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2002年2月2日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:南播磨
姫路の槍ケ岳、桶居山
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播磨の槍ケ岳というのがあるんだよ。高御位山に一緒に行ったことがあるかなぁ。そこの山域に並列してあるんだよ。
そう、面白そうね。行こう、行こう。
さあ着いたよ、鹿嶋神社、駐車場は無料のようだぞ。この間、正月に来たときにはしっかり料金を取っていたんだがね。
神社の裏の岩場、覚えているよ、前に一緒に来たことがあるよ。ほら、新しい山靴を始めておろした時、岩場で初日から傷だらけになったのをよく覚えているよ。
こっちから行くの?前に下りてきた道を逆に登るのね、そうか、この道は馬の背と言うのか。
左には鹿嶋山へ登る真っ直ぐの岩場、右には高御位山が振り分けに見えるやろ。ここを登りつめると鹿嶋山、鷹の巣山とも言うんだよ。
先日、高御位山を縦走した時、桶居山への分岐の標識を見たんだよ。あらためて地図を見てやっとそうと知ったんだがね。
槍ケ岳みたいな姿をしているって?
いや、稜線からはそんな尖峰は見えなかったなぁ。前山が邪魔をして隠しているらしい、傍へ寄らなきゃ見えない秘密の山らしいよ。
あともうちょっとで稜線だよぉ、稜線にはひとがいっぱいいるよ、こんにちはぁ。
これからどう行くの、視線が谷越しの方向をさまよってるね、続きの尾根を探しているのか。
ここからもっと高御位山に寄ったところで分岐があったはずだ、ほらここ、ここからメインルートを離れて横尾根に入って行くよ。
ほぉぉ、ここからはさすがに道が細くなるのね、それでもしっかりと道は間違うことはないから安心ね。
いたたた、シダが刺さって痛い、夏の時期、ここでは半ズボンで歩こうなどとは考えないことだね。
低い潅木で、どこまでも見通せるから、どのように歩くか見当がつけやすいわね。だいぶ迂回して大回りであそこまで行くみたいね。
見渡す果て、関電鉄塔まで行くと、その向こうに桶居山は姿を見せるはずだよ。そこまではあまり高低差のないコースになっているようだね。
見渡す限り、岩場とひょろひょろの潅木ばかりね、西部劇の映画の中を歩いているみたいね。
ライフルの音も聞こえるやろ、近くにクレー射撃場があるのさ、まさに雰囲気そのものだな。
遠く高御位山がかすんでいるな、鹿嶋山は神社側から見ると岩の山だが、こっちからみると緑の山だな。
鉄塔の尾根までやって来た、ここで始めて桶居山の全貌が見えるのさ。
へぇぇ、あれがそうなの。ほんまやね、ぐいと背伸びして槍ケ岳と言われるのも納得ね、惜しいことに低いのね。
ここまで来なけりゃ姿が見えない、これは損をしているなぁ。
どうしたの、両脇の木が焼け焦げになっているよ。
平成12年8月13、14日に山火事が起きたんだよ。桶居山の周囲はその山火事ですっかり焼けてしまったんだよ。
あらまあ、痛ましい風景ね、もとの緑に回復するのに何年もかかるんやろね。
山腹は道の名残りはあるけど、どこもスカスカだから自由に好きなコースをたどれるね、つかまる木の幹がないと岩場が不安定だな。
やっと頂上、山名標識も焼け焦げて無残な姿ねぇ。周囲がすっかり焼けてしまっているのねぇ。
帰りはどうしよう、もとの道をそのまま引き返すのもうっとうしいな。ここで山を下って麓の里道を帰ろうか。
そうしようよ、集落に向かう道が下のほうに見えるよ。下の鉄塔まで降りるとそこからは簡単にたどれそうね。
では、そういうことにするか。反対側に降りていって、このへんで適当に曲がるとするか、焼け跡だからどんな風にでもコースは取れる。
段々と道ははっきりとしてきたね、鉄塔、このへんが一番焼けているみたいじゃないか、さぁ、里道に降りてきた。
地図を見ると、この先が長いのね。尾根の末端をいくつ迂回して行けばええのかしら。
ここから桶居山を見ると平凡な山だな、さっきの鋭いシェイプの面影もないね。
だいぶ歩いたな、ここだ、この風景、ここを曲がれば鹿嶋神社裏の岩場の峠に向かうはずだよ。
集落の脇をかなりうろうろ、あっちだろう、池越しに姫路別所高校、その裏が目指す峠だよ。
峠に着いたよ、ここから先はなじんだ道だよ、鹿嶋神社の境内を抜けて、もとの駐車場まで歩くだけだ。
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