2001年11月10日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:丹波

千丈寺山でGPSのお勉強

 

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乙原口バス停から千丈寺山を西国巡礼も花山院までたどりついたな。寺務所前の境内から展望が広がるなぁ。
ほら、見てみ、あれが有馬富士、地元のひとからこよなく愛されている山なんだよ。
で、これから向かう山は有馬富士じゃないんだよ。北へもすこし、千丈寺山へ行くとしよう。
さぁ着いたよ、乙原口バス停、ここの道のふくらみに駐車しとこうかね。
どれが千丈寺山、目の前の高みがそうなのか。
あかふじ米の看板が目印集落へ入って行くのね、どこから山へ取り付くの。あかふじ米の看板のところ、あぁ、千丈寺山と案内板がある。
指差し案内の通りに行くのね。竹棹で道が通せんぼになっているよ。
イノシシ避けの柵なんだよ。またいで通ろう。
山すその道は四辻、山頂へは真ん中の道だよ。一見、ヤブに見えるがこの先は道が広がってくるよ。
さっきからGPSがピーピーピーとうるさい。人工衛星を見失って、また発見して黙ったんだろうと思っていたが、どうも違うぞ。
稜線は狭い岩場GPSの画面を見ると、PA0001 PA0002とぎっしりと連続数字が浮かびあがっている、昨夜、伊能さんに教えてもらって、予定コースのポイントをパソコンからGPSに転送しといたものだ。
なるほど、ポイントを通過するたびに、ピーピーピーと合図を送ってくるのか。
よめさん、ずんずん先を行く。
さっき、もめたんですよ。
この岩場が山頂ストックは2本もいらないよ、邪魔になる、1本で充分や。
急な坂やで、2本持って行きな、前に行ってる経験を尊重せぇよ、山をなめてはいけないよ。
むすっ、邪魔なのに。
ほら、道は涸れ谷の真ん中を行くようになる。ここから道は急になってくる、足元がゆるんでいるのでダブルストックのほうが安心やろ。
てなことを口に出して指摘すると、火に油だね、もめごとの再燃はかなわないから、ここは黙っていることにしよう。
三角点から山頂をやっと谷沿いのガレ地を抜けたな、このへんから林の中の道、やっぱり棒登りに変わりはないがね。
祠があるね。
山の神なんだよ、この先の稜線にもっと立派な祠があるよ。
稜線に出た、広場になっているのね、祠の前に火床があるのね。
ここで護摩を焚くんだろうな、麓から見通せるように伐採してあるやろ、いつ頃焚くのか、それは知らないなぁ。
たわみから逆さ落としに下りる稜線に出ると風が強いのねぇ。吹き飛ばされそう。薄い稜線やねぇ、両方が切れ落ちてカミソリみたいな山なのね。
岩場をまたいで、次の岩場が頂上なのね。ここなのか、岩場の向こう側に三角点があるのね。
下りるときは大変だよ。急斜面で突っ転ばないようにな。足元が固まっていないからずるずる滑るからね。

さて、GPSの結果
どうもトラックログが取れていない。予定のポイントを通過したかどうかだけをチェックしただけ、という結果に終わっている。
したがって、今回は軌跡を取ることに失敗、とりあえずは、ページには予定コースを掲げておくだけ、ということにとどめておきます。
予定と結果、どう両者をマッチさせるか、今後の課題ですね。宿題ばっかりだなぁ。

参考 静かでキツイ千丈寺山

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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