2006年3月7日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:広島県北広島町

ぽっかり丸い山、龍頭山2

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

別荘地への入り口暖かくなったもの、どこか出かけましょうよ。そうよなぁ、県境の山はまだまだ雪の下だろうなぁ、北広島の山に行こうか。竜頭山にしよう。
中国道を千代田インターで降りて、下の道を行くんだが、こっちへは久しぶりだなぁ、ドライブマップで確認しないと道が怪しい。
ええと、こっちこっち。豊平どんぐり村への誘導標識に従えばええのだった。
道の駅どんぐり村に到着して、駐車場の正面にどぉんと竜頭山が立ちはだかるはずなんだがね、今日は霧が閉ざしてなんにも見えないねぇ。
どんぐり村からもとの県道に戻る、道はすぐに分岐にかかる、右折して県道316号線に乗って進むんだよ。
駒ヶ滝道は森の中へと入って行く、竜頭山遊歩道の看板があるだろ、ここで左折して駐車場を求めるんだよ。
前にも登ったことがあるんだよ、その時もここの駐車場を利用したよ。登山者用に駐車場を用意してくれているんだよ。
道は、別荘分譲地の中を進むんだがね、ほら、数件しか売れていないだろ、大失敗の開発だな。
そうよねぇ、周囲に家が無いと無用心よね。いざと言うとき、心もとないよね。
何本もの横道を横断して、ロータリーを通過して、あぁあ、デザイン構想は雄大だったのにね、元の自然に還りつつあるよね。
ここまでが別荘用地、ここから山道になるのね。山道とは言っても、セメントを塗ってあるから草かぶりのない道ね。
林道を横断して、また山道に入って行くのね。今年の雪は重かったのね、樹が倒れ、枝が折れて、道を塞いで、通りにくいったらありゃしない。
駒ヶ滝、滝頭ここが滝との分岐なんだよ。ちょっとの脇道だから寄ってみようか。
へぇぇ、これが駒ヶ滝なの。二条の滝なのね。雪解けの水を集めて豪快に落下しているわね。
おとどしの7月に来た時にはちょろちょろの滝だったよ。なんだい、このしょんべん滝、こんなもんかい、と思ったもんだよ。見ごろは時期によるんだねぇ。
祠が残っているだろ、石段もあって整地されているから、昔、ここに神社か寺があったのだろうね。
滝のそばを切り上がって登る道に楽なのはないものだよ。一歩一歩踏み締めて登るしかないよね。
谷斜面の残雪ここから滝頭へ向かう道がある、行ってみようよ、以前に来た時はパスしたもんでさ、どんな姿か見てみたい。
へぇぇ、こんな姿かい、滝つぼから見える頭のところだね。上から斜めに落ちてきて、石にぶつかって跳ね上がって落ちて行っている。
滝頭はけっこう危ないところが多いもんだが、ここは余裕を持って観察できるね。いやいや、これ以上寄らなくても満足満足。
滝を越えると、急傾斜から解放されるね。ゆったりとした谷の流れが続いている。
ガードレールが見えるよ。道がある。建物がある、あ、トイレなの。広い駐車場があるのね。
下に駐車せずとも、ここまで車で登ることはできるよ。でも、歩かなきゃ味が判らないものね。
中竜頭のアズマヤここが最後の水場なのか。熊に注意の看板が出ているね。
この山は独立峰で、周囲が道に囲まれている。ひとくさい山だから熊が出るとは思えないのだがなぁ。出たから看板があるんだろうねぇ。
ここからは雪が残っているよ。サク、グシャ、サク、グシャ、雪にちからがないね。踏み込むとずぼずぼ抜けてしまう。
ここでこんな状態なら、県境の山に行ったらまだまだたっぷりと雪が残っていることだろうね。
何度もジグザグに切り返し折り返しながら登って行くのね。駐車場で絵地図を眺めて、ジグザグの数が多いと思っていたがその通りだった。
中竜頭から竜頭山を仰ぐ山腹を切り上がって行くのもおしまいね、稜線に出たよぅ。岩場だ、そこから麓が見える、はず、ザンネン、霧に包まれてぼんやりとしか見えない。
アズマヤがあるよ、そこが前頭葉、間違えた、前竜頭。ベンチがあるからちょっと休憩ね。
尾根はいっぺん引き締まって、丸太階段が続くのね。そこを登ればまたアズマヤか、そこが中竜頭という名前なのね。いや、もう中頭葉というボケは言わない。
ここから先を見てみ、頂上がそびえたって見えるだろ。   うひゃぁ、あの傾斜を登るのぉ
やだねったらやだね。箱根ぇ八里ぃのぉ半次郎ぉぉぉ。
竜頭山頂上手前はの字の頭韻を踏んだのがヒットの原因らしいよ。こりゃいけるってんで、大井追っかけ音次郎、おの字の頭韻を踏んでみたんだとさ。
で、ヒットしたの? どうだったんだろ、そこそこ売れたんじゃないのかな。
みかけはものすごく続く階段のように見えるが、そうでもなかった、楽にすいすいと踏んで上がれたよ。
ここが竜頭山の頂上なの?うわぁ、すごい。丸いボールのてっぺんにいるみたいね。周囲全部が見渡せる。台座があって、周囲の山名を刻んであるが、水蒸気が多くてはっきりしないわね。もっと快晴の日に来たかったなぁ。
誰か来た、こんにちはぁ。食事なさるならベンチの反対側が空いていますよ。
竜頭山頂上いや、わしらぁ弁当を持って来とらんのよ。麓へ降りて、豊平名物の蕎麦を食べるのが楽しみでの。ほいじゃぁの。
へぇ、ここは蕎麦が名物なの。
そう、高橋名人がここにいる、高橋名人とは、東京で蕎麦の名店を繁盛させ、蕎麦の産地の山梨県に移り、今は、ここに住まいしているという、伝説の大名人なんだそうな。
でも、あんたは蕎麦は好きではないものね、うどん派のほうだもんね。
さっきのひとたち、反対側に降りて行ったね。われわれもそっちへ行くの。
どんぐり村から竜頭山いや、あっちへの道はそんなに面白くない。山腹をたどる単純な道だし、抜ければまた別荘地なんだよ。そこから元のところへ戻るのに、舗装路を延々と歩かなきゃならない。
前は、自転車を反対側にデポしておいたが、今日はそんな用意をしていないものね。
それじゃぁ来た道を引き返しましょうか。
道の駅どんぐり村まで帰って、花の苗など買おうかね。
ほら、これがどんぐり村からの竜頭山の全景だよ。朝は霧に包まれて見えなかったが、こんな風に見えるんだよ。

OS,プラウザの種類、ヴァージョンによっては、JavaScriptErrorと宣告され、表示されない場合があります。
その時は下の文字、数字をクリックしてみてください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9





詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる

 囲炉裏へリンク