2018年_2月17日
しぇるぱ単独
山域:広島県尾道市

尾道市因島の白滝山、龍王山

 

前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる


 囲炉裏へリンク

 

クリックするとポップアップが飛び出しますが
Microsoft Edge の読者は、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox の読者は何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

もうちょっと瀬戸内海の山に登りたいな。先日、因島を自転車で走って、サイクリングロードの案内に白滝山と標示がありました。その山には登ったことがない。行ってみようか。
白滝山に登るには、重井港が一番近い。尾道から高速船に乗ると、重井東港に到着、三原からは高速船・フェリーが出ていて重井西港に到着する。重井港には東西二つの港があるのですよ。
三原から乗ることにする。高速船・フェリー、2系列あるから、尾道よりも時間の自由が利く。
朝早く家を出たので、7時38分発の高速船に乗れた。7時57分に重井着。めちゃめちゃ早いでしょ。船が速いのではなく、行動の開始が早いでしょ。
自転車で因島を走った時、白滝山を反時計回りに2時の方向から6時の方向まで巡ったので、だいたいの位置は把握している。
重井東港から海に沿って進む。岬の尾根を越えて、重井川に向かって行く。東西橋という名の橋がある。交差点名が東西橋南詰、北がないのが残念だね。あれば、東西南北全部揃うのにね。
重井川に沿って進む。どこで川から離れようか。とりあえず、昭和橋のところで曲がってみた。
あとで看板をみかけて、それによると、東西橋の上流には、明治橋、大正橋、昭和橋と順番に並ぶんだよ。その次は平成橋でないのだよ、文化橋。まだ昭和の時代での着工だったからね。
街道に出て、進んで行くうち、白滝山への道標がある。登山道の看板がある
ここはフラワーセンターの角なんですよ。フラワーセンターの先に山に登る自動車道路がある。フラワーセンターの手前の道が登山道なんだね。そっちを歩こう。
フラワーセンターに沿って歩いて、百華園に突き当たってここは右折、次の辻を左折、ペンション白滝山荘の前を通って、あちこちに駐車場があって、最後の駐車場に到着。
ここからは車の人も歩きになる。石仏が出迎えるようになって、仁王門がある。仁王の阿像吽像も石像なんですよ。
途中で、参道と遊歩道と分れているが、まずは参道を登ってみようか。
古い石仏に混じって、新しい石仏も据えられている。どれも運べる程度の重さの石仏だね。巨大石仏の新しいものは見かけないね。
頂上に建物が見えている。あそこまで材木を運ぶのは大変だったと思うよ。
表参道、裏参道の区別があるが、登りは表参道を行こうかね。
登りついたところに観音堂がある。これはずっと昔々からある遺構なのだそうな。
この先に釈迦三尊の巨大石仏がある。江戸時代に新興宗教でここに仏教神道道教いろいろを混ぜ込んだ宗教を打ち立てたのだそうな。混沌としていて統一感がないよね。
釈迦三尊の背後に展望台がある。ま、見るだけは見てみようよ。
北東に因島大橋が見えている
龍王山が見えている。目を移すと龍王山の麓に重井西の港が見えている
三角点があるが、案内がない。たいてい三角点には白い杭があるもんだが、三角点の標石だけ、チップが埋め込んであるから、これは三角点だとわかる。
帰ろうか。五百羅漢の行列が続いている
裏参道から帰ろうか。敷石が新しい。これは江戸時代のものではないね。現在でも信仰が続いているようだね。
参道ではない遊歩道で降りることにする。因島八十八ヶ所の八十五番札所八栗寺がある。その下に巨石を潜る道がある。こういうのは地震が怖いよね。
さて、降りてきました。
街道を歩いて、文化橋を渡る。サイクリングロードで、外周コースと島の中央コースの分岐点なんですよ。
橋を渡って、三笠堂という茶色の建物に注目、ここから街道を離れて路地に入って行くのですよ。
路地を進むと、勉強堂という和菓子の店がある。そこで路地が分岐している。左に進むのだよ。
勉強堂の前の植え込みに権現山登山口→と案内が出ている
路地を抜け出して、みかん畑との分岐に差し掛かる。ここにも権現山登山口と案内が出ている
畑に沿う細い道なんですよ。この道だろうか、疑わしい。舗装路をもうちょっと先に行ってみよう。
谷の出口で植木の手入れをしている人がいる。聞いてみると、昔はここから道があった、今はもう塞がっている、下の案内に従って、畑の小道を行きんさい、ということだった。
なるほど、案内看板の脇に竹の杖がたくさん置いてある。これを使うようにという親切なんだね。
みかん畑を抜けて山の尾根に乗る。山の斜面を登るのだが、ジグザグに折り返して登る道で、いやぁ、きついぞ。
ここでも何体もの石仏が出迎えしてくれる。
今登っている山は遠見山と看板にあった。遠見山の高みに巨石がある。ここに注連縄を張って石仏・祠を安置してある。
巨石の傍には竹ぼうきがあって、下からここまで、これから先も、道を掃き清めてある。道にはステップが切ってあり、雨の流路まで手当てしてある。信仰の道なんだろうね。
遠見山というより、遠見尾根と言った方が適格なのだが、そこは地元の呼び名に従おうね。
尾根から龍王山の山腹に取り付いた。
頂上近くに石段が整備されて、巨石が信仰の対象になっている。
巨石の背後に回って、もう一段登ると、石鎚神社と彫った巨石があって、その前に一対の八大龍王の祠がある。
遠見山から龍王山までの登山路を整備清掃していたのは石鎚信仰の信者なのだね。
ここでは権現山との呼び名になっている。国土地理院の山名でも、龍王山(権現山)とある。どちらも正しい名前なのだよ。
山頂からは、南に生口橋が見えている。北西を見ると、重井港から視線を伸ばすと三原の市街が見えている。北東を見ると、白滝山と因島大橋が見えている
さて、降りるか。
路地まで降りて、勉強堂からそのまま左折して進む。重井小学校、重井公民館の前を通って、路地歩きは自由です。こっちだろうと思う方へ歩けばよろしい。
路地から街道に抜け出して、三原行の看板が見えて、矢印の方向へ進むと、重井港。
次の船は高速船よりフェリーの方が先に来る。そのフェリーに乗って、三原港まで戻って来ました。
参考 因島で登った山
2009年8月2日 因島の奥山、別名観音山
東西橋交差点へ 白滝山への分岐 仁王門 観音堂
釈迦三尊 白滝山展望台前 文化橋 三笠堂が目印
勉強堂が目印 龍王山への登山口 遠見山 龍王山

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください