2004年6月10日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:広島市近郊

可部根之谷から白木山

 

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舗装路から林道への分岐今、家の新築をしているんですよ。完成しました。いよいよ引渡し、それから引越しとなるわけですがね。
なんやかやとバタバタして、どうにか片付いた、しばらくは、他に手が付かなかったな。どこか山に行こうよ。気ぜわしさを静めようじゃないか。
毎度お馴染み、白木山にしようか、南からは行っているから、今度は北から登ることにしようか。
北の道は国道54号線を行くとね、上根峠はトンネルで迂回していくよね。その昔、わたしの青春時代、今のバイパストンネルなど無くてさ、峠をうねうねとたどるしか他に道が無かったんだよ。
今日はその旧国道を進んで行くんだよ。上根峠の下が根之谷、そこに白木町に誘導する交通標識がある、そっちへ進んで行くんだよ。
林道は砂利道狭い谷底の道ね、どっちの崖も砕石場なのね。ダンプ街道じゃないの。
ほぼ、砕石場エリアを過ぎたころなんだが、ここで道が別れている、どっちの道を行くべきだろうか。
交通標識は白木町方面と桧山集落、聖ガ滝方面の2方向、こっちへ進んでみるか、間違いなら引き返せばええさ。
道は綺麗に舗装されているけど、狭い道ねぇ、ガードレールはあるけど谷底が深いじゃないの。対向車が来なきゃええけどね。
へぇぇ、こんな山奥に集落があるぜ。桧山の集落だ。ここも広島市内安佐北区とは驚くよねぇ。交通標識にあった聖ガ滝はこの集落の下だそうだが、今日は行かない、パスするよ。
林道から山道へ畑仕事しているひとがいる、すみませぇん、白木山へ行くには、ここからどう行けばええんでしょうか。
ここから左へ左へと行きんさい。すると、向こうの山の切れ目、峠のところに右へ行く道がありますよ。その道は地道じゃけぇね。
そこに標識はあるんですね。どうもありがとう。
山沿いに山腹を登って、なるほど、峠だよ。あった、あった、標識がある、広い地道がある、ここから入るんだ。
この林道に車で入って行こうか、どうしようか。車がパンクするのが怖いから、歩いて行こうよ。
山道は歩きやすい道歩くと決めたんだから文句は言わないけどね、この林道はタイヤの跡がいっぱいあって、だぁれも車で入ってるみたいね。林道は開けてるから、陽の照りがきついわね。 (まぁまぁ、どうぞお気持ちをお平らに)
道を曲がるたびに、谷向こうの道の先が見えてくるね。林道の先は、相当切り上がっているよ。
鉄塔が見える、あの鉄塔は白木山の頂上の鉄塔よね。 (かもしれないね)
ここで山道の標識が出たよ。ここからはやっと、木立の繁みの下を歩けるね。
ほっほぅ、藪を覚悟していたが、ええ道じゃないか。広くて、草も茂っていない、昔ながらの仕事道だよ。
尾根へ出た下には平行して林道が続いているのね、林道が通ると昔道は荒廃するもんだが、ここでは立派に現役の道なのねぇ。
道は登ってはいるんだよ、極めてゆるゆると登っているんで、ほとんど水平に歩いているような気がするな。
木立の隙間から鉄塔がちょろりと見えるのね。この様子では頂上までそんなに時間はかからないよね。
看板があるよ、水害により下への通行だめ、左へ進行して下さい、と書いてある。枝を積み重ねて注意を喚起しているよ。そういえば、山道の入り口からここまでテープ標識の類いは全然無かったなぁ。ここが始めてだ。
トラロープの斜面ここから突然に登り道なんだね、序、破、急、のテンポがあるとして、序からいきなり急へとテンポアップしているぞ。
尾根まで登ってきたよ。尾根道の片方は枝で塞いである、登り方向へと道は続いているのね。
こっちはさらに一段と傾斜が増してきたね。トラロープが張ってある。地面が濡れていて滑って困るな。さらにもう一箇所、トラロープが張ってあるよ。滑る地面を、踏ん張ってぇ、踏ん張ってぇ、えんやこらぁ、よいとこらぁ。
珍しいことに標識があるよ、なんと書いてあるのかね。
北から登った白木山押手山、トラロープと90度違う方向で押手山に行くそうな。
はっはぁん、押手山はそっちの方向だったのか、桧山の集落で、質問の仕方を間違えたな。白木山は?と聞くよりも、押手山は?と聞くべきだったな。
押手山経由で白木山に登る予定だったんですよ、予定より違うコースで登ってしまったぞ。ま、ええわい、こんなこともあるさ。
あせびの林が現れると頂上は直ぐだといつも思うよ。ほら、頂上だぁ、あせびのトンネルの向こうに白木山頂上の祠が見える。
白木山頂上そうよね、思い出した。頂上の風景はこんなもんだった。
そうか、途中で見えた鉄塔はこれだったのかい。なるほどね、今にして理解できる、鉄塔が見えた地点とこことの距離と時間が判るというもんだ。
水蒸気が多くて、今日は見晴らしが今ひとつだな。梅雨の晴れ間だもの、多くを望んでもそれは無理というものか。
南に山陽自動車道が見える。反対を見ると、可部の市街がよく見える、南原ダムが見えて可部冠山があれだよ。
白木山から可部市街を頂上での会話を聞いていると、互いにお馴染みのひとたちなんだね。毎日登山なのか、それに近いような雰囲気だな。
南の白木山駅から登れば標高60メートル台から頂上889メートルまでしっかり登らなきゃならないさ、今日は、峠の527メートルから、ほとんど車で登った残りを登るだけだもの、余裕綽々で登れたわけだよ。
さ、来た道を帰ろうか。登るときは水平の道のような気がしたが、これでなかなか、けっこう下っている道なんだね。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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