2004年9月17日
しぇるぱ単独
山域:広島沿岸部

御調八幡宮から三原の竜王山

 

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駐車場から御調八幡を何度か三原へ通ううち、竜王山と大峰山があるのを知ったけど、そのまま横目で見て通ったもんだ。いずれは、と思っていたが、今日がそのいずれの日なんですよ。
山陽道三原久井インターから山越えでJR三原駅へ出る道があるんですよ。
その道の峠に駐車できたら両方に登れる、と通りすがりに眺めてはいたんですがね、駐車できる余地があるのかどうなのか、どうにも判断しにくいね。
欲張るから悩むんだよ、片っぽづつ登ると決めたら簡単なことじゃないか。
ということで、三原久井インター手前に御調八幡宮へ誘導する標識がある、これに従うことにしようか。
駐車場は広いね。この周辺を示す看板の地図は? 地図は? と。
御調八幡神社神社の境内を案内する看板地図と、その周辺は公園だよぉ、と示している看板地図しかないね。竜王山への取り付きはどこなんだろうね。
橋から八幡神社が見える、上流に神社へ参拝する橋があって、橋に建屋が乗っているよ。雨の対策と言うよりも、権威を示すシンボルなんだねぇ。
石段の奥に本殿がある、へぇ、備後一の宮と書いてあるぞ、備後総鎮守の扁額もある。そんなに格式の高いお宮とは知らなかったよ。
由緒格式と参拝者の水揚げとは別のものだからね。神社は一流でも、神主業界の序列はどうなんだろうね。
道はこのまま上流へ歩きたくなるな。ささやかな標識があるよ、川→宮峠→垣内。ふむふむ、これで間違いないだろう。
大きな砂防ダムがある。砂防ダムが砂で埋まると、無駄だ、と糾弾するひとがいるが、それは誤解なんですよ。
倒木で障害物レース砂で埋まってからが砂防ダムの本領を発揮するんですよ。谷の急流が砂に埋まることで緩傾斜になる、水が土石を抱えて土石流になるんだが、土石は緩傾斜に取り残されることになるんですよ。
林道は奥へ奥へと進む。またまた、ささやかな標識、ははぁ、ここで丸太橋を渡るのか。渡ったその先は、橋こそなかったけど、ちゃんと広い道じゃないか。
道は広いが、使われなくなって随分の年月がたっているよ。倒木が多い。先週先々週と連続して台風が来たが、その被害なんだろうな。
蜘蛛の巣が多いね。ここの蜘蛛の巣は粘りが強い。顔に引っかかると鬱陶しいよ。
倒木の障害物レースなんだな。この倒木は最近のものだけじゃないぞ。かなり昔の腐れ木も相当あるよ。なんだか、道が怪しくなってきたぞ。
ありゃ、ここは山陽道峠を越えてしまった。どんどん降りて行くんだが、これはどういうことなんだろうね。
車の騒音が聞こえ始めた。道は里に出てしまったよ。道の前に塞がるものは・・・・・あれは高速道路の山陽道じゃないか。
あれま、間違うに事欠いて、南へ向かうべきを西へ向かってしまったんだ。思い込みとは恐ろしいもんだね。
引き返そう。このまま来た道を引き返そう。
あのささやかな標識はなんだったんだろう。もう一度見ると、三原歴史と観光の会、たはは、郷土史や名所歩きの会の標識だったんだ。
最初のスタートで、正しく地図と地形を対照させよう。御調八幡神社とは90度方向違い、キャンプ場の方向に歩くべきなんだね。
竜王山への真っ直ぐな道なんだ、なんだ、キャンプ場に案内標識があったのかい。朝、もっと歩き回って目星を付けとくべきだったね。
竜王山への道は真っ直ぐ真っ直ぐな道なんだね。谷が素直なのか、渓流も真っ直ぐ、それに沿ってる道も真っ直ぐなんですよ。
橋がある、右にあった谷が左に移るんだがね、道は真っ直ぐなのに、谷川のほうでクランクに曲がってくれているという不思議があるんですよ。
しばらくして、丸太の階段、これも真っ直ぐなんだよね。こうも同じ風景が連続すると、やんなっちゃうな、同じような表現を繰り返すしかないよ。
ただね、傾斜は増してきているよ。階段の段差が大きくなってきた。
山の階段はひとが歩くため? ブブー、違います。雨の水流を制御するためです。階段だって砂防ダムと同じ原理なんですよ。緩傾斜を作って水が抱えてる土砂を吐き出させるためなんだよ。
真っ直ぐな階段三峰山、階段理論の仮説、6年前、ここで階段の意味に気がついたんだよ。
ところがさ、このあたりなんか、水の破壊力は大きくて、階段をえぐって浮かせて土砂を持ち去って岩むきだしの道になっている。歩きづらいね。
砂防ダムだって圧倒的な破壊力には抵抗できないよ、決壊して、被害がさらに拡大した場合もある。予算の限度というものがあるんですよ、山の側面全部をコンクリートべた貼りに出来るもんかい。
渓流の音が高らかに聞こえる、これじゃぁ、峠まではまだまだ先のことだね。
渓流の音が聞こえなくなった、峠は近いのかな。また渓流の音が始まったよ。さっきの無音の箇所は伏流水の地帯だったんだ。
八幡峠今、道は谷の芯を歩いているな。ここは中国自然歩道なんで、ずっと側溝が続いているんですよ。その側溝のコンクリートの下から水が湧き出している。
水流が尽きた、ちゅうことは、峠は近いな。最後のがんばり、最後のがんばり、あぁ、やれやれ、倒れるように峠のベンチに救いを求める。ここが八幡峠だよ。汗びっしょりだよ。わきの下から袖まで汗で濡れているよ。
ここからは稜線だわい、のんびり稜線散歩を楽しもう。いえいえ、とてもとても、急な丸太階段が延々と続きます。帰りに、この階段で踏み外したら痛いじゃすまないぞ、と気を引き締めたもんです。
竜王山の頂上らしきが左に見える、ぐるっと迂回しながら頂上へ向かっているんだろうな。
稜線の階段もきついやっと頂上、竜王山のてっぺんだよ。鉄のヤグラがあるが、用途はもう果たしたんだろうね。立入り禁止とあるが、錆びの浮いてる細い鉄骨だもの、危なっかしくて登る気にもなれない。
ガイドブックには、頂上から海が見えるとあるが、海が見えたのは何年前のお話しかね、木立に包まれてなんにも見えないよ。
頂上から反対側を眺めれば、同じ傾きで下へずぅっと延びている。大峰山への道なんだよね。大峰山へは、また別の日取りにしようかね。
さぁ、戻ろう。もとの道をそのまま帰ろう。
途中、奥の院へと誘導する標識がある。従って下って行くと、山のくぼみ、水が湧き出すところに神社がある。
竜王山頂上貴船神社という名で、竜神・祈雨の神と信仰されていたのだそうな。
だから、この山の名が竜王山なのか。昔々のひとはこんな山奥に神秘を探し当てたんだねぇ。ずっと永年祀ってきたが、今はもうボロボロじゃないか、今のひとが再建して祀りを受け継ぐかどうか、そこはビミョウだよね。
さぁ、あとは一挙に降りてしまおう。
どうかね、もう一度、ここ竜王山に登る気はあるかね。
マッピラだね、谷底の真っ直ぐな道を喘ぎ喘ぎ登り詰める、稜線に出ても木立に包まれて展望はほとんどない、肝心の山頂に展望がない、これじゃぁ、再訪しようという気は全然起きないね。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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