2008年11月1日
お山歩くらぶ:モグトレさん、呉春さん、研さん、ととろさん、鴨さん、みーとさん、ほーちゃん、しぇるぱ
山域:広島県安芸太田町

黄葉の展望台、深入山2

 

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深入山南登山口今日はお山歩くらぶの山歩きです。
お山歩くらぶとは、鴨さん、みーとさんの主宰するメーリングリストで、その時々の寄り合いで山で遊ぼう、そんなグループです。
今日は深入山、関西勢が新幹線で来るので、山麓で待ち合わせる、という段取りです。
高速道路のETC割引で通勤割引を受けるから、集合時間にはちょっと早過ぎるが、それは承知で早出したんですよ。
南登山口の駐車場、東の登山口じゃありませんね、と念を押して、ここで待つのだ。
前々から、「西中国山地国定公園周辺トレッキングマップ」この地図が欲しかったんですよ。
南駐車場の売店に置いてある、とネットで見て、メモメモ、必ず買いに行こうと決めておいたもんだが、さぁ、どうだろ、あるかしら。
ウィンドウズの風景あった、ケースのガラスの上だが、目立たないところに置いてある、500円なのか、くださいな。
安芸太田町企画制作、こういうものはある時に買っておかないと、品切れで、しまった、買っときゃよかった、悔やむことがあるからね。
地図を眺めて、持ってきた本を読んで、読むにも飽きたら、ちょっとうたた寝。
コツコツ、窓をたたく音で目が覚めた。おや、みーとさんたち、到着したんだね。
ほどなく、全員集合、それじゃぁ出発しましょうか。
真正面の直登道から登りはじめるんだね。
しょっぱなから、これは何の花?花が終わって実ってるこれは何だろ?えぇとね、ハナガラの具合が判らんなぁ。
登山路の合流点ハナガラ、花殻の字を当て嵌めるのかなぁ。実があっても、実が落ちても、種類区別の見極め方があるのだそうな。
寄ってたかって植物しらべをしている。花でも樹でも、タダモノではない面々が揃っているからすごいよ。熱が違う。
わたし?花は見るけどミテルダケェ、名前を聞いても耳に残らないほうなんですよ。
この山は昔は放牧の山でね、昔から春に火入れして枯れ草を焼いているの。雲月山もそうだし、カルスト台地の秋吉台もそう。
奈良の若草山も山焼きしてるよね。
幹が焦げてるでしょ、コナラ、アベマキ、クリ、大きくなれば焼け残るが、木の苗は育つ前に焼けてしまうの。
深入山頂上三歳児の歩みに合わせるからペースはゆっくり、こけたところで歩く意欲を失って、背負子で背負ってもらうのだね。
傾斜はきついし、大勢が歩いているから地面はツルツルテカテカだし、背負うおとうちゃんは大変だよ。
山のこぶがふたつ並んで、ほらぁ、見て見て、ウィンドウズのトップ画面みたい。
おぅう、ほんまやね。
南登山口からのコースと東登山口のコースが合流したよ。
コースは合流したが、パーティは分裂、植物派がススキの原っぱに潜り込んでなにやら探してる
彼らが追いついたところで、何を見つけたの?ムラサキセンブリ。
アズマヤ前の分岐センブリとはまた懐かしい。ゲンノショウコとかセンブリとか、やかんで煎じて苦い薬湯を飲んだことがあるよなぁ。
ご幼少の頃に飲んだ覚えがあるとは、同年輩だね、センブリ記憶派、センブリ未体験派、世代の線引きがセンブリで出来そうだね。
標識では頂上まであと300メートルだとさ。
平らな石があって、ここまで200メートルは来たかな。この岩が麓の駐車場から見えていた岩なんだろうね。
さぁ、頂上だよ、頂上は窪んでいて、石で埋め立てられている。
そう言えば、麓に看板があったな、頂上が流失しているので石を運んで埋めましょう、と呼びかけがあったよなぁ。
すぐ北の山が臥龍山、その隣りが掛頭山、掛頭山は頂上にスキーのリフト鉄塔が刺さっているから確定できる。
岩盤展望台はるか向こうの霞んだ山はなぁに?うぅむ、三瓶山か大江高山か、なんだろね、要するに、県境を越えた島根県の山よね。
出雲の国境の大万木山は見えるかしら。
むこうに谷の狭間が見えるでしょ、土師ダムの上流の可愛川の谷よね。その向こうの山は重なり合ってどれがどれやら、おおむねあっち、と指差せても、山の同定は難しいよね。
振り向けば、スキー場のゲレンデが目印の山が恐羅漢山、みなさんは明日あの山に登るんでしょ、わたしは別の用があるので不参加だけどね。
さて、降りていこうか。
次の岩盤展望台ススキの真ん中を歩いて、振り向けば深入山の丸い山頂が見えていて、のんびりとした風景よねぇ。
降りて行くと、アズマヤがあって、その前で道はふたつに、どっちを行ってもええが、ツツジ探勝路のほうを行こうか。
大きな岩盤が地面とすれすれで、展望台になっている。
見上げると深入山の頂上、あそこで昼食を食べたんだよ
アズマヤで分かれた道と合流して、次の岩盤の展望台、ここも地面とすれすれで、岩盤の足許は崖になっている。
西登山口との分岐前にお山歩くらぶで高山・聖山に登ったことがあるのだそうな。
あれが高山、違う、聖山を基準にすると、あれは高山じゃない。いやいや、この位置から見るとね、ああだ、こうだ(中略)延々と続いております。
わたしは高山も聖山も登ったことがない、論争には参加できず、麓の黄葉を眺めているのだよ。
分岐に出てきて、西登山口と南登山口の分岐、ここはススキの原のほうへ歩いて行く。見上げれば頂上
いかにも牧場跡という雰囲気で、森と草原の境界を歩いているが、このあたりから森林の中へ道は続いているのだね。
コナラかクヌギか、下生えは笹原で、整然とした風景で、どこまでも見通せて、純林だなぁ。これでも自然林なんだよ。
南登山口へ降りてきたぐるぐると折り返し切り返しながら降りて行って、森林が終われば、もう駐車場はすぐなんだね。
今日はGPSの電波の受信が一度も途切れることがなかった。草原の中、樹木の葉っぱが疎らだったおかげなんだよね。
今までは、どこかで人工衛星をロストして電波を失うことが何度もあった、それに比べると、今日はシャワーのように降り注ぐ電波ハイウェイを歩いたちゅうわけだ。
さぁ、帰ってきました。どうもお疲れ様でした。

参考 黄葉の展望台、深入山 2004年11月4日

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます


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