大江山 98年12月23日
しぇるぱとよめさん
山域:京都丹後

大江山は鬼の山

明日はどこへいくの。大江山?あの鬼退治の大江山?面白いな、ついていこ。

鬼の交流博物館、鬼瓦
鬼嶽稲荷神社境内から
鬼の洞窟


さて、ここが大江町、町中鬼のキャラクターがあふれているね。
ここがバス停大江山の家、ほらそこに日本の鬼の交流博物館、おおきな鬼瓦だね。
道の終点が鬼嶽稲荷神社、ここに車をとめてかかるとしようか。
境内から東の展望がいいね。初日の出の絶好のポイントやね。
こじんまりとしたお宮ね、鬼への祈願に賽銭、賽銭。
山頂へは境内を抜けていくのか、頂上まで1.2キロ、最短のコースね。
案内板にブナの原生林あり、と書いてあったな、うむ、あるある、あるけどさ、ひとつまみの群落じゃないか。境内背後は伐採を遠慮して取り残されたということだろうね。
ブナの後にはナラの林が続いているね。植林がすくなく自然林ばかりなので気持ちがええな。
山頂はどこ、杉林のこのこぶは山頂じゃないのね、むこうに透けてみえるのがそうか。
広い道ね、三人並んで歩けるよ。よく踏まれているから沢山のひとが登るのね。

大江山(千丈ケ嶽)頂上


ついた、ついた。
山頂はカヤの原になっているのね。
遠くまでよく見える。このへんの山はひとつひとつがとんがりの山になっているのね。
今まで丸い山頂を見なれていたから、こんな風景はとても新鮮。
天球がすみずみまで見えるから、ここでジャコビニ流星群や獅子座流星群などの観測にはぴったりだな。
ええと、日本海が見えるはずだが、今日はよくみえないね。
さて、おりるかね。
これだけじゃ短すぎるね、神社の境内から鬼の洞窟への道があったからそっちへいってみようか。
うん、400メートルと書いてある、簡単、簡単。
横に400メートルかとおもったが、ちがった、ここから300メートル下へおりる、と立て札があるぜ。
おりるのねえ、果てしなくおりていくよ、ここをもう一回引き返さなきゃと思うとたいへんね。
もう谷底近くまできたよ。鷲峰山の行場道にくらべるとなんてことないね。
ありました、ほら、この岩。
岩をむこうにまわると、ほほう、洞窟だ。これが鬼の洞窟か。
三畳くらいの広さね。奥にお宮がまつってあるよ。奥にはいるには、はばかるものがあるね、入口からのぞくだけにしときましょか。

言っときますがね、この洞窟は、鍋塚の近くの名所、鬼の岩屋とは別物ですからね。
混同しないで読んで下さいね。

カシミール展望図をつけました。
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