2002年7月14日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:六甲

六甲、城山錨山市章山

 

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猿のかけ橋分岐台風が来ているんだけどね、予報では雨だが、降るような気配はないわね。簡単なところに出かけようよ。
そうよなぁ、雨が降ると電車にすぐに逃げ込める六甲なんぞはどうだろう、それでええかい。
新幹線新神戸駅、ここから布引の滝のほうへ向かおう。滝からダムのほうへ行くんじゃないよ、その手前を曲がるんだよ。
滝見の台からすぐに休憩舎がある、ここから神戸市街を眺めたら、谷沿いの道を入って行くのだよ。
ハーブ園ロープウェイここここ、猿のかけ橋と名前があるやろ、ダムへの道とはここで離れるんや。
一挙に急な坂道になるのね。うわ、蜘蛛の巣、道はええのに人通りは少ないのね。メジャーなコースはびっくりするほどひとが集まるのにちょっと脇に入ると静かなコースになるのねぇ。
頭の上にロープウェイが見えるやろ、ハーブ園につながっているんだよ。まだ乗ったことがない。
城山から神戸市街地を去年、ともだちとハーブ園に行ったよ。下りの道はつるつるに滑る道だった。
尾根から横道に変わった、斜面はダムへ転げ落ちる坂だから、物を落とすと拾うのに難儀するね。
なるほど、城山か、看板がある、うねうねと土塁、堀、掻揚げの痕跡が残っているのね。石垣は見当たらないのね。
古い城跡だよ。南北朝ころの播磨の赤松円心の持ち城だね。その後は、織田信長に謀反した荒木村重の出城のひとつなんだよ。
城山の東屋天下騒乱の中の局地戦なのね。
城跡が東屋になっているのね、ここからも神戸市街地がよく見える。
だれかさんが蝶々を採っているけどさ、ここは国立公園のなか、まずいんじゃないかい、あまりに当たり前の様子だから咎めにくいね。
鍋蓋山菊水山長い網だね、鮎釣りの竿と匹敵するよ、樹冠の先にいてもあれでは捕られてしまうね。
あとは平坦な尾根歩きだよ。この先は二本松林道のほうへ向かわないほうがええ、山道を縫って歩こうぜ。
ベンチがある、ここで昼食にしようか。
北への視界が開けている、山蔭から再度山、大竜寺があるとこやね、鍋蓋山、菊水山が連なっているやろ。
錨のマーク植林のない自然林が広がって緑に輝いているのね、黄葉のころは見ものやろね。
これからは、自動車道と交わるよ、車道に出ると、すぐに横断するのさ、すると道の続きがある、何度も横断しながら行くんだよ。
これが市章山なの、市のマークが電飾に浮かび出る仕掛けなのね、あんまり近いのでほんの一部しか見えないよね。
電飾の電気はこの風車で発電しているらしい。台風の風が吹くのにちっとも風車は回っていないじゃないか。ほんとなのかい。
ヴィーナスブリッジ次が錨山、錨のマークは下から見ようか。下から見ても全貌は判然としないね。
森を抜けて、諏訪神社への道標、待った待った、ここは山道を行かずに車道を行くんだよ。
目の前の丘の上にレストランがあるやろ、その前を過ぎると、ヴィーナスブリッジという歩道橋がある、ここからの風景がええんだよ。
橋の鉄柵にいくつもあるのは何? 南京錠だよ。へぇぇ、二人の名前が書いてある。
鍵をかける願いほんとだ、たくさんあるなぁ。名前を書いて錠前をかけて、鍵は二度と開かないように山に放り込むんだろうな。粋な願いやね。昔、ここを通ったときはそんなものは見なかったぞ。新しい願掛けの誕生だね。
諏訪山稲荷に出たよ。ええと、道がいくつもある、どっちに行ったらええんやろ、真正面の参道石段から行けば間違いないやろ。
県庁を抜けて元町に着いた、さぁ電車で帰ろうか。


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カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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