっているから、もともとはたんぼを植樹に転用したのだ。1972年に可部町は広島市と合併したのだが、この植樹は可部町時代に実施したのかもしれない。
アズマヤがあって、さらに進む、一番上まで行ってみたが、山に入る道はない。
下に道が見えているから、あそこに行けばなんとかなるんじゃないの。
ほんまだ、なんとかなった。杉林の中に赤い紐が垂れている。ここから入るのだ。
稜線に出る看板があった。水越山登山道、頂上まで1010m、ここからは昔ながらの杣道を行くのだよ。
杉林の中を行くのだが、ひたすら真っ直ぐに登るのだ。ちょっとはジグザグに折り返しながら進んでもええものを、真っ直ぐに進むのだ。
真っ直ぐは真っ直ぐでそれでええよ、傾斜がね、ただごとじゃないのだよ。楽するために折り曲げるのが普通でしょうが。愚直にひたすら直進している。誰だ、最初にこの道を作ったやつは。
炭焼き小屋の跡を過ぎて、窯の壁も崩壊しているところから察するに、100年、200年昔の炭焼き小屋なんじゃなかろうか。
ほんとにそうなの。
水越山頂上まんざら嘘でもないと思うよ。窯跡に土が流れ込んで潰れているのをみると、大昔のさらに大昔のことだと思うよ。
さすがにこの辺りは稲妻形に折れ曲がって登っていく。折れ曲がって、稜線の方へ近寄って行く。
稜線に出て、標識があって、頂上まで580m、一挙に距離を稼いだことになるね。
広い杣道なんだが、一部シダを掻き分けて進むところがある。いや、そんなに邪魔にはならない。単調な道だから、こんなものでもアクセントになるものね。
二度三度、あるいは、と期待させる頂上の雰囲気があるんだが、ただのこぶに過ぎないのだね。
稜線から山腹へ多分、これが最後の急斜面だぞ。えんやえんや、ストックを突き立てて坂道を登ると、やっと頂上に躍り出た。
ここが水越山頂上、三角点がある。
等三 點角三 三角点の字体はどれも右から左書きで旧漢字なんだよね。左から右書き新漢字、こんなスタイルは見たことがないが、壊れて補修するにも戦前のスタイルを踏襲しているのだろうか。
順次、三角点にICチップが埋め込まれているが、ここにはないね。まだ作業者がやってきていないのだ。
さて、降りるとしようか。
真っ直ぐな道あらら、頂上直下の坂道はえらく急斜面じゃないか。驚くほど一歩一歩の踏み込みが深いよ。
何度も繰り返して言うのだが、山が急かどうかは登りではなく下りでわかる。登りはガムシャラに登るもんだが、下りは足の置き場など冷静に観察しながら降りて行くもんね。
あと580mの標識のポイント、稜線から山腹に折れ曲がる箇所まで降りてきたよ。
植林の真ん中を突き抜けて降りて行く。やっぱり直進の道はおかしいよ。杣人が付けた道ではなく登山者が付けた道なのだろうと思うよ。
福王寺山スギ林が尽きて、植樹地域、公園の場外の外苑に出てきた
朝には道が判らず、まごまごしながら進んだが、帰りの道はもう大丈夫、こう行けばええという道の見当は付いている。
植樹の区域を過ぎて、ほら、あれが福王寺山、東側から登って、頂上の鉄塔のところまで登ったことがあるよね。
横に見えているのが
螺山にしやま、つい先日登ったのだよ。
運動公園の外周を回って、管理棟の前まで帰ってきた
登る前にはどの山が水越山か判らなかったが、今は判る、真ん中の山が水越山なのだ。
螺山短時間で登って降りられる山だったね。
コースは短いが、けっこうハードな山よね。面白かった。
 
参考 今日のコースから見える山
2010年10月11日 参道の山、可部の福王寺山2
2014年_2月16日 可部の西の山に、茶臼山、螺山にしやま

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください


前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる


 囲炉裏へリンク