2002年3月16日
まささん、ますたあどさん、堀江百太郎さん、春風さん、村井さん、どんかっちょ!さん、TENさん、milionさん、廣さん、もっちーさん、サミーさん、しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:南京都

南山城のさんじょう山

 

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木津川土手から三上山を駅からすぐのハイキング、3月版
大和路快速終点の加茂駅、やぁ、みんな集合しましたね。地域的配慮で今回は三上山にしました。みかみやまじゃないよ、この山はさんじょう山と読むんだよ。
駅前の眠った商店街を通り抜けると、木津川の堤防、川向こうの山の中に寺が見えるでしょ、あれが海住山寺、その後ろの山が三上山なんだね。
あれはモモ、ちゃうちゃう、ウメ、こっちがモモ、もうサクラが咲きそうだよ、今年は花が早いねぇ。
恭仁宮跡恭仁大橋を渡って、おや、橋の下で釣りをしている、大きな鯉の群が回遊している、あれを釣るつもりなんだな。橋を渡って最初の交差点、ちょっとここで寄り道をするよ。
平城京と平安京の間にいくつかの遷都があるんですよ。恭仁宮(くにのみや)、わずか3年の都だけど、ここに都があったんだよ。田んぼの中に、ほら、ここ。
山城国分寺跡、礎石が並んでいるなぁ。大極殿跡はその向こうなのか。あの木造の小学校も旧跡? 失礼、現役の学校かい、今どき木造とは懐かしいなぁ。
海住山寺五重塔海住山寺へこのまま田んぼの道を行こうか。曲がり角の要所要所に案内標識があるからそれに従おうか。
茶畑があるねぇ、へぇ、この茶を宇治に出荷して宇治茶ブランドにするのかい、ま、ここも京都だからね。
宇治近隣産だけやないよ、大和茶もなかなか、宇治へ運んで産地を変えまっせ。
地元業界通の村井さんの言葉だ、そんなことはよくあることなんだろうね。
寺への車道になったね、傾斜がきつぅい、車のほうも大変だね、アクセルいっぱいに踏み込まなきゃ登れんね。こんなにひとが邪魔すると、スピードを緩めにゃならんのであせることだろうね。
山門を越えた、え、車道を離れて旧参詣道を行くの、地面が柔らかくなってこりゃあええ。
本堂右を山道へ五重の塔が見えたよ、境内だ。正面から入らずに横合いから入ることになったね。
これから先の山道は? 本堂の右の道かい。うわ、大きなヤマモモの樹がある。何百年の樹なんだろうね。
本堂裏の見晴らしはどう、駅から恭仁宮跡、ずぅっと見渡せるね。
今、11時半、12時半には、どこにいようとそこで昼食にするよ。頂上までは無理だろうな。
よっしゃ、行こ、行こ。山腹は水平な道なんだねぇ。もうツツジが咲いているよ。
稜線に出たが、道は下を指しているみたいやぜ、どんどん降りて行くよ。向かいに林道が見える、川を渡るでぇ。
鳴子川を渡渉鳴子川なんだな、ここからは林道を上って行くんやね。上にガードレールが見える、この林道が折り返して行くんだろう。
林道の曲がり角、冒険の道と案内がある、尾根をショートカットで登るんやな、12時半の制限があるからこっちにしようか。
ぐんぐんと登って行く急坂だな。おや、しぇるぱぁに、どうした。
気分が悪い、目がぐるぐると廻っている。
そりゃいかんな、ゆっくり登ればええよ、みんなは先に行ってもらえばええさ。ザックは背負ってやるからぼちぼち行こう。
冒険の道の入り口やぁ、待ってくれたの? 血圧が高い体質なんでね、山で気分が悪くなるのは始めてのことなんだがね。
そりゃいけませんね、熱中症かもしれませんよ、胸のボタンを外して風を入れればいいですよ。
ここは風が通りやすい、ここに座って、どう、氷砂糖舐めますか。
ありがとう、だいぶ気分がよくなった、もう大丈夫です。
なら行きますか。ほら、もう頂上みたいでっせ、空が切れて見えてきた。
違った、林道に出た、道を横切ってさらに山に入るみたいね。
いままでが冒険の道、その1だったんやね、その2が始まったというわけや、その3、その4がなきゃええけどね。
三上山頂上やっぱりそうやで、林道を横切ると、その3がちゃんとあったよ、でも、もう横歩きだから頂上は近いみたいね。
展望台だよぅ、頂上やぁ。
12時45分、アクシデントのブレーキがあったが、順調に登って来れたね。さぁ、食事にしよう。
春霞みでぼんやりとしているがね、加茂の方向はあっちだよ、駅、橋、宮跡。先週まささんの登った鷲峰山はあっち、杉の尖り具合でそれと解る。今から降りる棚倉はこっちの方向。
顔色は元に戻ったね。さっきは青白い顔をしていた、正直にそのまま言うと、気持ちが崩れるから黙っていたんだよ。
林道出会いもう、大丈夫、風に当たって食事したら直ったよ、下りでは自分でザックを担ぐからね、中身が減って軽くなったことだしね。
さぁ降りようか、かいがけの道を降りるとするよ。さっき頂上にいたグループのひとに聞いたが、おおむね尾根を行く道なんだってさ。
かいがけ、とはどういう意味? 峡懸け? ははぁ、はぁんはん。
さっきの冒険の道から90度北に振った道を降りていく、すぐに林道に出たが、長寿の道と案内があるよ、こっちかな、そうかそうか、かいがけの道を行くんだったな、そっちに標識があったのかい。
長い尾根やな、谷底の林道と平行して行くんやね。歩きやすい道で助かるよ。おぉい、林道に出たぞぉ。
棚倉駅前の涌出宮これからどう行こう、そうか、とにかく下を目指すのか、了解。
道の両側は竹林になってきたぞ、タケノコの産地なんだろうな、え、竹細工、生駒高山の茶筅の材料、なるほど、地元情報もうなずける。
かなりの距離、ずぅっと竹林だったぜ、比較ができるね、手入れのええ竹林、どうでもええ竹林、やっと里に出たよ。
棚倉の駅はどう行けばいいのでしょうか、あの森、あの神社の森の向こうが駅なんですか、どうもありがとう。
この神社は何と言う神社なんだろ、涌出宮というんだとさ、ほんまや、神社の前が棚倉駅や。無人駅なんだ。
長い道だったね、12.4キロ、ざっと6時間の行程だった、お疲れさまでした。
一緒に行ったmilionさんのページ、筍が食べたいねぇ、三上山

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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